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■ 2013年4月の日記 ■

… 今年はたくさん春巻きを食べることが出来たので、大満足でした♪ …

■ 4月22日(月) カプソン兄さんと第一ボタン

今日は武蔵野市民文化会館小ホールで、ルノー・カプソンさんのリサイタルを聴いてきましたv

武蔵野は遠いなぁ。。。

会社から急行で30分、三鷹駅から徒歩で15〜20分位かかりますよね。

今日も本当は海外保険会社の人から折り返しの電話をもらう予定だったのですが

「雪こぐまさんは今日は、何時ごろまでならいらしゃいますか?」

「17:30です」 >1分たりとも残業はしない

と、直球でお断りしました(爆)

最近感想を別ページに打つ作業をしていても、最後まで打ち通す集中力が無くなってしまったらしく、BR、ピリスさん、全て途中になっているので、ここに書いてしまいます。

ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
ダヴィッド・カドゥーシュ(ピアノ)

C.ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
E.グリーグ:ヴァイオリンソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18

カプソン兄さんと言いますと「Webラジオの番組表を確認すれば必ずカプソン兄弟に当たる」と言っても過言ではない位、Webラジオの世界では超常連で(と思う)、私もラジオではよく演奏を聴いていて、生では室内楽とラ・フォル・ジュルネで数回聴かせていただいた位。真面目に聴くのは今日が初めてと言ってもいい感じでした。

ピアノのカドゥーシュさんは、それこそ本当に初めてだったのですが、若くて細身の青年で、視界的には大変満足v
舞台に男性2人がいるっていいですね〜vvv 心が十分に満たされました(爆)

演奏も大変素晴らしかったです。
カプソンさんは、ヴァイオリンの音色がとても素敵ですね。

そして、演奏する姿勢(動き)が私の想像をはるかに超えたものでして、上手く言葉では表現できないのですが、この音出すのにこの姿勢で弾くかなーというのもあれば、急に左足のかかとを前にぽーんと出したり、さささっと譜面台に近づいてきたり、とにかく自由! この動きに囚われてしまうと曲に集中できなくなるので、あまり気にしないように心がけました(でも、つい動きに目が行ってしまいます)。

中でも気になったのが、カプソンさんのジャケットの第一ボタン。2つボタンのスーツを着ていらしたのですが、曲の始まる前は第一ボタンだけ締められていました。

1曲目のドビュッシーの第一楽章で、ピアノの伴奏が続いていると、その間にその第一ボタンも外されました。

やっぱり演奏中はきゅうくつな感じがするのかなぁ…

と思いきや、楽章間にまた第一ボタンを締められました。

で、第2楽章が始まったとたんにスパッとボタンを外し、だったら、さっき締めなくても良かったのではないかなぁと。

2曲目のグリーグの時も、曲の始まりはボタンが締まっていて、曲が始まるとすぐに、ボタンを外してしまいました。

でも、第2楽章が始まる前にまた締めて、今度は最後まで締めたままで演奏されました。

最後のシュトラウスもグリーグと同じで、第1楽章では一度外したのですが、第2楽章で再び締めると、最後まで締めたままで演奏されました。

結局、カプソンさんにとってこの締める・外すの原則って何だったのかなぁ。
開けっ放しでいいじゃん! 気になっちゃうよ(笑)

ドビュッシーのソナタは、このソナタはやっぱりCDよりも生で聴くのがいいなぁと思えるような、非常に動きのある演奏でした。特に最後はダイナミックに終わって、こんな曲だったっけ?(良い意味で)と。普通のCDだとすぐ飽きてしまうのですが、全然飽きない演奏でした〜v

グリーグの3番は久しぶりに聴きましたが、各楽章に色々なエッセンスが含まれていて、最後まで楽しめるいい曲ですよね〜vvv

聴いているうちに、どうしてもデュメイさんの演奏が頭に浮かんでしまいまして、家に帰って早速オーギュスタン・デュメイさん&ルイ・ロルティさんのラジオ録音を引っ張り出してきました。
私のグリーグ3番は、このお二人の演奏なのですよね(カプソンさんの今日の演奏も良かったですが)。本当に、最高です!

