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■ 2009年1月の日記 ■

… オバマ大統領、誕生! 就任演説は大変素晴らしいものでした。日本も変わらなくちゃ、なんて一人前に思ってしまいました。 …

■ 1月31日(土) 大変な1週間でした

家に帰るのが遅くて、何も出来ませんでした〜〜〜(涙)非常にまずいです。
週初めに悩んでいた文章作成は、友人にSOSを出して一部作ってもらってしまいました!
他にも色々あるのですが、でも少しは気が楽になりました〜 文章嫌いです。
何で今の時期に一気に色々なことが押し寄せてくるのでしょう。

会社では法定調書とか中間申告&納付があって、倒れていいですか…という感じでした。
e-TaxもeLTAXも、便利なのは分かるのですが私などにはとても大変(使い方を思い出すまでが)。都民税も電子納税出来るとさらにいいですね。

ナントのラ・フォル・ジュルネが始まりました!
昨晩一部録音してみたのですが(内容もよく把握せずに)、何お話しされているのか分かりませんがなんか楽しそう〜♪
私、ヴァイオリン協奏曲を録ったつもりだったのですが入っていませんでした(爆)間違えたみたいです。録音されていたのは曲名すら分かりませんが、でもいい雰囲気でした。
今年の東京国際フォーラムはどうしようかな…と考え中です(バッハの曲をよく知らないし、私の好きなアーティストさんたちも来日されなそうなので)。

今日はこれから川畠さんのニューイヤーコンサートです〜v
久しぶりに友人たちに会えるので、楽しみです。
>演奏よりもそっちか!…という訳では決してありません。

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■ 1月26日(月) 

いくつか文章を作成しなくてはいけないのですが(私用で)、只今全く言葉が浮ばず焦っています… 何でこうも気持ちが乗ってこないのでしょう(ファイルも開きたくない感じ)。こうやってWebに打つ分には何の問題もないのに。単に私が我儘で忍耐力が無いだけですね。

今朝録音したペレーニ+シフのリサイタル(2008年5月28日)を聴いて気分転換しようと思っているのですが、全然効果なし… テンション上がりません〜 どうしよう、もう寝るしかないかな(現実逃避)。
でもこのリサイタルはとても素敵ですよ♪ 今日の放送、楽しみにしていたのです。

週末は母が田舎へ帰っていたため、私が料理当番(といっても父と私の2人分だけですが)でした。父は知り合いにキャベツを2個もらったということで「このキャベツ使って回鍋肉作って!」と朝から言われていたのですが、午前中に見たテレビ番組で『カレー鍋』を特集していたので私の頭の中はカレー鍋で埋め尽くされてしまいました(笑) カレー鍋の中にお餅も入っていたのです! カロリー高そうだけど美味しそうv

その父がもらったキャベツを使って、勝手にカレー鍋の準備を。
といってもカレー鍋を食べたことが無いので、最終形態が分かりません… ネットでレシピを何種類かプリントアウトして、都合のいい部分だけ組み合わせて出汁を作ってみました。
鶏がらスープが家に無いので中華だしに変更。カレールーとカレー粉と書いていありましたがカレー粉が無いのでカレールーだけに。とろみをつけるためにクリームシチューのルーを入れるそうなのですが、わざわざ買うのも勿体ないので水溶き片栗粉で代用。

当たり前かもしれませんが、だんだん味も見た目も怪しくなってきました…

最後に豆乳を入れるといいそうなのですが、入れてみたところ これまでカレーの色だけで何とか「カレー鍋」の品格を保っていたのですが(汗、片栗粉を入れ過ぎた時点で別の物体に)、完全に道を外れました… ああ…

あまりにもひどい事態になったので、父が帰ってくるまで待ち、この状態でもこの料理を続けていいか確認してから野菜などを入れていきました。

見た目はすごいのですが、父と微調整をした結果 美味しくなりました♪
次の日のお昼はうどんとチーズを入れて食べました。(土鍋がものすごく焦げて、洗うのが大変でしたけれども。)満足です。
次はもう少しまともなカレー鍋を作ります!
でも何でカレー鍋に油揚げを入れるのでしょうね。どのレシピにも書いてありました。

余談ですが、父 念願の回鍋肉は今晩母が作ってくれました(笑)

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■ 1月21日(水) 

朝からニュースで何度も放送されておりましたオバマ氏の就任演説、説得力ありましたね! 先ほどYouTubeで全部見ましたが、一部の訳を読んだだけでも引き込まれてしまいます。MP3で何度も聴きたい位です。

会社でも話題になりましたが、それに比べて日本は…なんて(涙) 目指している先が全然違う気がして。それ考えると切なくなりました。今の(というかこの時の)アメリカの方たちが羨ましくなりました。アメリカはどうなっていくのでしょうね…想像付きません。

24日の会社の勉強会。出席率があまりにも悪いため、来月に延期になりました(苦笑)
勉強会の内容も、もっと実務的なものにしてもらえるといいのになぁと思います。今日思ったのは、メールマガジンの書き方とか講師呼んで何か出来ないのかなぁと。
営業で発信したメールマガジン、内容も言葉遣いもひどかったです。チェックを何人もしているはずなのに、誰も指摘しないのかとそちらもびっくり。厳しく言ってしまうと「何てバカな会社なんだ」と思われかねないです。注文を増やすために配信しているはずなのに、逆に足を引っ張ってているような気がして残念でした。ですます調とタメ口と口語とがごっちゃになっているのですが… 最低限お客様にタメ口は失礼なのではないかと(汗)
私も言葉使いがめちゃくちゃなので人のことは言えないのですが。

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■ 1月19日(月) Bon anniversaire !

