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■ 2008年8月の日記 ■

… 北京オリンピック開幕! どんな分野でも、それを極めるって素晴らしいと感じた1ヶ月でした …

■ 8月30日(土) 

こんな大雨の中で、エド・はるみさん大丈夫でしょうか…(24時間マラソン)
と、気になりつつ、本日はテレビをまだつけておりません。
ピリスさんのワークショップも見ていないです。
マトリョミン教室も自主休講(爆) 昨日の帰りの大雨のイメージが抜けなくて。

夕方も、やはり大雨が降るのではないかとの恐怖心に駆られ、雨が降り始めたので早めにチョビの散歩に行こうとしました。行こうとしたのですが!

きゃ〜っ! 玄関に干していたチョビのレインコートが無いっ!!!

昼までは確かにあったのに。
母曰く、小さい子のいたずらかしら…?!と。
あれは盗むようなものではありません。返して!

シャンプーしたばかりなのに(涙)、雨の中そのまま外に出ました。ごめん、チョビ。
今日の散歩では、雨の中 木から落ちてきた木の実を狂ったように 食べていました。大丈夫なんだろうか… と思いつつ、そのまま食べさせてしまいました。

最近、新聞も無いときがありますし(新聞屋さんの入れ忘れなどではなく)、このままだと傘も盗られるのでは…と、玄関にはなるべく物を置かないことにしました。
昔、タヌキの置物も夜中に盗られたことあったし(爆) 困りますね。

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■ 8月29日(金) デュメイさんの詩曲v

雷がバリバリ鳴っていて、怖いです…
こんなに鳴ることって今までなかったので。この大雨といい、気候が変ですね。

さて、前回 デュメイさんのモンペリエ音楽祭・Paul Juonさんのトリプルコンチェルト不参加のことを書きましたが、この音楽祭のオープニングイベントらしきものには きちんと(?)参加されています♪

ヴァイオリニストの中澤きみ子さんのブログにて、少しこのコンサートのことが語られているのですが(7/13、8/2分)、中澤きみ子さんもご参加された「ストラディヴァリウス オーケストラ」(ストラディヴァリを持たれている演奏家が集まって特別編成されたオーケストラのようです)と一緒に、デュメイさんがソリストとしてショーソン詩曲(弦楽版)を演奏されたのです!

本日のFrance Musiqのプログラムには、この日の日付(7/14)で「Bacchanale du Sauvage I」と書いてありましたので、もしかしたらこの詩曲も流れるかも…! と、期待を込めて予約して会社に行きました。

うん、予想通りでした!>こういう賭けには負けるときがほとんどの私ですが(汗)

France Musiqは少し音が悪いのが残念ですが(涙)、これはまぎれもなくデュメイさんの演奏でした。嬉しい! 音が…というよりも、音を出す馬力がデュメイさんだなぁと思いました(すごく馬力あります)。本来の音よりも5度位ずれた音がこちらに届いているような気がします(汗)

頭が痛くなって 音楽聴くのはツライなぁ…と思ったときでも、ペレーニさんの演奏はなぜか自然と聴ける私です(頭が痛くなりません)。

辛いときがあって 誰かに助けて欲しいような時は、ギレリスさんのベートーヴェン op.110を聴くと、自分の気持ちを持ち上げて救ってくれるような気がします。

でもでも。
デュメイさんの演奏は、私にとっては別格なのです!

パチッと、瞬時に自分が生まれ変われてしまう。脈拍が一気に変わるような気がしますし(・・・というよりも、血液そのものが別物になった気がする)、その瞬間は嫌なことも辛いことも忘れて テンションが高くなります(笑い)
疲れも取れますし、栄養ドリンク以上に効果があります!

今日、それを再確認しました。
未だに有休申請出していませんが(出しづらい…)、大阪でもショーソン詩曲やります! あとツィガーヌ。
この2曲はデュメイさん何度も録音されていますので(詩曲は2回、ツィガーヌは4回でしょうか…もっとあるかもしれませんが)、かなりお好きな曲なのだと思います。
今から楽しみです〜 本当、9月はこんなに近くに来ております♪

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■ 8月25日(月) デュメイさん、どうしたのでしょうか?!

