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ハロン湾 2日目 [1]  *** 4月30日(金) ***                [ ハノイ ]

モーニングコール:AM6:30
気温は36℃! とても暑い日差しの中、ハロン湾のクルーズを楽しみました♪


バッチャン村 》 ハロン湾 》 水上人形劇
ホテル前 朝、出発まで時間がありましたので、母と私は部屋から見える湖まで散歩をすることにしました。きっと、正面玄関からホテル沿いに曲がって裏の方へ進めば着くのではないかと思って。

ホテルから出ますと、まだ人通りは少なかったのですが、それでもタクシーに乗らないかと声をかけられたり、人が寄ってきたので、私たち親子は弱気モードになっていました。そして、ホテルに沿って曲がってみますと…

道一列はタクシーでびっしり!!!

今か今かと、観光客を待ち構えている運転手さんの目はギラギラと光っていました。

こ…怖っっっ!!!>この光景を写真に撮ることも出来なかった私。

―― はい、ここで朝の散歩は終了(笑い)
約2分間でホテルへと引き返したのでした。 友達と一緒でしたら、この通りを何とか通り過ぎることも出来たと思いますが、母とでは自信が無くて(何の?)…ははは。

写真は撮らなかったのですが、ここは昼夜、本当に多くのバイクが走っています。(昔の中国の自転車のイメージをそのままバイクにしたような感じ。)そして道路は『バイク優先』です。歩行者は轢かれないように気をつけなければいけません。

また、3人乗りまで法律で認められているそうなのですが、3人、4人は当たり前。
5人乗っている人たちもいるのですよね(笑い)大人の4人乗りは見ていてすごいものがあります…どうやれば2人乗りのバイクに4人も乗れるのでしょう。5人乗っている場合は、大人2人・子供3人の組み合わせが多かったです。街中、バイクのクラクションが壮絶でしたよ。

日焼け対策 バスの中から沢山のバイクを眺めていると、ベトナムの人の日焼け対策の気合の入れ方に頭が下がります。

泥棒かよ…!!>月光仮面かよ!でも可。

って言いたくなる位で、日本でもこの姿が認められれば私もしたい格好です。 帽子にサングラス、それ以外は顔を全部布で覆っています。そして、腕までの長い手袋。完璧です。ほとんど肌は見せません。(これらのグッズは道端で売っています)
排気ガス対策で、マスクをしている人も多いです。7割位(ではないかと)の人がしていました。
そのマスクが日本の花粉症対策用マスクみたいに、普通のマスクとは形が違うから面白い(笑い)そして、なぜか派手な(趣味の悪い?)絵柄が入っているのです。格好良いビジネスマン風の男の人が、ピンクの花柄とか。赤と青がきついアメリカ国旗とか。シンプルなものもあるようなのですが、こういった派手なものを見につけている人が多かったです。
赤ちゃんもマスクするのですよ! 可愛かったです。それ以前に赤ちゃんをバイクに乗せるな! って話ですね。でも、沢山の人が赤ちゃんを乗せていました(お腹に抱える感じで)。
■ バッチャン村

地図 陶器の村…バッチャン。

『 婆っちゃん村 』 でなく、『 Bat Trang 村 』

だったのですね(汗)>通りでおかしいと思った…

村の入口に看板があり、右に曲がるとそこはもう、陶器の村。出荷用の陶器を山のように積んだ荷車(?)の姿が何台も目に入ります。
大型観光バスがやっと一台通れるような、決して広くはない道の左右には、陶器のお店が立ち並びます。
一度入ったら、何か1つは買わないと出て来れないような、こじんまりとした店ばかりです。

私のベトナムでのお目当ては、このバッチャン焼きを買うことでした(笑い)日本でもダイソーなどで100円で売られていますが、可愛い…ですよね。模様や形や存在感が。今回のツアーはベトナムもコースに入っていると知った時から欲しかったのです。バスを降りる時は、本場のバッチャン焼きに出会えるということで、ドキドキ・ワクワクしていました。

立ち並んでいる内の1つのお店に入り、3階の作業場でバッチャン焼きが出来るまでの説明を聞き、その後、2・1階のお店でお買い物です(笑い)…正しく、ツアーですよね。

初っ端から『買わせる』お店に立ち寄るところが!>ははは…私には有難かったのですが。

■ バッチャン焼きが出来るまで ■
赤河の土を型に流します
▲ ホン川(紅河)の土を型に流し、固めます
彩色をします
▲ 彩色をします(実に手際が良いのです)
彩色された陶器たち
思わず、1つ欲しくなってしまいました(笑い)可愛い!
釉薬を塗ります
▲ 釉薬(うわぐすり)を塗ります

焼きます(その後は見せてもらえませんでした)
▲ 窯で焼きます

お店自体がこじんまりとしていますので、作業場も同じくこじんまりとしていました。とても大量生産は出来なさそうです。
見学した時に働いていたのは、型に土を流す人が2人、彩色をする人が3人、釉薬を塗る人が2人、窯まで陶器を持っていく人が2人…といった感じ。若い男の子と女の子たちが活き活きとした姿で頑張っています。作業場はエネルギーで満ち溢れていますので、『働く』ということを改めて考えさせられました(そう考えるのは年なのかしら、汗)もしかしたら本人たちは毎日の単純作業で苦痛を感じているかもしれませんが、『モノ』を生産するって私にとっては魅力的でした。生産するだけでは終わらないのが現実ですが…
普通のバッチャン焼きは低温の練炭(れんたん)で焼いているので、安く買えるが割れやすい、ここのお店の焼き物はガスで焼いているので、値段は高いけれど割れにくい!

ガイドのタンさんは、何度もこう説明をしました。
――要するに、ここのお店は『高い』ってことなのね(笑い)

でもタンさん。本当にここのお店の焼き物が気に入っているようで、知り合いに頼まれたからということで、私たち以上に焼き物を買い込んでいました。>さくらではないと思います…本気でした。

実際は、豪華な置物以外は普通の価格(ネットショッピングより安いということです)だったと思います。このお店の名誉のために、一応、書いておきます。

本などでよく見かける青や赤の他にも緑、紫、黄色、茶色…など様々な色付けがされていて、並んであるもの全部、欲しくなってしまいました(笑い)どれも可愛くて、可愛くて。
バスに乗り込む時、皆の両手は籐の籠(に入れてくれるのです)でふさがっていました。
そして、満足そうな笑顔。

もう、これだから日本人は…!!!>思いっきり、旅行会社の策略(?)にはまっています。

最初からモリモリ買い物をするのもどうかと(しかも割れ物ですし)思ったので自制はしましたが、さすがに自分でもこれはひどいな、と(笑い)。先が思いやられます…
でも、こういった細々とした物を旅先で買ったりするのが好きなのです。許してくださいね。

家へ帰ってきてから気がついたのですが、どれもお気に入りの小物入れ。
なんと、フタと中身がほとんど合いませんでした(笑い)
私も特に確認していなくて。これも良い、旅の思い出ですね。>受け取った人が大迷惑?!
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