本日はデュメイさんの誕生日なんですよ!
今年で60歳、還暦です。まだまだ頑張っていただきたいです。
何も出来ませんので、せめてここでひそやかにお祝いの言葉を述べさせて下さい♪
今後一層のご活躍を楽しみにしておりますv

さて、今日は思わず苦笑いしてしまうような出来事が…
社宅のある町内会の方からですね、「おたくの貸してる部屋の住人が町内にゴミを不法投棄(分別せずに他人の家の前にゴミを捨てているとか何とか)しているから警察にゴミを提出してきた」みたいな一方的なお怒りの電話をいただいたのです。なぜ会社の部屋を疑われたかと言いますと、そのゴミ袋を開けてみたらその部屋の手紙が入っていたから、というのです。といっても、その手紙の宛名はかなり前の持ち主の方のお名前で、弊社の社員の名前ではありませんでした。その社員にも確認しましたがそんなゴミの捨て方していないと言うし、8割方決めつけたような言い方にこちらもムッとしてしまいまして、近いうちに警察にゴミの中身の確認に立ち会いに行かなくてはならないかも…です。
この忙しい時期に〜!!! 本人に行ってもらうように交渉しよう〜

オプションで(と私は思っているのですが…これは本職ではありません!)不動産管理がらみの仕事もありまして、忙しい時にそういう事件が起こるので(水道管がおかしいとか機器が壊れたとか合い鍵が無いとか)、倒れそうです。

週末は正月に録音した「プロ―べの指揮者たち」という、バイエルン放送交響楽団さんのリハーサル風景の番組を聴きました。私が録ったのは、もちろんヤンソンスさんの回!
チャイコフスキーの交響曲第5番だったのですが、結構細かく注意されているのですね(怖いとか厳しいとかでは無くて、愛情たっぷりの指導のように感じました)。何度も何度も同じ部分を繰り返して、自分でも歌って表現して、こうやって音楽って作っていくのか〜と。
詳しい状況は分からないのですが、1人1人順番に吹かせているようにも聴こえました。
こういう練習があっての、あの舞台上の皆様の笑顔なのでしょうね。
今秋の来日が楽しみです!

そういえば、今年のNHK音楽祭のラインナップが発表されていました。その1つがN響+ゲルギエフさんでした… 今年はきっと行かないだろうなぁ。>ヤンソンスさん出ませんし!

もう1つ。前から書こう書こうと思って忘れておりました。
今度川畠成道さんのニューイヤーコンサートがあるのですが、その時にピアノ伴奏されるロデリック・チャドウィッグさん。ロデリックさんの伴奏を楽しみにされている方も結構いらっしゃる位、すてきな演奏をして下さる方なのですが。

YouTubeでロデリックさんの映像がいくつかりまして、その内の1つのこれ↓。
現代音楽なのでしょうか… 私にはついて行けない世界です。でも、このロデリックさんの歌声が頭から離れなくて困っているのですよ〜(涙)
冷めたような客席もちょっとね…です。この映像は何なのでしょうね。

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■ 1月18日(日) 

先日起こったビック・サプライズについて、自分用に記録を残しておきます。
いえ、これは私個人にしか分からないびっくり感だと思いますし、自分以外の方には「ふーーん。」というようなことだと思うのですが(笑)

水曜日に庄司紗矢香さんのリサイタルから帰ってきますと、私宛に封筒が届いていました。いつもお世話になっております友人からだったのですが、開封してみますとなんと、以前少し語りました昨年12/29にベルギーのテレビ局で放送されましたデュメイさんのドキュメンタリー番組が録画されているDVDでした!

???って感じで、最初は日本からでも見ることが出来るのかしら??? と訳が分からなかったのですが、日本からはもちろん見ることが出来ません。ベルギーで放送されたものをご厚意で送ってくださったのでした(感涙) 色々な方の優しさにいつも囲まれていて、私は幸せ者です。まさか見ることが出来るとは…

デュメイさんが詳しく何を言っているのかまでは分かりませんが、インタビュー、リハーサルやコンサート風景(一度は生で聴きたいブラームスのvn協奏曲とか!←想像していたように素敵でしたv)、楽屋でバナナ食べていたり…(当たり前ですがデュメイさんもバナナ食べるんだ…と思いました)、デュメイさんファミリーが登場したりとデュメイさんのことで満載! チェリストの奥さまは元々優しさ溢れる素敵な方なのですが、お化粧された時がさらにテレビ映えしていてやはり舞台の上に立つ方だなぁと思いました。ご子息のピエール君は声も仕草もとっても可愛いです! 動いている姿を見ることが出来て大感激。おじいちゃんと孫としか思えない組み合わせなのですが、愛情いっぱい溢れておりましたv