お金を扱う部署って、切ないです… 言いたくないことも言わないといけません。
いつも皆から嫌な顔されるし。最近、清算の件で皆とギクシャクしています。
清算したかったらリーダーのハンコをきちんともらってよねっ!って思いますが、ハンコが無いので断ると、どうして皆さん嫌な顔するのでしょうか。今日も、1年前の清算をハンコなしで払えって言われても(基本的には前期の清算は受付けたくないのですが)。会社は自由にお金が使えるところではないのですからね! >そして、どんどん孤独になりそう…(涙) 月末は連日、バトルです。 営業系の人にすごく嫌がられているのが分かるのです。

11月21日(金)にダルベルト先生の仙台公演が決定したそうですね。
シューマンの謝肉祭以外、東京とは全然違うプロですよ(涙) きゃ〜っ!!!
ショパンは私にとって全く未知の世界ですので、ダルベルト先生の演奏で足を踏み入れてみたかったです。ううう、残念。
…平日の仙台だなんて行けない。金曜日は振り込みがあるから絶対無理です!
でも せっかく来日されるのですから 東京・仙台だけでなく、色々な場所で沢山の方が先生の演奏に触れられるといいですよね。

関フィルさんからは、デュメイさんの弾き振り2公演のご案内の葉書が来ていました(涙)
そりゃ 私だって行きたいですよ。行きたくて仕方がないですよ!
でも、月末月初 ストライクゾーンの日程では(9/30 と 10/1)無理ってものです。
絶対に、絶対に、コンサートホール満席にしてデュメイさんを舞台へ迎えて下さいね!>関西の方々。 私はこの届いた葉書に思いを託します〜vvv

そんなデュメイさん。
8月26日(火)はデュメイさんのネットラジオ放送が予定されていて、私は大変楽しみにしていました。7月19日にラジオフランス・モンペリエ音楽祭で行われたデュメイさんのライヴ録音です♪

予定されていたプログラムは、
■ Paul Juon / Triple concerto en re mineur pour violon, violoncelle, piano et orchestre op.45 (1912)
  Augustin Dumay : violon / Alexander Kniazev : violoncelle / Nelson Goerner : piano
■ Piotr Ilyitch Tchaikovski / Symphonie No.6 en si mineur op.74 "Pathetique"
  Orchestre Philharmonique de l'Oural / Direction : Dimitri Liss

でも実際に放送されるのは、
■ Piotr Ilyitch Tchaikovski / Variations sur un theme rococo pour violoncelle et orchestre
  Orchestre Philharmonique de l'Oural / Alexander Kniazev : violoncelle
  Direction : Dimitri Liss
■ Piotr Ilyitch Tchaikovski / Symphonie No.6
  Orchestre Philharmonique de l'Oural / Direction : Dimitri Liss
■ Franz Liszt / Concerto pour piano et orchestre No.1 en mi bemol Majeur
  Orchestre Philharmonique de l'Oural / Nelson Goerner : piano / Direction : Dimitri Liss

完全にデュメイさんの名前だけが消えていますが…
体調崩されたのでなければいいのですが。
そろそろ9月ですし、日本公演も踏まえて少し心配です。

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■ 8月23日(土) 巨匠ピレシュのワークショップ 開幕〜! そして2009年!!!

「月光」第2楽章の曲をBGMに『巨匠ピレシュのワークショップ』が始まりましたv

この曲を聴いていると、女性の後ろ姿が頭に浮かんできました。
誰なんだろう、この優しそうな女性の記憶は…

トッカ・ド・トッコ(サンパウロにあるピリスさんが私財を投じて作った施設)の説明を聴きながら、一生懸命思い出してみました。

そうだ、アンヌ・ケフェレックさんだ!

