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■ 2012年8月の日記 ■

… 昔の趣味を色々懐古した月でした(笑) ツイン・ピークス、今でも名作です♪ …

■ 8月26日(日)

ということで、ツイン・ピークス 全29話見終わりました〜

時間を無駄にしてしまったかなぁという気持ちもしないでもないのですが(他にやるべきことは沢山ある!)、でも面白かったです。満足♪

アルバート捜査官が自分の記憶以上に登場していたのが嬉しかった!

デニース捜査官が自分の記憶程登場していなかった(涙、残念)
(このデニース捜査官は、Xファイルでおなじみのデイヴィット・ドゥカヴニーさんが演じられているのですが、女装した麻薬捜査官なのです。以前女装をしておとり捜査をした際に、この方が落ち着くということに気づいたとか。男性に戻るとデニスになります。)

当時、後半がだらけたような気がしていたのですが、一気に観ますとそれほどでもなく、最後まで楽しく観ることが出来ましたv 未だにブラックロッジについては謎が多いです…

もし日本でリメイクするとしたら(しませんが)、クーパー捜査官は唐沢寿明さんがいいです(笑)

今はDamn fine coffeeと、チェリーパイと、ドーナツが食べたいです。ツイン・ピークスのお約束。

チェリーパイとドーナツ(…これはその気になれば2駅先まで行けば買える)はすぐに用意できないので、すげえ美味しいコーヒーだけ。久しぶりに家でコーヒーミルを使ってコーヒー入れました。後片付けが面倒だけど(!)、めちゃめちゃ美味しい。

これでまた、現実世界に戻らなくては。

数年ぶりに食べました〜 追記:
ダイアン、やはり我慢できずにドーナツを調達して、食べながらDVD鑑賞をしてみた。
気持ち的には大満足だ。しかしドーナツというものは、出来ることならもう少し涼しくなってから食べたほうがより美味しく感じる気がする。不味くは無い。でもこの暑さにこの甘さのものは体が受付けない。ダイアン、そう思わないかい?






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■ 8月21日(火)

日曜日・月曜日とツイン・ピークスの2ndシーズンが観たくて悶々とした日々を送ったので、結局ゴールドBOXを購入(爆)

これで再び アルバートやデニースに会える!
1日1話ずつでも観ていこうかと思います。
特典映像の、リンチ監督とカイル・マクラクランたちの座談会が良かったな〜

リマスターされているので、画像も綺麗ですv

さてさて、今日は音楽の友9月号を読んだのですが、これによると来年11月にダルベルト先生ご来日とのこと!!! やったv 今から楽しみです。

同じくヤンソンスさん+RCOも来日します〜〜〜vvv

デュメイさんは当然ですが来日します。問題は東京に来てくれるか、ということなのですよね。。。ここの所、デュメイさんのために関西遠征が出来ない私です(涙)

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■ 8月19日(日)

週末はマンガ読むぞー!

と思っていたのですが、高校〜大学時代に聴いていた漫画のイメージアルバムの懐古に始まり…

これを語り始めると長く、しかもオタク的になってしまうので省略しますが、改めて今聴いてみると面白いです。

当時はきゃ〜vvvとなって聴き続けていた曲が、「これって勢いに任せて歌っているだけ???」「伴奏の演奏がズレてないか?」とか、疑問を感じるものが続出。今でも好きなことには変わりはないけれど!

今私の手元に残っているということは、これまで何度ものBookOff行きを逃れてきた、相当お気に入りなアルバムな訳ですが(笑)

また後日気が向いたら細かく語ります〜
この時代を語り合える高校・大学の友人とは今あまり連絡取っていないのが残念。

昔を思い出す時って大抵、今何か悩みを抱えていたり行き詰まっていることが多いのですが、現在はそういうことは全くありません! (息詰まるほどの何かをしていません、汗。仕事も)

で、その勢いで屋根裏(にはBookOff行き見当すらされていない、放置されたブツがいくつかある)の段ボールをチェックしに。

そこには、ツインピークスのファーストシーズンのDVDが!!!>すでにBookOffに行きかと思っていました

PILOT版から7話まで一気に観てしまいました。
なので、漫画を読む時間がなかったのです(汗)

これも私の青春。確か大学時代の。

チェリーパイが今無性に食べたいです(笑) そして美味しいブラックコーヒーv

私はFBIのアルバート・ローゼンフィルドが好きでしたv

ファーストシーズンのDVD-BOXが出てから全然続きが出なくてそのままになっておりましたが、2007年にセカンドシーズンのBOXが出て、完結していたのですね! ファーストシーズンを見た後は、続きも見たくなってしまいます。>当時録画したビデオは今では当然ありませんし!

あの世界は、今見てもやっぱりいい!