首席指揮者をされているベルギーの王立ワロニー管弦楽団(で日本語的にはいいのでしょうか)さんとの絡みが多かったのですが、ベルギーではこのオーケストラと一緒に色々なところで演奏されているのですね! ベルギー方面の方が羨ましいです。結構小さなコンサートホールとか教会が多かったように感じたのですが、客席と舞台との間隔が狭いし、何より気軽に皆様デュメイさんの演奏を楽しまれていました。日本だと「デュメイさんだ〜!」とすごく気合いを入れてコンサートホールへ行きますし、ファンでなくてもやはり「コンサート」という意識で向かいますよね。何か、それよりももっと身近に音楽があるという感じがしていいなーと思いました。知らない曲をたくさんデュメイさんたちが弾かれていて、日本でも色々なデュメイさんの演奏が聴きたい…と感じました(関西フィルさんお願いします!なんて)。

指揮者としてよりもヴァイオリニストとしてのデュメイさんが私は好きなのですが、今回の映像を見ていてヴァイオリンが無くてもデュメイさんの気持ちって音楽に乗るものなのだなぁと少しだけ考え方が変わりました。あれはメンデルスゾーンだったでしょうか(チャイコフスキーもありました)。熱く熱く指揮をされていました!

思い出したのですが、ギターの Philip Catherine さんとのコラボもあって(ジャズです)、これが超絶・格好良いのです! デュメイさんはどんなジャンルでも順応可能なんだなぁと思いました。この御2人でアルバム出してほしい位、ハマっていましたよv

最後の方では、何とピリスさんのインタビューが!
ピリスさん、ゴムツィアコフさん(チェロ)、デュメイさんとで協奏曲とか室内楽とかされている映像が一瞬映ったりもしてv 日本でもぜひこの組み合わせで!と願うばかりです。
ピリスさんが一生懸命にデュメイさんについて何かを語っていたのですが、1つ1つ言葉を選んでお話しされているように感じ、また言葉は分からなくてもピリスさんの瞳から色々な思いが伝わってきて、泣けてきました。すごく良かったです〜v
この御2人は永遠のパートナーです!!!
エンディングのブラームスのトリオも良かったなぁ…

これで1年頑張りなさい、と天から贈られてきたかのようなDVDでした。何とか頑張ります!

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■ 1月17日(土) 

今日はピリスさんの5/2(土)紀尾井ホール公演のチケット発売日でした♪
紀尾井ホールのチケットセンターに根気よく電話すれば、中央ブロックの良い席が取れたのでは…と思うのですが午前中外出予定があったため、家を出る前に急いでネットで申込み。右側のお席しか残っていませんでしたが、紀尾井ホールだからどの席座っても大丈夫でしょう! ベートーヴェンの31番楽しみです〜v わーいvvv 今から楽しみです。

庄司紗矢香さんやヒラリー・ハーンの公演についての感想を色々読んでいたら頭が痛くなってしまったのですが(画面を見すぎて)、そこで知ったのですが今回ヒラリー・ハーンさんの伴奏をしたヴァレンティーナ・リシッツァさんとの組み合わせでのリサイタルが夏にネットラジオで放送されていたようなのです。
もしかしたら…と全く整理されていない音楽ファイルを調べてみましたら、ありました! (聴いていない音楽ファイルの方が多いのですよね…)

内容は
◆ フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
◆ モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ロ長調 K.378
◆ イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番
◆ ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 イ長調 op.100
◆ パガニーニ:ヴァイオリンとピアノのためのカンタービレ ニ長調 op.17
   vn:ヒラリー・ハーン / pf:ヴァレンティーナ・リシッツァ
   2008年2月22日ライヴ Bruxelles, Palais des Beaux-Arts

聴いてみたのですが、やはりハーンさんは独特のテンポをお持ちの方で(恐らくその場の雰囲気で…というのではなく、きちんと計算されて身につけられたものだと思うのですが)、それがちっとも嫌味でなくてむしろ私の好みだったりして、そのテンポにリシッツァさんもついていかれていて良かったです。

他の演奏家で色々聴いていたフランクのソナタやブラームスの2番は「こういう演奏もあるんだ〜」と面白かったです。バッハのシャコンヌみたいに結構ゆっくり目でした。
関係ありませんが、ブラームスのvnソナタ第2番の終わり方って美しくていいですよね。普段よく聞くのは3番か1番なのですが、時々こうやって2番を聴くと もう1回リピートしたくなります(笑) 確か今度の川畠さんのニューイヤーは2番がありましたv 私は川畠さんの2番を聴くのはこれが初めてです。楽しみです。

イザイの5番は、まるで2つのバイオリンで弾いているかのよう!
イザイなのに難しく感じずに聴けてしまうところが(むしろワクワクします)、本当にすごいです。 ますます、次回の来日時にも聴きに行きたいなと思いました。

ネットラジオと言いますと、今月下旬にはナントのラ・フォル・ジュルネの放送が始まります。知らない曲ばっかりで(vn協奏曲は私の見た限りでは放送が無い…)、何に注目したらいいのか分かりません(苦笑)

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■ 1月15日(木) 2人の女性ヴァイオリニストv

昨日はサントリーホールで庄司紗矢香さん、本日は東京オペラシティでヒラリー・ハーンのヴァイオリンリサイタルへ行ってきました! 幸せ!!!