今年のLFJの記憶が頭に残っていたようです。そうそう、ケフェレックさんの月光は良かったです。演奏される後ろ姿も素敵でした。
続けて、BS名曲探偵アマデウスに出ていた仲道さんの演奏も頭に浮かんでくる私です。
(そして、光藍社のミシュクさんのチラシで締め!)
月光は私にとってはケフェレックさんと仲道さんの曲みたいです。

番組の内容ですが、題名の通り これはスーパーピアノレッスンではなくピリスさんのワークショップでしたね! 曲の技術的なことを細かく学ぶというよりも、曲をきっかけに音楽全体のこと学んでいこう… みたいな感じがしました。
でも、ピリスさんのお声は相変わらず可愛い!
所々で使われていたベートーヴェンのop.110を聴いて、思わず汗が出てしまいました。すみだトリフォニーでの感動が蘇ってきたというか。
やっぱり私はピリスさんの31番が好きなのです。演奏もそうですが、ピリスさんのこの曲に対しての気持ちの乗せ方が好き。言葉では上手く形に出来ませんけれども、すごく沢山のメッセージが1音1音に乗せられているのですよね。放送が楽しみです〜v

音楽の友を読みました。
秋も来ないうちに2009年の予定ですが、来年も期待大です〜vvv
1月にヒラリー・ハーン。シンガーソングライターとのコラボと、イザイ。
3月はコバケンとアネーム・フィル。
4月はピリスさんご来日!!!きゃ〜っ!!!
ピリスさん、11月も来るのですよ。11月は、チェロのゴムツィアコフさんとショパンとベートーヴェンのプロだそうです。うわっ。1年に2回も楽しみがあるだなんて、2009年贅沢すぎ。
5月はピアノのツィメルマン、チェロのジャン・ワン…というよりも、きっと私はLFJ中心の1カ月となることでしょう♪
9月はネマニャ君の「悪魔のトリル」と書いてありますが…意味がよく分かりません。
そしてデュメイさん。
…もう一回書いてしまおう。デュメイさんです!!!
関西フィルとの弾き振りのほかに、名古屋フィルとのベルクの協奏曲ですって。出来れば名古屋フィルに行きたいです(週末であるといいな♪)。そして、東京でのリサイタルもぜひぜひやっていただきたいです〜 デュメイさんは来年の1月で還暦だそうです。
マレーシア・フィルと一緒にレーピンさんも来日されますね。
10月はハンベルク交響楽団、ジョナサン・ノット指揮、テツラフさんの組み合わせ。
そしてダルベルト先生がご来日!!!>来てくれて、ありがとう〜!!!
11月は先ほど書きましたようにピリスさん。
ヤンソンスさん&バイエルン放送交響楽団&五嶋みどりさん!ベートーヴェン、ショスタコ7、ブルックナー4番とのこと。
ゲルギエルさん&マリインスキーはショスタコ5と7(バイエルンと被りますね!)など。こちらのソリストはユンディ・リ。

…まだまだあります。
来年も自由に聴きに行けるかは未定ですが、許される限り行きたいですね。
そのまえに今年の秋がやってきます〜vvv

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■ 8月22日(金) 久しぶりのアンティーク♪

連休中は「LPレコーダー、わ〜い!」と調子に乗ってガンガン聴いていましたら、レコーダーが壊れてしまい…

………。

―― というのは冗談で、あまりにも聴きすぎて自分が気持ち悪くなってしまいました(爆)
連休明けの体調は最悪! 今週は音楽は控えた生活をしております。
いくら嬉しくても、「○○過ぎ」というのは良くないですね。

父が北海道で仕事をすることになり、今週は母と一緒に下見に行っておりました(母は完全なる観光気分…汗)。なので、朝のチョビの散歩は私がやりました。朝の5時起きで1時間の散歩って、普段やらない者にとってはかなりキツイです! 全然健康的ではありません。>倒れるかと思った。朝の散歩をする度に思うことです。
でも両親も帰ってきましたので、ゆっくりと週末を迎えることが出来そうです♪

昨晩は 土曜日のピリスさんのワークショップ放送に向けて、予約録画の確認をしてから寝ました。
すると、丁度「西洋骨董洋菓子店〜アンティーク」のアニメが始まるところでして…!!!
アニメ化されるということは知っていましたが、チェックはしていませんでした。

私は滝沢秀明、椎名桔平、藤木直人、小雪…他、で昔放送されたドラマが大好きで!
話も好きでしたが、こんなお店でケーキ食べたい…って当時思っていました。
そしてたどり着いたのがトシ・ヨロイヅカなのですが、今では簡単には食べることの出来ない 遠いお店となってしまいました(涙) 偶然にも、アニメのケーキ監修は鎧塚さんがされているようですね。

原作も読んでいましたので、アニメだとどんな感じなのだろうって そのまま見ました。

…何ですかねぇ。

今の声優さんのレベルってこんなものなのかな…と。
毎回見るうちに慣れるということもありますが、アニメの画面と声とが一致していないような気がしました(声の質ではなくて、演技力の面で)。私にとっては1回見れば十分かも。
(すいません、あくまでも私の個人的な感じ方なのでご了承ください。昔も良い悪いってありましたけれども。)
逆に ドラマのDVD BOXが欲しくなってしまいました(笑い)見る時間があればなぁ。
本当、あのドラマは最高でした!