会場では私の周りでは第2楽章あたりから別の世界へ行く方が多く、私の両腕も左右の方たちの重みで…(汗) 左隣のお二人は、大のクラシック通っぽかったのですが(6月にウィーンに行くとか片方が行っていました)、二人とも寝ているよ! 大丈夫?!
ルイヴィトンのトートバックからは、カプソンさんに後でお渡しするのかな?と思われるプレゼントの包みも見えたのに、本当に大丈夫?!

シュトラウスのソナタは、私はこの曲にあまり思い入れがないので普通に聴いてしまいましたが、ピアノのカドゥーシュくんが超熱演!
私は彼に置いてけぼりにされた気がしました… それ位、向こうの世界に行ってしまった演奏をしていました(汗) 見方を変えると、ヴァイオリンを邪魔しているとも言えなくも…ないかな(汗)
でも、爽やか青年なのでいいか!

とても良いコンサートでしたv

でも、この文章を打っている今現在、デュメイさんのグリーグの演奏に心を奪われてしまっております(爆)>本当にこの演奏、素敵なのです!!! 2007年7月27日の演奏です。

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■ 4月21日(日) 

今日の「ウチくる?!」のゲストは三遊亭円楽師匠でした。

私が週末のお昼に家にいる場合、大抵はBSで2時間ドラマを見るのですが(笑)今日は、なんとなく家族の意見の一致でこの番組に。
(余談ですが、監察医・室生亜季子シリーズだったら、絶対亜季先生を見ます。私、このシリーズ大好きなのです。…今はやっていませんが)

その中で、「円楽さんは先輩にいつも可愛がられてずるい!」という話になって(by.春風亭昇太さん)、そのコツを円楽さんがお話ししたのですが。

「やっぱり、好きですオーラを出すのがコツなんですよ。例えば談志師匠の楽屋に行った時も、自分から近づかない。オーラを張り巡らせて、いつも談志師匠の視界に入る場所に立っている。それだけ。
そうすると、向こうから『おい、ちょっとこっちへ来い。』って声を掛けてくれるんですよ。
やっぱりね、あれも・これもではなくて、本当に好きだから気持ちが伝わるんだろうね。」

…みたいな(あくまでも、「みたいな」)お話しをされていました。

これ、私も何となく分かるなぁ…と思ったので、記録に残しておきます。
男女の恋愛で有効かは分かりませんが(ははは)、好きですオーラって、大事です!

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昨日、テレビで「テルマエ・ロマエ」の映画が放送されました。

気になっていても映画館に行かない&DVDも滅多に購入・レンタルしない私としては、すごく嬉しかったです。

面白かったです!!!

でも、一番私が興味を持ってしまったのは、上戸彩さんが演じる登場人物が、古代ローマからタイムスリップしてきた主人公と話をしたいからとラテン語を習い、その後ペラペラで主人公と会話をしている部分。

例え寝る間を惜しんで勉強したとしても、んな訳 無いでしょう!!!

そんなんだったら、誰も苦労しないわ!

とか思ってしまいました(笑)
でも面白かったなぁ。

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語学ついでに、もう一つ余計なことを書いてしまいますと。

4月・10月はNHKのテレビやラジオの語学講座のスタートシーズンであり、勉強のする気が無い私でも「今度こそは!」と何らかのテキストを…しかも色々と(!)買いあさってしまう時期なのですが(笑) 2週間もすれば挫折。

…何で2週間もしないうちに 毎回どれもこれも挫折をするかと言うと、目的が「勉強すること→録音・録画すること」になってしまい、録っても見ないし、一度でも録音・録画が失敗すると、そこでもう興味がなくなってしまうという、私の本能的な部分に問題ありだからです(汗)

今回は、いい加減に自分を反省しまして、大人の基礎英語とテレビでロシア語・まいにちロシア語の3つに絞りました。大人の基礎英語は、ストーリーが面白くて好きです(テキストの日本語訳を読むので、ほぼ意味が無い私)。
英語は現在、フィリピンの研修生とのやりとりでも苦労をしておりまして(「紙ごみ専用のゴミ箱に、ストローを捨てないでください!」と言うことすら簡単に伝えられない。イラストで描いても見てくれていないし!)、話せたらどれだけいいか… と思いつつ、真剣に学ぶ気持ちが今は起きないのですよね。。。うむむ。