昨日は文句なく会社を出たのですが本日は投げ出して出たような状態で(ははは)、明日は部署内で寒い空気が流れることでしょう… 少し早めに出勤しようかしら(汗)
でも両日、行って良かったです。

まずは昨日の庄司紗矢香さん。ピアノ伴奏はイタマール・ゴランさん。
ゴランさんはすごくいい人だと思うのですが(何となくですが)、私は伴奏というよりもソリストに思えて仕方がないのです。半テンポ位、ゴランさん独特の「溜め」みたいなものが感じられて、それが気になってヴァイオリンとピアノの会話が私の中では成立しません。といってゴランさんのピアノが悪いというわけではなく、ソロでぜひ聴いてみたいなぁと思うのです。
庄司さんも以前に比べて、庄司さんならではの「間」みたいなものが今回強く感じられましたし、そんなお二人のデュオはかみ合っていないような気が…>良いとは思うのですが

曲目は
◆ シューベルト:ヴァイオリン・ソナティナ 第3番 Op.137-3,D.408
◆ ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
◆ アヴナー・ドルマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番(2008)
◆ ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第7番 Op.30-2

2009年最初の1曲目がシューベルトになるとは!
しかもこのソナチネって、今年最初にムキになって磨いたデュメイさんのLPに収録されている曲で、今年になって何度も聴いておりました(笑) 何という偶然。
ですので、ちょっとこのLPの録音と比べると庄司さんの演奏には手のもつれみたいなものが感じられて(逆にこんなに難しい曲だったのかと知りました)、きゃ〜っvという感じにはなりませんでした。

庄司さんらしい曲だなぁと思ったのが次のブロッホです。初めて聴いた曲なのですが、激しい出だしから正に庄司さんにぴったり!庄司さんってコンチェルトでもショスタコーヴィチとかプロコフィエフとか普通では無い曲(?)が似合うと思いますし、私は大好きです。

休憩後のアヴナー・ドルマンさんの曲は、庄司さんの委嘱により作曲し庄司さんに献呈されたそうです。
ですが、この曲。現代の曲って感じで難解なのです(汗) 私の感覚から言うと、こんなの曲じゃない!って感じ(失礼ですが)。これをあなたに献呈しますと言われても、どう返事したらいいか分からないです。

私は現代美術とか苦手なのです。大学時代の勉強中もそうでした。
庭に置かれた丸い石みたいなオブジェとか、これが何なのかさっぱり分かりません。以前書いたかもしれませんが、高校時代の美術の先生がに「この石が浮いてくるまで見つめなさい」と言っていたのですが、その意味がこの日の庄司さんとゴランさんの演奏で分かったような気がします。

曲自体は私は受け入れることが出来なかったのですが、ゴランさんの情熱とか庄司さんの気合いが曲をすっとばして、私たちに直接伝わってきたような気がしたのです。いつもだったら曲を通して演奏者の心の中を感じるわけですが、その垣根が無いといいますか(笑) なので、無性に気持ちは伝わってきたのです。もしかしたら、美術も作品そのものを見つめるのではなくて、その先の制作者の心を見るのかもしれませんね。

演奏後に客席から作曲者のアヴナー・ドルマンさんが登場し、舞台に上がりました。まるでパリコレとかでデザイナーさんがラストに出てきて拍手して盛り上がるような雰囲気! とても楽しかったです。曲はともかく、いっぱい拍手してしまいました(笑)

アンコールは何と、5曲!
◆ チャイコフスキー:憂鬱なワルツ
◆ クライスラー:ウィーン小行進曲
◆ エルガー:愛の挨拶
◆ クライスラー:ウィーン奇想曲
◆ ショスタコーヴィチ:前奏曲 op.34-17

ゴランさんとその場で決められていたようでしたが、こんなに一杯ありがとうございましたと言いたいです。会場も、拍手を止めるタイミングが分からず…といった感じで。
庄司さんの小品って、ソナタであるかのように深いので私は好きです。クライスラーの2曲は特に良かったです。幸せ気分で帰宅しました。

この日 家に着くと私にとってのビック・サプライズが待っておりまして、これについては後日ゆっくりと語りたいと思いますv

そして本日のヒラリー・ハーン。
サラリーマン風男性が会場には多かったです。私は6列目だったのですが、隣の男性は双眼鏡使って細部までヒラリーさんを見ていましたよ!

ピアノ伴奏のヴァレンティーナ・リシッツァさんが力強く、でもヴァイオリンの音色を殺すことなくヒラリーさんとの息もぴったりで、好印象でしたv
見た目的にはヴァレンティーナさんの方が体格も良く、存在感もありました。赤い口紅が印象的でした。ヒラリーさんは茶色のドレスで顎に敷くタオルも茶色で、これはこれで素敵でした。茶色、似合いますよね。(昨日の庄司さんはピンクのドレスでしたv)
帰りにピアノを見ると、本日はベーゼンドルファー!
ピアノについては良く分からないのですが、ベーゼンドルファーと言いますと私はジャン=フィリップ・コラールさんのリサイタルを思い出します(アンコールで弾かれたプーランクのパストラルは忘れられません!)。コラールさんはこのピアノに悪戦苦闘しておりました。
本日弾きこなされていたヴァレンティーナさんはすごいな…と、すごいのかすごくないのか正確なところは分かりませんがそう思いました。