そういえば 会社にはアニメファンなのかゲームファンなのか分かりませんが、お昼休み中のお手洗いで 毎日飽きずに声優さんの話題でキャーキャー言っている子たちがいます。
>微妙に私も分かる話題なんだな(苦笑い) 気持ち分かりますが、洗面所の前は開けて欲しいです。
私の会社に声優好き(アニメ・ゲーム好き)が多いのか、現在の世間一般的にそういう世界が普通なのか分かりませんが、これだけ多くの人たちが当たり前のように声優さんのお話をする光景が(それも私のいうところのオタク的目線の話し方で)不思議です…

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■ 8月16日(土) LPレコーダーがやって来た!

本日、LPレコーダーが届きました!
夏休み中に届くとは思っていなかったので(注文して1週間位かかるのかと)嬉しいです。
木・金の午前中に掃除もしておきましたので、受け入れ体制はバッチリでした♪
ようこそ、我が家へ〜!!!

少しデュメイさんが見えるところが、私のこだわりだったり(笑)
今までは弟が置いていったCDコンポでCDを聴いていたのですが、古くなってきたのかアルバムをなかなか読み込んでくれなくなってしまって。
レコードも聴きたかったのですが、CDも聴きたかった(感涙)
パソコンでCD聴くのは、なぜか嫌いで。色々な意味で良かった…

私はレコードにこだわりを持っているわけではないのですが(レコードはかさばるので、どちらかと言えばCD派です)、デュメイさんのアルバムでCD化されていないものがあるので、持っているのですよね。私の手元には現在4種類あります。世の中にはまだまだあるのではないかと。
もちろん 業者さんに頼んでCD-Rに焼いてもらっているので中身を聴いてはいるのですが、持っている以上 一度はレコードで聴きたい… しかも、年々暑くなる夏が来るたびに 自分が聴く前にレコードが曲がってしまうのではないかという恐怖心に襲われたり(苦笑い)
保管の仕方がよく分からないのですよね。

早速、聴いてみました♪
素人耳にはレコードだから…という良さはいまいち分かりませんが(プレーヤーやスピーカーの良し悪しとかもあるのだと思いますが)、自分がレコードの発売された時代にタイムスリップした感じ! 当時の人たちは この音でデュメイさんを楽しんでいたのだなぁと、なんとも言えない気持ちになりました。何て、優雅な時間vvv
でも、レコード触るのって緊張しますね(笑い) どこを触ればいいのか迷います。

デュメイさんのLP ジャケットが素敵なのです♪
モーツァルト、パラディスのシシリエンヌ、シューベルトのグランド・デュオ、ベートーヴェンのクロイツェル、ブラームスのF.A.E.ソナタ、バッハのシャコンヌ、ラヴェルのツィガーヌ… これらのレコードには好きな曲ばかりが入っています♪

話は変わりまして、私はこの夏休みの課題として(?)ベートーヴェンのピアノソナタ第31番Op.110 を色々聴き比べております。自分の中では『祝! 巨匠ピレシュのワークショップ放送!』 って気分だからなのですが(笑い)>今度まとめて語らせてください。

本日は、超有名なギレリスさんのCDを聴きました(どのHP読んでも、第31番はギレリス!って書いてあります)。
これが、ものすごく泣けます〜〜〜 良過ぎです!!! 私も好きです。
非常に 素晴らしい演奏です。第1楽章から、いきなりあっちの世界へ飛んでしまいました(普通は第3楽章のフーガからですよね)。精神的な世界が展開されて、涙、涙、です。
そして、聴いていて ドキドキしてしまう〜 きゃ〜っvvv

