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■ 5月27日(月) ダルベルト先生のリサイタル@王子ホール
プログラムが何と、
シューベルトの後期3大ソナタ
なのだそうです!!!
ちょっと、この時期のヤンソンスさん&ロイヤルコンセルトヘボウ公演への情熱が全部ダルベルト先生に持っていかれてしまいそうです(爆)
先生のシューベルトが聴けるなら、ウィーンフィルのベートーヴェンだって聴かなくてもいいや! (聴かないというよりもお値段的に聴けないともいう、汗)と前向きに思えそうです。
いやーーー、楽しみです。
すごく、嬉しいです!!! 先生、ありがとう!
■ 5月6日(月) 今日はダルベルト先生
連休も今日で終わってしまうのかと思うと、とても悲しいです。
明日からまた地獄が… 苦手系の仕事をまだ抱えておりまして、憂鬱。早く終わらせたいです。
今朝はFranceMusiqueでダルベルト先生とゲンツさんの3月のリサイタルの放送がありました!
ダルベルト先生のピアノが素晴らしかったので、そしてゲンツさんのお声も素敵でしたので、ぜひお時間のある方はこちらでお聴きください〜(1ヶ月くらい聴けると思います)
私は、ブラームスの4つの小品op.119が特にお気に入りですv
全開な先生のお姿が目に浮かびます。
先生はシューベルトだけでなく、ブラームスも良いですね。
ゲンツさん。以前のLFJで聴いたときよりも、聴きやすいお声になっている気がします。
ゲルハーエルさんよりも好きなお声かもしれないです。(こちらの世界は詳しくないので、何ともいえないのですが。)
≪ Week-end Radio France ≫
enregistre le 23 mars 2013 au Studio Sacha Guitry
Brahms : Lieder opus 32, extraits
Brahms : Ballades opus 10, extraits [ N° 1 re mineur ; N° 2 re majeur ]★
Brahms : Vier ernste Gesange opus 121
Brahms : Vier Klavierstucke opus 119★
Hugo Wolf :
Lieder [ Der Soldat 1 , Der Soldat 2 (Eichendorff)
Die Nacht (Eichendorff)
Der Feuerreiter (Morike)
Lebe wohl (Morike) ;Abschied (Morike)
Brahms :
Lieder opus 106 extrait [Standchen]
49 Deutsche Volkslieder, extrait (In stiller Nacht)
Stephan Genz : Baryton (voix)
Michel Dalberto : Piano★
■ 5月5日(日) LFJ 3日目
いい演奏に出会えると、逆にがっくりきてしまう…(涙)
シューベルトがテーマのときのダルベルト先生に対してもそうでしたが、久しぶりのデュメイさん2連ちゃんだったので、かなりがっくり来ております。。。
>別件で、昼間も昼間で疲れたからなのですが。
で、昨日NHK-FMで放送された5/3のデュメイさんの演奏(詩曲とタイスの瞑想曲)の録音を聴くと、これまた素晴らしくて何度も涙、涙。時間があれば流しております〜vvv
バイオリンは弓と弦の摩擦で音が出るのだと思うのですが、その音が出る瞬間みたいなものが、その放送の1音1音から伝わってきて、きゃ〜っ!!! となります。>バカか、私。
昨日は、デュメイさんの演奏の後にカニサレスさんのギターを聴いてきました。
昨年あたりからお名前をよく目にするようになり、気になっていたお方でした。
デュメイさんの生音の後だったから余計に、なのかもしれませんが、最初 アンプから音を出すのが気に入らなくて、うーーーん、って感じだったのですが、それに慣れてしまうとカニサレスさんの世界にどっぷりとハマりました(笑)
曲自体知りませんので(全部カニサレスさん作曲だったみたいです)、チューニングしているのか曲が始まっているのかも分からない世界。。。
途中からダンサー2人も参加して、ますますスペインな雰囲気に。
パルマと呼ばれる手拍子が、またギターと合って、素敵なのです。一見単なる手拍子だけど、単なる手拍子じゃない、というか。手拍子も1つの楽器なのですね。
こういう世界もあるのか…と、また1つ勉強になりました。
今日はLFJ最後の1公演(今年は4公演聴きました)。
【 324 ホールB7 】
クン=ウー・パイク(ピアノ)
レジス・パスキエ(ヴァイオリン)
プラジャーク弦楽四重奏団
◎ デュロゾワール:聖母マリアへの祈り(ヴァイオリンとピアノのための)
◎ ショーソン:ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏団のためのコンセール ニ長調 op.21
デュロゾワールという聞いたことのない方の曲は、クン=ウー・パイクさんとレジス・パスキエさんのお二人で演奏されました。大人の2人〜 といった感じの、高級感あふれる演奏でした。
ただ、知らない曲でしたので感想も全く無く(汗)
私の目当てはショーソンです!