曲目は
◆ イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 Op.27-4
◆ アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第4番「キャンプの集いの子供の日」
◆ ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集より No.10.11.12.19.5.20.21
◆ アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
◆ イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 Op.27-6
◆ イザイ:;子どもの夢 Op.14
◆ アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
◆ バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民族舞曲

アンコールは
◆ パガニーニ:カンタービレ
◆ ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲集よりNo.5

でした。あっという間の一時でしたv

イザイの無伴奏は私はバラード位しか知らないと思っていたのですが、1曲目に弾かれた第4番はどこかで聴いた記憶があります。思い出せませんが…ネマニャ君かしら。

前半の4曲は昼間の疲れもあってか あまり集中して聴くことが出来なかったのですが(でもハンガリー舞曲は聴きなれない番号はこういった曲だったのか…と勉強になりました。どの番号も良くてまた聴きたいです)、コーヒーを飲んでからの後半はヒラリーさんの魅力満載で大変楽しませていただきました♪

今回強く感じたのは、ヒラリーさんのテンポ。すごく私の好みに合っているような気がしました。何も考えずに体に吸収できてしまう演奏なのです。
初めて聴いたアイヴズも、すでに他公演を聴いた友人から難解…というような感想をいただき その通りだったのですが(苦笑)、ヒラリーさんが分かりやすいフレーズを表現して下さるので曲の世界に入って行きやすかったです。前日のアヴナー・ドルマンさんの曲とは大違いです。まるで、Web翻訳をして音楽を伝えて下さっているかのよう。
また、アイヴズの曲も面白くて、せっかく親しみやすい可愛いフレーズが出てきたかと思ったら、そこで中途半端に曲が終わってしまうのです。ピアノの見せ場も多い曲で、ヴァレンティーナさんが熱演されていました!

イザイの無伴奏の第6番も これはかなり難しい曲(技術的な面で)だと思うのですが、こんな曲だったのか!と分かる位に分かりやすく弾いて下さいました。
ヒラリーさんの演奏って、初めて聴いた曲でも口ずさむことが出来てしまいそうな表現力を持っているのですよね。素晴らしいです。

ヒラリーさんのテンポの良さは、知っている曲(ブラームスのハンガリー舞曲第5番やバルトークのルーマニア民族舞曲など)を弾かれている時に強く感じました。他の演奏家とは違い、聴いていて気持ちが良かったです。

ルーマニア民族舞曲は今までにも素晴らしいと思える演奏に出会えているのですが(庄司さんも素晴らしかった!)、今回の演奏もその中でも1,2を争うのでは…という位に気に入ってしまいました。上手いし、やっぱり表現力なんでしょうか… 聴いていて曲の世界に惹きつけられてしまいます!

アンコールは「パガニーニ ノ カンタービレ デス」とハーンさんから説明がv
この可愛い声と美しい日本語を聞くのも楽しみの一つですよね♪ もちろん、演奏も良かったです。

ハーンさんは移動などが無い限りはサイン会を必ずやる方だと聞いていましたが、本日も「サイン会 急遽決定」というプラカードを係りの人がロビーで持っていました!
私は今回は失礼したのですが(並ぶ元気が不足していて…涙)、超・長蛇の列でした! 昨年の横浜みなとみらいホールの時を思い出しました(この時もすごかったです〜)。
これだけの演奏を聴いてしまいますと、この感動を少しでもハーンさんに直接お伝えしたくなりますよね。ハーンさんには申し訳ありませんが、長くなってしまいますよね。
…そんなことを思いながら、ホールを後にしました。

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■ 1月11日(日) 雪組カラマーゾフの兄弟観てきましたv

私にとっての初・宝塚♪
赤坂ACTシアターで「カラマーゾフの兄弟」を観てきました(11:00〜公演)。

いやー、すっっっごく面白かったです!
最初から「カラマーゾフ♪ カラマーゾフ♪」と歌ってしまうのですよ(爆)
衝撃的でした。ゲルギエフさんのオペラも観てみたいです!!!>日本に来て!
ミュージカルとかスーパー歌舞伎とかも観ていてワクワクしますが、宝塚も同じ。物語の世界に引き込まれてしまいますねv ひいきの出演者とか出来ると、それはもう楽しくて仕方がないのではないかと思います。クラシックと同じ。同じ演目だって、行ける限り通ってしまいそうです。

赤坂ACTシアターは、やはりコンサートホールとは違いますのでホール以外の部分(ロビーとかそういう部分)が狭いです(涙) 休憩中は人で溢れ返っておりまして、25分の休憩がお手洗いで並んで終わり! ということになってしまいました。通いなれている方は、休憩入るとすぐにご自分のスペース確保されて持参した軽食などを召し上がられていたりしました。サントリーホールのあの空間が懐かしい〜なんて。