「テレビでロシア語」は数年ぶりに新シーズンになりまして(今まで3年同じものの再放送でした)、舞台もサンクト・ペテルブルクということで、非常に楽しみにしておりましたv

今後の予定で「文学カフェでひと休み」とか「ドストエフスキーの足跡をたどる」というタイトルもあるのですよっ!
これは、見ないと、でしょう。

スキットは良いし、単語を教えてくださるЖеняさんもいい(声優だそうですが声がすごく可愛くてびっくり!この方が吹き込んだ単語CDとかあれば、楽しく暗記出来るのではないかと)しで、嬉しいは嬉しいのですが…

小林麻耶さんが邪魔なんですよねーーーっ
>ファンの方、申し訳ありません(涙)

前の時みたいに、もっとロシア語について色々やっていただきたいのに(前シリーズは素晴らしい作りでした)、麻耶さんをちやほやすることがメインな感じで、時間が勿体無い気がします。
25分しかないのに〜! 日本語で、しかも意味が無いやり取りを、永遠とするなーーーっ!

もう、スキットとЖеняさん部分だけを、自分で編集するしかないか!

10月からの再放送、前シーズンのものに戻るような気がします。。。

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■ 4月14日(日) ウズベキスタン料理教室

久しぶりに、タチヤーナ先生の料理教室へ行ってきました!
先生、1月に女の子(アンナちゃん)をご出産されていて、しばらくお休みでした。
今日は、そのアンナちゃんも最初に来ていて、可愛いのなんのってvvv

今日はウズベキスタン料理でした。

ディムラマ(肉と野菜煮込み)

ディムラマ(肉と野菜煮込み)。
クミンたっぷり、パクチーも入るので、苦手な人は苦手な香り&味かもしれません。。。
羊肉と牛肉を半々で使うのですよね〜 羊の肉は(しかもブロックで)気軽に入手は出来なさそうです。

今日は同じ班で日本語ペラペラのロシアの方も一緒だったのですが、その方は20年前に一家でウズベキスタンに住んでいたそうで、ウズベキスタンではこの料理は男性が作るって言っていました。ボルシチは女性、みたいに料理によって男性・女性の区別があるみたいです。

ちなみにこの方、サンクトペテルブルク出身だとのことで、それだけで私はもうきゃ〜っvな感じでした(笑)
「3月31日に母がモスクワに帰ったのだけど、向こうはマイナス5℃で、大雪で…」みたいなことも言っていて、丁度その時ってBRがモスクワ・サンクトペテルブルク公演している時ですよ!って言いたくなりました(爆)
それにしても、マイナス5℃って私の聴き間違えだろうか。。。そんな寒いのか。
(ロシア人にとっては、これでも少し暖かくなった気温らしいです)

フムス

フムス。
ウズベキスタン料理ではないけど、家でよく作るので…と。
以前、エジプト料理でシャーク先生にも習いました!
ひよこ豆をミキサーにかけて作ります。パンに付けて食べると美味しいのです。私も好きですv

ウチの班のフムス

で、これが私の班で盛り付けたフムス。
最後になぜかぐるぐるになったきゅうりが配られてきたので、こんな感じになりました(爆)

マズルカと呼ばれるクッキー

これは「マズルカ」と呼ばれるレーズンとクルミのクッキーです。
生地が柔らかいので、クッキーというよりもケーキみたいな感じです。
ちょっと甘いので、砂糖無しで作った生クリームを上にかけて食べると美味しかったです。

簡単に作ることが出来るのでマズルカというのだそうです。

久しぶりの教室は、とても楽しかったです♪

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■ 4月7日(日) ハクビシン

ハクビシン

只今の我が家の居候。
軽トラックの荷台に住んでおります(笑)

お得意先のお寺に仕掛けた罠に引っかかったのだそうです。
このハクビシン、お顔は可愛いのですが「フーッ!」とかなり威嚇して来るので怖いです。
リンゴとか食べます。

今日の父の仕事先は、例年タケノコをたくさん取ってくる所でして、母は今晩 春巻きを作る気満々で、米ぬかや春巻きの皮、干しシイタケなど材料をそろえて「待ち」の状態です。

これで、タケノコが生えていなかったらどうするのだろう、とその状況を想像すると笑ってしまいます。

私は「好きな食べ物は何ですか?」と聞かれた際に、頭の中で何も浮かばなかった時はとりあえず「母の作った春巻き!」と答える位、母の作った春巻きが大好き。
母は揚げものを嫌うので(台所が汚れるから)、タケノコの季節にだけ春巻きを作ってくれます。

今晩が、非常に楽しみです♪

追記:
そして、タケノコ。春巻きは明日の晩で(笑)

沢山取って来ました〜

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■ 4月6日(土) BRSOのサンクトペテルブルク公演!