…というような演奏でした♪
基本的にどなたの演奏もそれぞれ良いです。曲そのものが良いからでしょうね。ながら聴きが出来ないのが難点ですが(つい聴き入ってしまうので)、すごく満足出来ます。
生で、どなたかの演奏が聴きたくなってしまいました。秋にどこかでありそうですね。

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■ 8月14日(木) 夏休みです〜♪

消化出来ないイライラ感を残しながら夏休みに入りました雪こぐまです。
給料もらう身は大変ですよね…(涙) 不条理なことばかり。
お前はカフカか!って言いたいです。でも 我慢、我慢。
今度こそLPプレーヤー買おうかな。LPでデュメイさんのシャコンヌ聴いて、リラックスしたい… うん、買おう。そして、デュメイさん聴こう。
ちなみに最近の通勤中はデュメイ&ピリスでベートーヴェンのスプリングソナタ聴いています♪ 第4楽章のデュメイさんのピチカートが、幸せそのものでv
きっと とび跳ねながらポン、ポン、ポン、ポン、って弦を弾いているのだろうなぁと思うと、思わず笑顔になってしまいます。
ピリスさんのピアノも良いですしvvv

と思っていたら、先ほど北島選手がまたまた金メダル! すごい!
北島選手だけでなく、全ての選手におめでとうございます、という気持ちです。
今日休みで、生放送を見ることが出来てラッキーでした。

今年は皆さん「周りの皆様のおかげで、ここまでやってこれた」というコメントが多い気がするのですが、その言葉を聞くたびに それ位大変な努力をされて4年間練習されてきたのだな… と、自分のぬるい生活態度を反省させられます。

今も北島選手のおかげでイライラ感は吹き飛びました!

オリンピックと言えば、先日、開会式の足跡花火のCG問題、女の子の口パク問題がありましたね。もう、大笑いです。

足跡花火は、あの時 とても感動して… といいますか、最初はあの花火の形が足跡に見えなくて、「下手な花火の打ち上げ方だな」と思っていたのですが、徐々に足跡に見えだしてからは そのストーリー性というかドラマチックな(?)演出に感激してしまい、洗いものしていた母をテレビの前まで呼んで見せた位なのです(爆)

東京だったら、こんなあちこちに花火なんて打ち上げられない、すごい! と真剣に考えていただけに、そんな自分に笑ってしまいました。でもCGでも表現することはそれだけで「演出」だと思うので、私としてはとても良かったのではないかと。

口パク少女は、口と声が少し合っていないかな…と思ったのですが、生中継による時差かと勝手に思い込んでいて(どんな理屈なんだ、苦笑い)、不思議には思いませんでした。
「この少女はたくさんの応募の中から選ばれました」と言っていた気がするのですが、その応募って笑顔選手権みたいなものなのでしょうか。笑顔少女も歌少女も、日本人だったらどちらもお互い屈辱的だと思いますけど…これもお国柄なのでしょうか。
中国は不思議な国です。でも、楽しんでオリンピックを見ています!

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■ 8月10日(日) 今日はトルクメン料理!

『 yukikoguma san!
8月は特別講師を呼んで トルクメン料理、やります。ぜひ、来て下さい! 』

タチヤーナ先生からメールをいただき、

ト、トルクメン…? 国の名前???

と、未知の世界への興味が一杯で、今回は会社から参加の旨を即レスしてしまいました(笑い) 8月の料理教室は休みかと思っていたし…
私が会社でメールを打つのは、結構めずらしいのです。

「今回、たくさんの人からすぐに参加の申し込みがありました。メール送った日は10人から返事が来ました。 いつものロシア料理教室の時も、よろしくお願いしますよ。」

とのことでしたので、皆同じ気持ちだったのだと思います(笑い)
いつもは土・日と別れるところが今回は日曜のみということもあるのですが、全部で16人。教室はぎゅうぎゅうです。

特別講師はラリーサ先生。
詳しく聞き取れなかったのですが、ロシアの方でトルクメンが気に入って30年住んでいるようです。今回は子供に会いに来日されたところ、タチヤーナ先生が声を掛けたそうです♪
さらに本日、特別アシスタントとしてウクライナの方も来ていました。
ものすごく美人でしたよ〜v(写真撮らせていただけば良かった…) ちなみに「独身です」とタチヤーナ先生が何度も言っていました。