私の宝塚のイメージと言いますと、20代〜30代の女性がきゃ〜っvvv…というものを昔から持っていたのですが、それは間違えだったということが良く分かりました。すいません。
年齢層も幅広かったですし(むしろ40代以上の方の方が私の周りでは多かったような気が)、叔父様も私の周りには結構いらっしゃいました。ドストエフ好きーの方かと思ったのですが、拍手の入れ方とか慣れていらっしゃったので(笑)宝塚ファンの方ですね♪
化粧・香水の香りがプンプン…というイメージもあったのですが(ものすごいイメージですね、汗)、そんなことも全然無くて、普通でした!
初めてでも緊張せずに足を運べる空間で、安心しました。
今日は前の方の中央ブロックのお席でしたので、隅々までたっぷりと観て・聴いてで楽しませていただきました♪

内容的にはドミートリー(ミーチャ)とアグラフェーナ(グルーシェニカ)の恋愛を中心とした話でした。
私には人の区別が付きませんので、舞台に登場されても誰が誰だがさっぱり分かりませんでした…内容で判別していたと言いますか。逆に言いますと、出演者の顔が分からなくて原作も分からない方ですと、ちょっと難しいかも知れませんね。
話がなかなか良くまとめられていましたので、原作を消化してから観ていただけると良いのではないかなぁと思いました。(あ、漫画はあまり推奨できません。)
あとは愛称を覚えるまで頭が混乱しますので、パンフレットに簡単な表でもあったら親切かもと思ったり。

グルーシェニカ=アグラフェーナ・アレクサンドロヴナ
カーチャ=カテリーナ
アリョーシャ=アレクセイ
ミーチャ=ドミートリー

は、最低覚えておきたいですね。

すごく役を研究されているなぁ…と思ったのが、スメルジャコフの人。上手すぎ!
舞台から出てきた瞬間から卑屈な感じが出ていましたし、ずっとイワンのこと見ているのですよね(笑) イワンの動きに一喜一憂しているというか。この動き、分かる人には分かるんだよね〜と思って目が離せませんでした。完全にスメルジャコフしていました。
だって、スメルジャコフの「イワン様〜」という気持ちが話の核心部分ですものね。

あとフョードル役の人。この方もフョードルの笑いの部分を見事に表現されていたと思います。悪人なんだけど、フョードルってなぜか憎めないのですよね。この方でしたら、場違いな会合の場面とかもやっていただきたかったです。きっと大笑してしまったと思います。
脇がすごく良かったです。ラキーチンも本当はそんなにいい奴ではないのですが(笑)好青年でしたし、ホフラコーワ夫人の前半部分の弾けっぷりも笑ってしまいました(後半普通になってしまったのが残念でしたが←原作、すごく変な人なんですよね)。

ゾシマ長老とかクラソートキンとかの少年たちの部分は全部カット。
大審問官部分も詳しくはカットだったのですが(当然ですよね、深すぎます)、なぜか歌だけ「大審問官♪大審問官♪」と言葉が残っておりました(汗)
居酒屋「都」でのアリョーシャとイワンの食事の場面もカットかなぁと思っていたのですが、そこは活かされていました♪ イワンがきちんとアリョーシャに魚スープとチェリージャムをすすめていたので私的には大満足v

あと個人的に気に入っている、ギターを弾くスメルジャコフの場面(隣に住んでいるマリアにスメルジャコフが歌を歌うのですが)。そこもきちんと活かされていました。

サタンがイワンの横に最初からずっといたのですが(このサタン役の方、踊りがめちゃめちゃ素敵でした!)、この意味はたぶん分かりづらいと思いました。イワン役の人は悪霊のスタヴローギンを思い起こさせるような方でしたので、この勢いで悪霊も宝塚化してしまっては…なんて。これも結構映えると思いますv

とにかく、とても美しく、楽しい一時でした♪
家に帰って思わず亀山訳の小説を手に取ってしまったほど(何か、訳が微妙な感じがするのですが…好みの問題だと思いますけれども)。きっと、今日家に帰る途中で小説購入された方とか何人もいらっしゃるのではないでしょうか(笑) ぜひ読んでいただきたいです。

そうそう。
松平健さんの公演の後の「マツケンサンバ」みたいに、公演の後にフィナーレがあって(ФとНは読めたのですが、あとはさっぱり…)、ノリの良いロシア民謡に合わせて出演者の方たちが白と黒の服装(?)で踊るという、びっくりな時間がありました…
確か、トロイカ、カチューシャ、黒い瞳、赤いサラファン、あたりだったと思います。タチヤーナ先生が昨年歌って下さったので覚えています〜(それとは当然ですが、全く別物です!)
こういう流れなんだ…と、ただただ目の前の光景を受け入れるしかありませんでした(爆、でも格好良かったですv)

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■ 1月10日(土) その2 ロシア料理教室〜♪

そういえば思い出しましたが、昨日朝礼で「1月24日(土)に第2回勉強会を開きますので、皆さん時間を空けておいてください」とかふざけたことを言っていた気がします(怒)

…私、ラン・ランのシューベルト聴く予定なんですけど!

週末まで、時間を束縛する権利なんて会社にあるとは思えないんですけど!!!
>早く言えって話ですよ。全く。もしくは平日帰らせてよって。

昼に皆様にお弁当配ったら帰らせていただこうと思っていますが、何か思い出したら腹が立ってきた〜!!!