書くのが遅くなってしまいましたが、先月末に嘆いておりました3月31日のバイエルン放送交響楽団のサンクトペテルブルク公演のミュンヘンでの放送。
なんと、オンデマンド配信がありました! 番組表にはそういう表示が無かったのに!

ということで、お時間のある方はこちら でご覧下さい〜♪

「Jansons」などで検索すると見つかります。1週間位は、配信されるのではないかと思います。

沢山の花束を受け取るヤンソンスさん♪

Mariss Jansons in Sankt Petersburg

Sonntag, 31. Marz 2013, 19:00 Uhr
Sankt Petersburg, Philharmonie

Ludwig van Beethoven
Symphonie Nr. 5 c-Moll, op. 67

Hector Berlioz
≫Symphonie fantastique≪, op. 14

Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Dirigent:Mariss Jansons

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■ 4月5日(金) ムツェンスク郡のマクベス夫人

3月下旬は、バイエルン放送交響楽団はモスクワ・サンクトペテルブルクへツアーを周っておりました! ホームページの写真などを眺めて、私もロシアへ行った気分を味わっておりました。
いいなぁ、ロシア。
こちら で少しだけ、ツアーの様子を観ることが出来ます!

サンクトペテルブルクの街を歩くバラさん
※ サンクトペテルブルクの街並を歩くバラホフスキーさん。格好いい〜vvv

私はfacebookはやっていないので、日頃はチェックはしないのですが(観れないページがありますし)、今回ばかりは色々気になって、BRのfacebookをチェックしました(笑)
今は、登録していない人も観ることが出来るようで(観れない時もあります)、その中で、モスクワだと思われる、アンコールでショスタコーヴィチを弾いている映像(コンマスはバラホフスキーさんv)がありました。

前もYouTubeで聴いたことがあったのですが、ヤンソンスさんもバラさんもBRの皆さんも、すごく格好良くて、この曲にも一目惚れ。

友人に これはショスターヴィチの何と言う曲なのかを聴いてみた所、「たぶん『ムツェンスク郡のマクベス夫人』じゃない?アンコールピースだし。」とのこと。



↑ YouTubeでも再度調べましたが、確かに『ムツェンスク郡のマクベス夫人』の間奏曲でした! これ、これ! 皆、格好良くないですか?! ヤンソンスさんも素敵!!!

私もいつか、このアンコールを生で聴きたい。。。新たな野望がまた1つ増えました(笑)

で、ムツェンスク郡のマクベス夫人といいますと、ヤンソンスさんがロイヤル・コンセルトヘボウとでオペラのDVDを出しているのですよね〜 確か、ヤンソンスさんオペラ初挑戦だったような気がするのですが。
オペラ主体なので(ヤンソンスさんの指揮を観られるのは間奏曲くらいだし)、手を出すのは控えていたのですが、こういうことであれば速攻注文です!

昨日そのDVDが届き、早速観ました。

内容は、Webなどで紹介されているそのまんまだったのですが…カテリーナが下男と浮気をし、それがばれてしまい舅と夫を殺害する…みたいな、とにかくバックに流れる音楽がすごい。そして、それを演奏するヤンソンスさんもすごい!
間奏曲の間はヤンソンスさんのお姿が映るのですが、いつものコンサートのように全力で指揮されております! オーケストラピット狭すぎ(笑)!

で、この私が好きになった曲がどこで使われているかと言いますと、酔っ払いの農夫が土に埋められたカテリーナの夫を見つける場面なのです! ここの曲なのか!と。

農夫が「なんだ、これ?!」と、土をドンドン掘り出す所がこの曲の出だしです。そして、そのまま間奏曲へ。
あっという間に最後まで観てしまいました。内容が内容ですし、感動とかは私はあまりなかったのですが、ショスタコーヴィチの曲は良かったなぁ、と。

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