私の疑問の「トルクメンとは?」ということですが、やはり国の名前でした(笑い)
…あ、トルコではないですよ。
「カザフスタンの下にある国です」と言われていましたので、ロシアの左下にたくさんある国の中の1つ(旧ソ連の一部なのでしょうか?)です。

シュルパー
今回は、トルクメン料理では有名なスープ(らしい)、「シュルパー」を作りました。
スペアリブ…トルクメンでは牛や豚やマトン(羊)を使うと言っていました。羊を殺すには司祭さんにお願いしないといけないので、肉を使うのは大変…みたいなことも言っていました。見た目はボルシチみたいですね(でも、ボルシチのほうがもっと赤いです)。

ケイジャン、レモン&ペパー、クレイジーソルト
香辛料は「ケイジャン」「レモン&ペパー」と、私が今まで使ったことのないようなものが。
実際、どのくらいの量を入れて味を調整したのかは分かりませんが、このスパイスが結構強くて、塩がなかなか効いてこなかったようです。
でも、最後はすごくいい味になっていました! お店でこういう味のスープ出している所、ありそうな感じの味でした。どう表現したらいいのか分からないのですが。

本日の料理
そして、「ざくろとタマネギのサラダ」。
最終的な味が分からないので、しかもレシピ通りに調味料を入れてもタマネギの味しかしないので ラリーサ先生を呼んで味見をしてもらったところ、「ここの班の味が一番いいです!」とのお言葉をいただきました(爆)
本当なんだろうか…ははは。どう考えても、タマネギの味しかしないような気がします(汗)

トルクメンではスープはカレーうどんに使うようなどんぶり(向こうでは明るい柄が入った物だそうですが)に入れて飲むようです。
写真でのサラダのお皿はトルクメンのもの。素敵な柄ですね〜v

向こうでもグリーンティーを飲むそうで、お茶の入れ方を教わりました。
そして、食事のラストにメロンを出すそうなのですが、メロンが出たら「これで料理は最後ですよ」の合図なのだそうです。メロンが出たら、早く帰らないといけないのだとか。

美味しかったです〜 そして、かなりお腹が一杯になりました。
ロシア料理以外の料理も楽しいですね!

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■ 8月9日(土) ペレーニさんのバッハ

父が木から落ちまして、着替えを弟が取りに来た時はぞっとしましたが、大事には至らなかったようで安心しました。良かった〜 事故は怖いですね。
頭に変なネットかぶって 父が帰ってきたときは思わず笑ってしまいました。
チョビもびっくりして 今日は父には近寄らず…

ついオリンピックを見てしまいます。
銅メダルを取るだけでもすごいことなのに、谷選手の銅はどうして こう、素直に喜べないのでしょうか。スポーツの世界は厳しいですね。残念と言えば残念ですが、でもすごいことには変わりないです! 外にいた時も、電気屋さんのテレビで試合を見てしまいました。

力が入ってしまったのが男子柔道60キロ級。
優勝した韓国の選手(名前覚えていませんが)の華麗な一本に見入ってしまいました。小さくても技で大きい人に勝つ。これが昔の柔道の世界だよなぁ…って感じました。
(男子は全体的にレスリングかアクロバットかって感じで、柔道ではないみたいでした。)
ちなみに銀メダル取った方は、かなりのハンサムでしたv そして紳士的でしたv
優勝して大泣きしていましたが(韓国の選手が)、いや、あなたは勝って当然でしょう! って思いました。最初から最後まですごく強かったです。良い試合でした。

前置きはこれ位にして。

以前 ミッテンさんのブログで「ペレーニって人気だよね〜」って書かれていたことが 妙に頭の中に残っていました。

チェリストのミクローシュ・ペレーニさん。
チェロは私にはまだまだ未知の領域でして(ゴーティエ・カプソン君のドヴォコンしか関心がないです)、ペレーニという名前すら その時初めて知りました。あはは。

