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■ 2011年8月の日記 ■

… 辛かった日々にも明るい兆しが…?! …

■ 8月28日(日) その2 ボルシチのこととラジオのこと

書ける時は沢山書いてしまおう!
ボルシチ出来ました ボルシチ、出来ました。
本当は平たいお皿に盛るのがロシア流なのだそうですが(と、いつも先生に言われています)。
手間とか省ける部分は省いて作ったのですが、それでも1時間40分位掛りました。来週は1時間位で作りたいのに。皆で野菜切れば何とかなるかな。もう一度、段取りを検討してみよう。
久しぶりに作ったボルシチはとても美味しかったのですが(自画自賛)、今晩のメニューはボルシチとほうとうだったので(ほうとうは頂き物)、暑い、暑い。
皆で汗だくになりながら食べました〜 どちらも夏のメニューじゃないですね。

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最近はWebラジオのチェックがさっぱり…デス(涙)
以前チェックしていた分も、夜になるとすっかり忘れて録りそびれること多数。
今朝のピリスさんのPromsも録り忘れてしまいました…>でもこれはオンデマンドや後日他局で再放送ありますので大丈夫!

という訳で、少ないながらも現在のメモを少しまとめてみます。

《オンデマンド》
◆ NL_Radio4
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 & マリス・ヤンソンス
1. ベートーベン:「レオノーレ」序曲 第3番
2. ヤナーチェク:タラス・ブーリバ》
3. チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調作品36
2010年11月5日 アムステルダム・コンセルトヘボウ
※ これは当時の放送で聴きましたが(昨年来日された際のプログラムでもありましたよね!)、ものすごく気に入って何度も聴いた記憶があります。いや、今でも何度でも聴きたいです。

 デルフト室内楽フェスティバル
Alexander Rudin, Aleksandar Madzar, Nicholas Daniel,
Liza Ferschtman, Gabor Homoky, Sebastian Klinger, Andre Morsch, Inon Barnatan

Schumann - Fantasiestucke op. 73
Britten - Phantasy quartet op. 2
Ravel - Don Quichotte a Dulcinee
Loeffler - 2 Rhapsodieen voor hobo, altviool en piano
Schubert - Fantasie in f kl.t D940 voor piano vierhandig
2011年8月6日
※ セバスチャン・クリンガー氏はブリテンの幻想的四重奏曲 Op. 2 で参加! 格好良い曲! セバはこの曲でCDも出されていますよね(ルルーさんとのモーツァルトのCD)。

◆ Espace2
 Festival de Radio France et Montpellier
Festival de Radio France et Montpellier
l'Orchestre Royal de Chambre de Wallonie
Augustin Dumay, direction violon / Louis Lortie, piano
Simone Kermes, soprano

W.A. Mozart (arrgt : Philippe Wilby) :
Concerto pour violon, piano et orchestre en re majeur, K. 315f
W.A. Mozart :
”Ch’io mi scordi de te - Non temer amato bene”, scene et rondo pour soprano, piano oblige et orchestre, KV 505
”Ma che vi fece, o stelle - Sperai vicino il lido”,recitatif et arias pour soprano et orchestre, KV 368
Felix Mendelssohn : "Infelice", arias pour soprano, violon et orchestre, op. 94
Ludwig van Beethoven : Concerto pour piano et orchestre No 4 en sol majeur, op. 58
2011年7月12日
※ これはまだFranceMusiqueでもオンデマンドで聴けると思うのですが、こちらの方がデュメイさんの写真付きなのでv こんな感じの舞台で演奏されていたのか〜と。1曲目のヴァイオリンとピアノのための協奏曲は本当に素晴らしいです! デュメイさん、いつかルイ・ロルティさんを日本に連れてきて下さらないかしら。。。

 キッシンゲン音楽祭  ※ これは日本時間の8/31 3:03〜BR-KLASSIKでも放送されます
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Frank Peter Zimmermann, Violine / Leitung: Yannick Nezet-Seguin

Ravel: La Valse
Beethoven: Violinkonzert D-Dur op. 61
Mendelssohn: Meeresstille und gluckliche Fahrt op. 27
Debussy: La Mer
2011年7月3日
※この時のコンサートマスターはバラホフスキーさんだと勝手に思ってドビュッシーの海を聴いております(笑) だって、6月30日の同じプログラムのコンマスがバラさんだったから。きっとそうに違いないです。

《これからの予定》 ※全て日本時間で
◆ 8月29日(月)2:30-4:55 ORF
Salzburger Festspiele 2011
Camerata Salzburg, Dirigent: Kent Nagano; Maria Joao Pires, Klavier.
Charles Ives: The Unanswered Question
Karl Amadeus Hartmann: Symphonie fur Streichorchester Nr. 4 (1948)
Gustav Mahler: Adagietto aus der Symphonie Nr. 5
Wolfgang Amadeus Mozart: Konzert fur Klavier und Orchester B-Dur, KV 595
(aufgenommen am 12. August im Mozarteum in Salzburg)

◆ 8月31日(水)17:05-18:35 ORF
Polina Leschenko, Klavier; Priya Mitchell und Alexander Sitkovetsky,
Violine; Maxim Rysanov, Viola; Natalie Clein, Violoncello.
Wolfgang Amadeus Mozart: Klavierquartett g-Moll, KV 478
Sir Edward Elgar: Violinsonate e-Moll, op. 82
Antonin Dvorak: Klavierquartett Es-Dur, op. 87
(aufgenommen am 9. Juli in Cheltenham im Rahmen des "Cheltenham Music Festivals 2011")