ツインピークス、最高です。

☆ ジョージアにまかせろ! 懐かしい…

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■ 8月14日(火)

オリンピックも終わりました〜
閉会式のOne Directionの歌が妙に頭から離れないのですが(汗) Na Na Na Na Na Na …

試合は主にダイジェストを見ておりましたが、それでも充分感動しました! 「助けてくれた、応援してくれた皆のおかげです」と皆さんおっしゃっていましたが、そんなこと言わずに「自分が4年間頑張った結果だから!」ともっとストレートに言っていいのになぁと思いました。

月・火と私は休みなのですが(フィリピンオフィスを休ませたくないらしく、会社そのものはやっています。一部の社員は出勤あり)、丁度母親が田舎へ帰ってしまい、父は仕事を休みにして家にずっといるため、休みだけど休めない。

洗濯、掃除、食事の支度(これが私にとって一番の難関!ロシア料理は父は嫌いなので)…

日曜日はちょっとしたことで父が怒ってしまい、私が用意した昼食は拒否(カップワンタンとか冷蔵庫の残り物とかを私がいない間に食べているの!怒)、夕食にもケチをつけられ、年寄りは面倒くさいなぁ〜と。

昨日(月曜日)に釣りに行って、少し気分良くして帰って来ましたが、今日も出かけて来るとか言っていたくせに家にずっといる〜!!!>邪魔すぎる。

…早く母に帰って来て欲しいです(疲)

という環境で長時間の外出が出来ないため、自分の部屋周りを掃除していました。

今使っているPCは3代目のはずなのですが、初代のノートパソコンをそろそろ処分したいなぁ、そのためには初期化しないとなぁと何年かぶりに初代PCにスイッチを入れてみました。

この時はメールはポストペットを使っていたのですが、名前を見てみるとペンギンが「サン=ジュスト」、ウサギが「ランスロット」となっていました。

それぞれ当時熱狂していた漫画のキャラクターなのですが(!)、出典が思い出せない… 時間って恐ろしい。

調べてみましたら、サン=ジュストは最初に引っかかったのが「ベルサイユの薔薇」。でも、これは違う。次に同じく池田理代子先生の「おにいさまへ」。

…ベル薔薇でないとするとこれか?! でも話自体が思いだせないし(読んだことは読んだ)、名前付けるほど熱狂した記憶も無い。

もう少し調べてみますと、上原きみこ先生「マリーベル」。

これです!!!

すっかり忘れていました。友達から借りて読んでハマってしまったマリーベル。
あのサン=ジュストなので、最後は処刑されてしまうのですが、大好きでした! もう一度読みたいな♪

続いてランスロット。

ライジングインパクト(鈴木央 著)のランスロットでした。
これも好きだったなぁ〜vvv

そうなってくると、昔の漫画の検索が止まらない(笑)

掃除をしていたら、当時入っていた押上美猫さんのFCスタッフの方からいただいた手紙が出てきて。私が就職して、漫画を読む時間が無くなったあたりでファンクラブが解散したのですよね。その時に急な話でしかもFC会員に対してお詫びめいた文章が多々書かれていたので、びっくりして「お詫びする必要は全然ありませんよ」みたいな手紙を律義に私は送っていたのでした。>それに対してのお礼の手紙。当時、会員との間で色々あったみたいです。

私が途中で脱落した「ドラゴン騎士団」という漫画はあれからどうなったのかなぁ…と検索してみると、10年以上連載され、どうやら無事終わったらしいデス。しかし、張りに張りまくった伏線のなぞ解きはそのままとか(汗) 私はカールという錬金術師が当時好きでしたv 彼はどうなっだのだろう。
当時の単行本で全26巻+外伝。今改めて読みたいような、読みたくないような(汗)

じゃあ、高河ゆんさんの「源氏」はどうなったのだろう?!
…私、NHKの平清盛を毎週欠かさず観ておりますが(笑)>視聴率が悪いようですが、私は好きです!

…未完のまま連載中止の模様。残念。
高河ゆんさんはやりっぱなしの作品がありすぎます(苦笑、小説ではコバルトの藤本ひとみさんもですが)

羽音こうきさんの「バーヴェリアン四重奏」は?!>話にこれという所は無かったのですが、絵が好きでした。特にカラーイラストv

…とりあえず完結したものの、内容的には未完とのこと。残念。

私は清水玲子さんの「月の子」という漫画が大好きなのですが(絵はもちろんのことストーリーも!!!)、清水先生は現在どんな漫画を書かれているのかなぁ…?!

検索してみると、絵の美しさは今も変わらず!!!
私が当時途中まで読んでいた「輝夜姫」は全27巻で完結。現在は「秘密ートップ・シークレットー」という作品を書かれているみたいです。感想を読んでいると、これも話がいいみたいです。
清水先生は、月の子はもちろんのこと、竜の眠る星とか、どれも話がいいのですよね! で、絵も綺麗だから!!!

