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天使のヴァイオリン
川畠成道 KAWABATA NARIMICHI を聴く
【 2004年11月20日(土) in ガウチャー記念礼拝堂/青山学院大学 】
  共演:東京ハルモニア室内オーケストラ 飯 靖子(チェンバロ・パイプオルガン)


第1部
■ パッヘルベル:カノン
■ ヘンデル:オルガン協奏曲変ロ長調 op.4 No6
■ ドヴォルジャーク:ユーモレスク op.101 No.7

第2部
■ ヴィヴァルディ 合奏協奏曲「四季」作品8,1〜4 ヴァイオリン独奏/川畠成道
   「春」 La Primavera
   「夏」 L'Estate
   「秋」 L'autunno
   「冬」 L'Inverno

アンコール
■ 「秋」 第1楽章 Allegro.Ballo e Canto di Villanelli
■ 「夏」 第3楽章 Presto.Tempo impetuoso d'Estate
今回のこのコンサートは、幸運にも友人に誘っていただいて聴きにいったものです!>しかも、前日に!
我慢していたコンサートに急に行くことが出来たからでしょうか、この「四季」の演奏を聴くことによって私は「2005年は川畠さんのコンサートに行こう!」という気持ちを決定的なものにしたのでした。
誘ってくれた友人には大感謝しています。

今回川畠さんが演奏されたのは第2部の「四季」なのですが、第1部の演奏も良かったと思います。
パイプオルガンの音色も楽しみの一つにしていましたので、パイプオルガンはもう少し大きな音で演奏されても良かったのにな…とは思いましたが。(少し小さめに感じました。)

そして休憩をはさんで、第2部の「四季」が始まりました。
私は「四季」の有名部分、「春 第1楽章」しか知らずに聴きに行ってしまいましたが(反省しています)、「四季」がこれ程色々な雰囲気を表現している曲だったとは思っていませんでした。そして、所々でどこかで聞いたような曲になるのですよね。

ひどいことに「春・夏・秋・冬」が各3楽章に分かれているとも知りませんでしたので、自分の中では「夏 第1楽章」が「冬」と思って聴いていた訳で…(汗)そのあとも続いている演奏に???
一体どの季節を演奏しているのかが分からなくなってしまいました。>…はい、ここで呆れないで下さい

途中で後ろの親子がやはり同じような会話をしていたので(子供が親にどこを演奏しているのかを聞いていました)、それでやっと分かったのです(笑)
でも、分からないなりにも曲そのものは大変素晴らしく、川畠さんの演奏されている姿もしっかり目に焼き付けてきました。後日その記憶を思い出しながら改めてCDで「四季」を聴きましたが、本当に素敵な曲ですね!>すごく、好きな曲の一つになってしまいました…
もう一度、この気持ちで川畠さんの「四季」を聴きたいです。

東京ハルモニア室内オーケストラの皆さんに囲まれた中央で川畠さんは演奏されたのですが、川畠さんが一人加わることによっての音の引き締まり、響き、空気…第1部との雰囲気の大きな違いに驚きました。
私の斜め前に座っていた女性の方は、川畠さんの演奏も、きっと「四季」そのものもお好きなようで、かなり曲に入り込んで楽しそうに聴いていらっしゃいました。その姿がとても良くて(音楽との一体化というのでしょうか)、私もこんな感じで聴いていみたいなぁ…とあこがれたりもして(笑)

最後は次の日(11月21日)が川畠さんのお誕生日だということで、皆でHappy Barth Dayの歌と演奏でお祝いを。川畠さんも驚いていらっしゃいましたが、私も驚きました(笑)
誕生日を一緒にお祝いさせていただけて、光栄でした。
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