もう一つ思い出しましたが、新年早々に購入しましたレコードクリーナー。
LP拭いてみたのですが、格段に音色がクリアになりました! すごいっ!
ホコリのプチプチ音が消えただけとは思えないのですが… 嬉しいです。
LP大事に聴かないとなぁって思いました。LPって針を盤の上に置く瞬間に、なぜかリッチな気分になるのですよv そしてすごく幸せな気分になります。
こうなると、静電気を除去するブラシとかも欲しくなってきました…

ラリーサ先生 今日のロシア料理教室。
タチヤーナ先生がアントン君出産のために代理で教えて下さっていたラリーサ先生(写真の方)は来週ロシアに帰られるということで、今日が最後。
アントン君にも会って来ましたが、ハーフということもあるのかもしれませんがものすごく可愛いです! じっとこちらを見つめて、笑ってくれるのですよね〜v
今日は『花嫁(Невеста)』という名前のサラダとヴァレーニキ(ウクライナの水餃子)でした。
ヴァレーニキは私も一応作ることが出来るのですが(何度も教えていただきましたし)、生地のこね方が大変勉強になりました。タチヤーナ先生ももちろん上手なのですが、ラリーサ先生は本当に「ロシアのお母さん」といった感じで(そして非常にマイペースです…) 愛情込めて生地をこねているのですよね。こうやってこねるのか…と。今まで作ったのとは、生地の弾力が全然違います!

ヴァレーニキの生地です どうすればこのように包めるのか…

今日私は、この右側のような包み方を覚えるのを目的に行ったのですが、結局覚えきることは出来ませんでした… どうやったら、こんな綺麗に包めるのでしょう。何度見ても、包んでも、出来ませんでした(汗) 家でも研究してみよう。

ジャガイモとキノコ カッテージチーズ入りのデザート風です

中身はジャガイモとキノコ、タマネギを混ぜたものと、カッテージチーズを入れたデザート風のもので2種類作りました。
生地がものすごく美味かったです。自分もこういう感じで作れるようになりたいです。中身に関しては、形が違うペリメーニのように肉を入れた方が私は好きだなぁ…と思いました。
味的にちょっと物足りない感じ。でもお腹は一杯になりました!!!>倒れそうでした…

サラダ「花嫁」 こちらがサラダなのですが、ジャガイモ、タマネギ、にんじん、ビーツが層になっています。似た感じので「外套を着たニシン」というサラダが有名ですが、断然に本日のサラダの方が美味しかったです(外套を着たニシンはちょっと苦手…)! 使ったマヨネーズがキューピーとかではなくて、ロシアで人気のメーカーのものだったのが(詳しくは忘れてしまいました)良かったのかもしれません。さっぱりした感じのマヨネーズでした。
今度家でも作りたいです。ボルシチ作るとビーツが余るので、なかなか作ることが出来ないのですが、これ作れば良さそうですよね。半々で。

今日は人が少なくて生徒6人でした。でもすごく楽しかったです〜v
ラリーサ先生のペースに合わせていたら(?)ゆっくりしすぎて1時間延長になりました。
明日の教室はボルシチとピロシキだそうで、こちらの教室は多数の応募があったと聞きました。この2つは私も先生にこれまでに何度も教えていただいたのですが、人気のメニューなのですね。ボルシチは、確かに美味しいです♪

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■ 1月10日(土) 怒涛の一週間でした…

想像はしていたのですが、これ程とは…
ヒラリー・ハーンのコンサートに行けず、友人からは「素晴らしいコンサートです!」とメールをいただき いいなぁ…と思っていましたら、翌日社内の数少ないクラシック仲間から「昨日、無理して行って来たんですよ。」と、やはりこのコンサートの報告が!!!

そうそう。
その日は Aさんに請求書もらいに行ったら、帰ったあとだったのでもしかしたら…とは思っていたのですよね(笑) Aさんも残業仲間で、とにかくお互い帰れないんですよ(あっちのほうがひどい)。
歌とのコラボは初めてだったけど、とても良かった! と言っていました。1列目だったそうなんですよ、彼。周りからはきっとハーンファンと思われたことでしょう(笑)

「雪こぐまさんも、朝から気合い入れて帰らないとだめですよ!」と言われましたが(その通りなのですが)、コンサート行かなくてもいいから少し休みたい…って感じだったので、結局無理でした。
デュメイさんだったら頑張りますけど〜v 9月は頑張りますよ! って話をしていたら、横に上司が来たので今から9月の大阪公演に向けての有休申請を了解していただきました。ははは。さすがに2公演は無理ですが、デュメイさんの弾き振りの9/11は行きます〜v(たぶん)。9/17は飯守さん指揮でメンデルスゾーンvn協奏曲だそうですが、デュメイさんのメンコンは自由奔放で、もう本当に面白いから、ぜひぜひ多くの方に聴いていただきたいと思います。私も京都公演でメンコンってこんなに素敵な曲だったんだ…と初めてこの曲の魅力を知りました。きっと私はこの日はタイムカード計算に追われていることでしょう。9月って5連休なんですよねー。嬉しいけど、仕事的には嬉しくないです。