秘密、読みたいなぁ。でも読み終わった後の漫画の置き場が困るので(現在10巻まで出ているそうで)、それを考えると我慢したい(苦笑)

TUTAYAでレンタル漫画もやっているようなので、それを利用すればどうだろうか(期間内に10巻悔いが無い位読み込めるだろうか)。と、只今本気で検討中。

…久しぶりに漫画熱に目覚めたのでした(笑)
漫画、好きなのですよ。でも読み始めるときりが無いので(どっぷりとハマるし)、なるべく読まないようにしています。

BRと漫画、そしてBGMにOne Directionとめちゃくちゃな私の休日。。。

追記:
気がかりな漫画の1つに「ファイブスター物語」もあった!!!
Amazonのコメント欄では『ほかの方のレビューにもありますが、いつ完結するのか・・もう作者が先に死ぬか、自分が先に死ぬかレベルです』という書き込みあり(汗) ひゃ〜っ!
完結していたら、大人買いしたかったのだけどなぁ。
ファイブスターは映画もお気に入りデスv

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■ 8月4日(土) カラマーゾフの妹を読む

第58回 江戸川乱歩賞受賞作
高野 史緒 著 「カラマーゾフの妹」 (投稿時タイトル『カラマーゾフの兄妹』)

カラマーゾフ好きとしては、気になって、気になって、気になって…なので、発売日から読み始めました!

フョードル事件から13年後のイワンが主人公の話。イワンファンは読まないと!ですね(笑)

素直に、面白かったです! そりゃ、どんな形であれカラマーゾフの人物が再び動き出すのであれば、面白いし嬉しいです(笑) 一気に、最後まで読んでしまいました。
本家カラマーゾフの兄弟のあらすじも分かりやすく簡潔にまとめてありますので、あらすじだけ知りたい方が読んでもよろしいのではと思ったり。
それと、「ああ、これはこういう意味だったのか…」など、カラ兄弟の読み方を教えていただけたりもして。

ただ、これが江戸川乱歩賞受賞作というのであれば、江戸川乱歩賞と言うのはどんな賞なんだ?という疑問は残りました。(普段、本はあまり読まないので、どんな作品が受賞されている賞なのかが分かりません)

面白いは面白いのですが、これはカラマーゾフの兄弟パロディであり、私としては同人誌の分野での作品ではないかと思いました。(同人誌にしては、当時のモスクワの描写などは見事ですが! でも、ロシアに詳しい同人作家さんなどでしたら、この位は書くのではないでしょうか。同人誌は趣味で書くからこそ、すごいものがあります。これは趣味で書いた作品ではありませんが。)

出版社側がどうしてタイトルを変更されたのかは分かりませんが、これは「カラマーゾフの兄妹」であり、「カラマーゾフの妹」ではない。やっぱりパロディなんだと思います。
ネタばれしてしまうと勿体無いので(ぜひ読んでいただきたい!)詳しくは書けませんが、妹の存在はミステリーという意味でのこの話としては、それほど重要ではないと私は感じました。なので「兄妹」で丁度良いのです。

今野敏さんの選評では

『 着想は面白いし、物語の進め方も達者だ。しかし、応募原稿に対する賞であるからには、作者自身が作り出したキャラクターと構成を評価の基準にしたい。この作品ではそれを判断することはできなかった。もちろん、パロディーでありオマージュであることは認めるが、乱歩賞の選考として、私はこの形式は受け容れることがことができなかった。 』

とあり(唯一の受賞反対意見)、私もそう思いました。
キャラクターの魅力はドスト氏があの長編の中で作りだしたものであり、それに乗っかっちゃっているので、ずるいかな、と。多くを語らなくても、こちらが先手でイメージを膨らませることが出来ます。

あと、ラストが高野さんの持ち味を出されたことにより(?他の作品を読んだことが無いので、あくまでも想像なのですが。違うかもしれません)軽くなってしまった感があります。それが残念でした。

「『カラマーゾフの兄弟』には、ミステリー読みが読むと『(その犯人では)おかしい』という部分が何カ所かある。露文(が専門)の人たちに、『ミステリーをなめるな!』と言いたいですね」

とは、作者の高野さんの御言葉ですが、素人のカラマーゾフファンとしては「カラマーゾフをなめるな!」と言いたいですな(笑)

あ、これはストーリーがどうのと言うのではなく、純粋にカラマーゾフの登場人物への読者の思い入れについて、です。アリョーシャやイワンはこんなことは言ったりしないよ! とか、そりゃ無いでしょ、というような言動があります(それを気にしてしまうとパロディは書けませんが)。でも、楽しく読み進められるのは間違えなし、ですので、カラ兄弟読まれた方は ぜひ読んで下さい〜vvv
知ってて読んだ方が、何倍も楽しいと思います。出だしからやって下さっています(笑)

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本嫌いさんの読書感想文〜カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
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