このショーソンのコンセールは、デュメイさんが2回録音されていて、私も大好きな曲です。
昔、ヴァイオリンがデュメイさん、ピアノがダルベルト先生で日本で演奏され、それがNHK-FMで放送されたらしいのですが(いくつかのブログで読んだことがあります)、その演奏が聴いてみたい!!!
デュメイさんとダルベルト先生だったら、どれだけ素晴らしい仕上がりだったのか…出来れば再演していただけないものかと、いつも思っています。
でも、その夢はかなわないので、演奏者は違いますが今日ののLFJで。
今日も素晴らしい演奏でした。
パスキエさんは1人で立って演奏されたのですが(中心となって、全体をまとめていました)、パスキエさんのリードの仕方が聴いている私たちにも分かりやすいし、またそれが音として現われているので、格好いいのです!
で、要所、要所で盛り上げる、クン=ウー・パイクさんのピアノ!
こちらも格好いい!!!
私の席からはパイクさんのお姿は見えなかったのですが、音だけでも存在感抜群でした。
こんなに素敵な曲なのに、何で演奏される機会が少ないのが不思議です。
どの楽章も聴かせどころがありますし、そもそも聴きやすい曲ですし、またどこかで聴く機会があるといいなぁと思います。
(4月にデュメイさんが関西フィルさんと演奏されたのですけれども。それを言ってしまっては、きりが無いので… 本当、関西の方たちが羨ましいデス。)
来年は、今までのテーマが全部戻ってくるとのこと。
ダルベルト先生、ぜひシューベルトを引っさげて、また有楽町へ来てください!!!
もう一度、19・20・21番を演奏していただきたい。さすらい人のオケ版とリートはいいので。
デュメイさんはベートーヴェンを弾いていただきたいです〜v ベトコン希望!
来年のプログラムが今から楽しみです。
■ 5月4日(土) LFJ 2日目
LFJというよりも、私にとってはデュメイさん2日目(笑)
【 227 ホールB7 】
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
児玉桃(ピアノ)
◎ ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
◎ フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
こう書いてしまうと普通の公演ですが、時間帯は21:15〜22:00。
実際は22:15頃までありました(爆)
デュメイさんに22時にフランクのソナタを弾いてもらうってどういうこと?!
…と、思いながら聴いておりました。
周りの皆様、昼間から色々な演奏を聴いて疲れていたようで、結構寝ておりました。
勿体無い(涙)と思いますが、デュメイさんの高音を聴くと気持ちよくて寝てしまう気持ちも分かるので。私も家で仮眠をとってから、本日の公演に挑みましたから(笑)
先日、ルノー・カプソンさんのドビュッシーを聴いて、その動的な部分に驚いた私ですが、デュメイさんはさらにその上手と言いますか、出だしからいきなり積極的な演奏!
こういうドビュッシーだったら、本当に飽きませんね。。。
バーーーン!という、デュメイさんの足の踏む音とかもホールB7なので、響く、響く(笑)
>特設会場っぽいホールなので。
フランクのソナタは、もう、デュメイさんのLoveがたくさん詰まった曲にしか思えませんでした(爆) うなり声もたくさん出ましたし!
デュメイさんのLoveを一つ残らず受け止めてきましたから!
何というか、これは一つの物語なのですよね。デュメイさんが、ヴァイオリンを通じて全部言葉で語ってくださっているような気がしました。
帰りに私の前を歩いている男性2人組みは、「児玉さんがデュメイの勢いに、いまいちついていけてなかったよね。デュメイがすごすぎるのかもしれないけど、児玉さんもLFJに出すぎて疲れているんじゃないかな。」と話していました。
私は「児玉さん、いいな!」とプラスの感想だったのですが、言われてみると最終楽章のあのヴァイオリンとピアノがどんどん天に昇っていくようなワクワクする部分が、今日はデュメイさんの美音だけで終わってしまったかもしれません。本当はヴァイオリンとピアノ、一緒に盛り上がって欲しいのですが。
でも2日間、デュメイさんの演奏が聴けて幸せでした(感涙)
関西方面の方が羨ましいです。
東京でも、たくさんリサイタル&協奏曲、やっていただきたいです。
皆、待っていますから!