◆ 9月3日(土)2:30-5:00 ORF
Salzburger Festspiele 2011
Yo-Yo Ma, Violoncello; Kathryn Stott, Klavier.
Franz Schubert: Sonate fur Arpeggione und Klavier a-Moll, D 821
Dmitrij Schostakowitsch: Sonate fur Violoncello und Klavier d-Moll, op. 40
Astor Piazzolla: Le Grand Tango fur Violoncello und Klavier
Egberto Gismonti: Bodas de prata & Quatro cantos
Cesar Franck: Sonate fur Violine und Klavier (Transkription fur Violoncello und Klavier)
(aufgenommen am 25. August im Haus fur Mozart in Salzburg)

…続きはまた今度ということで。>なかなか打ち終わらない!
今年のザルツブルグ音楽祭ではヤンソンスさんがラン・ランとウィーンフィルとで演奏されていたのですが、その放送が無いかなぁと探している所です。今の所見つかっていません。残念デス。

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おまけ

最近のBGMはもっぱらこれです。
Oboenkonzerte

このオーボエ君は誰かと言うと、バイエルン放送交響楽団で演奏されているオルテガ君(最近名前を知りました!)と言います。前回のBRの来日の際に、ヨーヨー・マさんとモリコーネのアンコールを弾くために前に出てきたあのオーボエ君です。
最近のBRの映像では彼のアップが多くて(私が勝手に思っているだけかもしれませんが)、何て幸せそうに楽しそうにオーボエを吹く方なのだろう! と思っていました。

先月だったかにBR KLASSIKにこのオルテガ君とチェロのマクシミリアン君がECHO Klassik 2011とかいう何だか分からないけどCDで賞をもらったよ!みたいな記事が載っていました(ものすごく大雑把読み) 素晴らしい!⇒ こちら

その時にオルテガ君はCDを出していたのか…と知り、調べて注文してみたのですが、こちらは賞をいただいた物では無くて、先日出た新譜の方です。こちらの方がお気に入り。
バッハのフルートコンチェルトやヴァイオリンコンチェルトをオーボエにアレンジしたものと、テレマンのオーボエコンチェルト(これがやはり一番しっくりきます)が収録されています。
オーボエのことは全く知りませんが、何度聴いても飽きないアルバムですv

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■ 8月28日(日) その1 長い間、ご無沙汰してしまいました

8月にせめて1回は書かないと、このままずるずると更新しなくなってしまいそうです(汗)

ボーナスゼロ事件でそのままになっておりましたが、会社の雰囲気が良くなることは無く、雰囲気だけならまだしも売上もね…って感じで絶望的です。

7・8月はコンサートが無かったこともありまして、週末は必要が無ければずっと家に引きこもっておりました。平日は家に帰ったら、すぐに寝る(寝なきゃやっていられない)!
人と会話をするのも億劫で、自分の考えを言葉に変換する根気が無くなってしまったというか。1日誰とも話をしないで過ごすことが出来たら、どれだけ幸せかなぁと思いながら、毎日仕事をしていました。通りの先でチラシを配っている人を見つけると、その前を通るのも嫌でした。

これでは良くない状態ですし、どうしたらせめて普通並みに気持ちが回復するかなぁ…と。

そんな中、私の気持ちを引っ張ってくれたのがドストエフスキーでした!

何もしたくないけど寝てばかりもいられないので、暇だなぁ…と思った時に、ふと本棚のドスト氏の作品を手にとって見たら、以前のようにドンドン読み進めることが出来るし、主人公の精神状態に比べたら私なんかは足元にも及ばないや!と、気持ちが軽くなっていって、文字を読むから自分の気持ちを言葉にすることも苦痛じゃなくなったりして、現在、徐々に復活しております。

「地下室の手記」から読み始めて、今までに5度ほど挫折した「未成年」も読み終えることが出来ました!
「未成年」はドスト氏の5大小説の1つなのですが、私がこのHPを立ち上げた当時、絶版になっておりました。それでドストエフ好きー大先輩のオペラ座の灰燼さんに本をいただきまして、何度も挑戦しておりました。でもドスト作品が好きなはずなのに読み切ることが出来ず… 何でかなぁと思っていたのですが、きっと今読む運命だったのでしょう。

後半に登場するマカール老人の神々しさに泣けたし、決して共感はできませんがヴェルシーロフの頭の切れの良さ(本能的な勘?)には格好良いなぁと思ったり。
心が疲れた時に読むと、ドスト作品特有の登場人物たちの少し歪んだ性格(?)が、今の自分の気持ちとぴったりで、そうそう! と、なぜか安心するのです(笑)
気持ちが楽になります。

相変わらず名前の呼び方で頭が混乱しましたが、「未成年」の人物相関図は読みながらメモりました。気が向いたらweb用に作ります。

それよりも、以前ドストエフ好きーつながりでお知り合いになりました桃井富範さんが、「すらすら読めるドストエフスキー」という素敵な本を出されておりまして、これに分かりやすい人物相関図が載っておりますので、こちらを持っていれば問題解決、という気もします。

先日、久しぶりに書店でドスト氏の棚を見てみましたが、亀山郁夫氏はカラマーゾフの兄弟だけでなく、罪と罰、悪霊、と翻訳をされていたのですね! 罪と罰と悪霊が全3巻と言う恐ろしいことになっておりますが(3巻もある作品は手に取りづらいです、汗)
買えないけど、巻末の亀山氏の解説だけは欲しいです(笑)

いつの間にか、カラマーゾフの兄弟のDVDも出てる(ユーリー・モロズ監督)!
白痴も! 知らなかった!!!
カラ兄弟、漫画化もされているのね…(知らないのが2種類もあった)

時代に取り残されている気がします… 読もう、観よう。

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来週、定年退職された元上司のお家でボルシチを作ることに急になったので(汗)、今日は練習も兼ねてこれからボルシチを作ります! 暑いのに。

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本嫌いさんの読書感想文〜カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
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