クラシック倶楽部のダルベルト先生公演も、昨晩やっと録画を見ました(前半部分は放送時に見ていたのですが)。夜のガスパール。朗読部分が訳で出てくると、より雰囲気出ていいですねv 先生の手の動きも細かく見えて、あの日の光景・興奮が蘇りました。
BShi放送なので、もしご覧になりたい方がいましたらご連絡下さい。以前、川畠成道さんのドキュメンタリー番組もBShi放送で、見れる人・録画できる人を皆で連絡取り合って探したことがあります。でも、何とか入手できるものなのですよね! あの時、友人には大感謝でした。楽しかったですよねー。私が見られるようになってから再放送されないのは何で何だろう…と不満でもありますが(苦笑)

昨晩のNHK-FMはザルツブルグ音楽祭2008でテツラフさんのベートーヴェンvn協奏曲でした。番組表には「カデンツァ:クリスティアン・テツラフ ベートーベン自身のピアノ協奏曲編曲版による」って書いてあって、私には「ベートーベン自身のピアノ協奏曲編曲版による」って意味が分からなかったのですが(それを盛り込んだということでしょうか?←調べてみたら、やはりそうみたいです。ティンパニーが入っていて面白いのですよね〜 さらにテツラフさん。ご自身のアルバムでも同じの弾いていました。全く記憶に残っておりませんでしたが)、初めて聴いたカデンツァで、しかもとても楽しくてベートーヴェンらしくて、今朝何度も聴いてしまいました。いい曲ですよね〜v(カデンツァ以外も)

では、今日は久しぶりのロシア料理教室行ってきたいと思います。

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■ 1月4日(日) あけまして おめでとう ございます

我が家の年賀状(仕事用)。今年は2種類作成しました。そのうちの1つ、こちらは父のイメージをなるべく形にしてみたものです(笑)

あっという間に2009年になってしまいました〜 私にとってどんな2009年になるのか。とても楽しみです。自分の部屋がきれいだから(年末大掃除のおかげで)気分も爽やか!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元旦はずっと年賀状作成… 夜は兄・弟夫婦が来て皆で食事。
2日は友人と明治神宮に初詣。第一に自分を含め周りの健康を祈ってしまった私は、年齢的にというか精神的に終わっているような気がしました。今思えばもうちょっと祈りようがあったような気がします(苦笑) 若さが無いですよねー
この後あまりにも話し過ぎたためか(楽しかったので)、昨年からの疲れが一気に出たのか、夜から激しい頭痛(というか両目がすごく痛くて)に襲われてダウン…昨日は寝込んでいました(涙)

今年はなぜかシューベルト聴いています。
元旦にダルベルト先生のピアノソナタ19・20・21番が聴きたくなって。3つのピアノ曲もプラスして通して聴きました。今さらながらに、このDENONの録音とラ・フォル・ジュルネで聴いた時の違いみたいなものが見えてきたような気がします(今までは同じに聴こえていました)。先生がこれまで年を重ねてきた結果のその時のシューベルト、みたいな(何となくなのですが。それ程大きな違いとは思わないのですが)。そして、改めてこれらの曲の魅力を感じました。本当にいい曲!

続けて弦楽五重奏を色々なアルバムで(結構集めています!)。私のお気に入りは1stヴァイオリンがアイザック・スターンのものです。一番最初に聴いた演奏だからかもしれません。ハイフェッツさんは前半大好きなのですが、第4楽章が私のイメージと違うのですよね。グリュミオー先生は音が美しすぎて周りに埋もれてしまっているというか… ちょっと残念な感じ。好みって色々です。

で、デュメイさんでグランド・デュオとソナチネ。
これを聴いていてLPの表面のほこりがものすごく気になったので(いい演奏なのにほこりのせいで音が…!)、先程ディスクユニオンでクリーナーなど今年初の通販をしました(笑)

昨日のダルベルト先生、樫本大進さん、Xavier Phillipsさん(知らない人です)のネットラジオも聴きました!
シューベルトのピアノトリオD929とラヴェルのトリオだったのですが、シューベルトがマイクの位置のせいなのか理由は分かりませんが、私の耳にはダルベルト先生100%な演奏にしか聴こえませんでした(爆) ものすっごく先生がリードされているような… 先生…
LFJの記憶があいまいなので何とも言えないのですが(あの時もこうでしたっけ?!)、樫本さん頑張って、と言いたくなるような、チェロの方に関しては何も言うべきこともないようなまとまり具合でした。もったいないというか。でもこれはこれで好きなのですが♪
樫本さんのシューベルトを聴くと書写山の時の演奏を思い出して、きっと会場はああいうような温かい雰囲気なのだろうなぁと勝手に想像に浸っていました。

ラヴェルはやはり樫本さんのヴァイオリンが気になりましたが、でもすごく良かったと思います! 生で聴きたかった〜と。ラストの混沌とした(と私は感じているのですが)部分とか、聴いていてゾクゾクしました。

樫本さんは昨年末にチャイコフスキーのvn協奏曲が流れておりまして、こちらは結構良かったように記憶しているので、機会があれば協奏曲を一度聴きに行きたいと思っています。また今年のLFJに参加して下さるといいのになぁ、なんて。
>未だにナントのプログラムをチェックしていないので、こちらも見ておきたいのですが。

今月は、私にとって初ラン・ランで、シューベルトのピアノソナタ第20番を聴いてくる予定です! すごく楽しみにしています。急に中国政府の要求で帰国しなくてはいけなくなったとかで、日にちが変わったのですよねー、これ。

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