少し話はずれますが、関西フィルさんのブログでデュメイさんの15歳の時のEPレコードのジャケットの話題がありますが、このEPには私も思い出がありますv
私がデュメイさんにこのEPにサインをお願いしたのは、約4年前の東京文化会館の小山実稚恵さんとのリサイタルの時(よーく覚えていますとも!)。その時、私の10人くらい前のおじ様も、同じこのEPレコードを持ってきていたのだそうです。
で、「デュメイさん本人も持っていないのに、何で日本に2人も持っている人がいるの?!」と、デュメイさんと梶本の通訳の方とで盛り上がりました。
その時にデュメイさん、嬉しそうにサインの下にサラサラサラ…っと、何かメッセージを書いてくださいました。何を書いたのかは私には分かりませんが(筆記体なのか、何という文字を書いたのかすら判読不能なので)、最後に「40ams…」と書いてあるので、「あれから40年の月日が流れたのだな」とでも書かれたのかな、と思っています(笑)
このEPとあの日の光景は、今でも私の宝物です。
(でも、ジャケットのデザインは、デュメイ兄弟で演奏しているピエール・カルダン プレゼンツの黒とピンクのLPの方が私は好き!)
ブログを読んで、ちょっと昔のことなどを思い出しました。
それにしても、デュメイさんの演奏、たくさん聴きたいなぁ。
■ 5月3日(金) LFJ 1日目 やっぱりデュメイさんが大好き!!!
今日はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。有楽町のお祭りは、デュメイさんの公演を聴いてまいりました〜!!!
第1回目のベートーヴェンがテーマの時、デュメイさんの公演を取らなくてずっと後悔をして(まだデュメイさんの音色が気になり始めていた位のときでした)、何やかんやとデュメイさんのLFJ公演は聴けなくて、やっと、初めて、有楽町でデュメイさんの演奏を聴くことができました。
感無量です。
【 115 ホールA 】
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
◎ フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」op.80
◎ マスネ:タイスの瞑想曲
◎ ショーソン:詩曲op.25
…ラ・フォル・ジュルネなのに、すごく贅沢な組み合わせでしょう?!
確か、この組み合わせでCDの録音も予定されているのではなかったでしたっけ(バルトーク。違ったかな)。
デュメイさんはタイスの瞑想曲と詩曲を弾かれたのですが、「プログラムにはこう書いてあるけど、デュメイさんだったら詩曲を先に持って来るよね〜(演奏する順番のこと)」と思っていたら、やはり、当然のように詩曲を先に演奏されました(笑)
ポン、ポン、ポン、って弦を弾きながら登場されて(私はこれをデュメイさんが「ボンジュール!」って挨拶しているのだと勝手に思っています、笑)、非常に爽やかでした。
オーケストラ版詩曲は関西フィルさんとの演奏を以前聴きましたが(しかもテレビ放映もされましたがv)、あの時の演奏とはまた違って、どちらも良いですね。
私、今日は頑張ってデュメイさんの真ん前の席を確保したのですが、超(デュメイさんに穴が空く位)ガン観してしまいました(苦笑) 音も、オーケストラの音はほとんど耳で拾いませんでした。
大好きなんだもん! デュメイさんの音色は、世界の宝だと思っています。
タイスの瞑想曲は、私、デュメイさんの演奏を生で聴くのは初めてなのではないかと思うのですが(もし聴いたことがあるとしたら、リサイタルのアンコールでだと思うのですが、記憶が無い…)、いやーーーー、なんと深いタイスなのでしょう!
1音1音のデュメイさんの緊張感が伝わってくるし、音に乗せてくるデュメイさんの優しさも伝わってくるし、幸せなひと時でしたv
永遠に聴いていたかったです。。。
ホールAなのに ここまで音を出すって、デュメイさん、すごいです。
普通のホールでこの演奏を聴いていたら…とか思うと!
※ この公演、明日のNHK-FMで放送されるみたいです。だから、マイクが舞台にあったのですね!
らじる★らじるを録音する方法…探す時間が今、無いのですが(汗)