先日ネットラジオで今年の2月のライヴが流れるということを知り、聴いてみました。

ピアノはアンドラーシュ・シフ。
1曲目はバッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第2番。

これが、すごく良かった〜〜〜vvv

チェロについては本当によく分からないのですが、瞬間的に体がペレーニさんのチェロの音色を吸収したっていうか、初めて聴いた人でも警戒心なく安心して聴き入ることができる 音色&演奏でした。
そして、シフのピアノもとても良かった(私としては)。
バッハ、ショパン、ドビュッシー、ベートーヴェン、と弾かれましたが、私はバッハが特に好きでした(全部良かったけど)。次にベートーヴェンかな。
珍しく、録音を何度も聴き直してしまいました。来年リサイタルをされるそうで、生演奏を聴いてみたくなりました。チケット取れるかな。

BartokRadio でしたので オンデマンドで聴けます。よろしかったらどうそ〜v
現地時間 8月7日(木)の19:35-21:15 の放送でしたので、Csutortok(木曜日)のその時間帯あたりを聴いてみてください。
私のパソコンだと、一度ファイルをダウンロードして(右クリック→対象をファイルに保存)Windows Media Player で開かないと聴けないのですが…

NHK「巨匠ピレシュのワークショップ」。
テキストを読みましたが、ピリスさんのこだわりがたくさん詰まった番組になるみたいです。
マスタークラスではなく、あくまでもワークショップなのですねv
そして、これだけ番組を収録するまでの過程を細かく書いたテキストって今までに無いのでは… 全シリーズのテキストを読んだわけではないので分からないのですが、読み方によっては何かの言い訳とも感じるくらいです(個人的には細かすぎるのではと)。
こちらは、ありのままのピリスさんを受け止めるだけなのに!
NHKが相当の力を入れて制作した番組のようですので、もしかしたらDVD化もあるのでは…なんて、今から思っています。

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■ 8月8日(金) きゃ〜っ!!!

オリンピックの開幕式。只今見ておりますが、スケール大きいですね…
あれだけの人がそろって同じ動作をするなんて、日本人には無理そうです(苦笑い)

さてさて、謎に包まれていたNHK「巨匠ピレシュのワークショップ」。
模範演奏に、ベートーヴェンのピアノソナタ第31番がありましたっ!!!

やったーーーーー!!!

しかも、8回に分けて(汗) どれだけ細切れになるのだろう…
ピリスさんの31番は優しくもあり、神聖でもあり、1音1音がとても重いし(気持ちが沢山込められているから)、色々な意味で濃い演奏です♪

今回、レッスンと模範演奏は別々みたいです。
連弾(2台ピアノかな?)もするようだし、チェロの共演者もいる… これは昨年のコンサートにもゲスト出演した青年ですね。NEWアルバムも一緒に録音されているようですし。
スーパーピアノレッスンと少し違う気もするけど、好きにしてって感じ。
さらに言ってしまうと この青年と弾くなら、デュメイさんと弾いてほしいなぁv なんて。

とにかく、楽しみです〜♪

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■ 8月5日(火) ラ・ロック・ダンテロンのダルベルト先生

日本では7〜8月はコンサートも比較的落ち着いておりますが(というか、無い)、世界ではあちこちで音楽祭が開かれています。詳しいことは私もよく分かりませんが、でも連日のようにネットラジオでは生中継がありますね♪

その中の1つの「ラ・ロック・ダンテロン音楽祭」。
昨年は小山実稚恵さんのショパンがネットラジオで放送されました♪ ピアノの後ろから聴こえる 会場のセミの声がなんとも言えなくて…(野外のステージだから)たくさんの木に囲まれた中に会場はあるのかな、なんて思いました。あれは癒されました〜
今年はルガンスキーさんが3部構成並みに長時間放送されていました。>聴かなかったけど。

で、現在もこの音楽祭は開催中なのですが 会場のどこかにラジオブースのようなものがあるようで、昨日ミシェル・ダルベルト先生がゲストで登場していたのですよ!!!
何お話しされているのかさっぱり分かりませんでしたが、東京でダイシン・カシモトと一緒に弾いたとか、チャイコフスキーやシューベルトがどうたらとか、リッカルド・シャイーがどうしたとか、人名だけが耳に残りました(爆) 最後に先生がずっとお話しされていたような…
皆さんで楽しそうに何をお話しされていたのかしら。

シューベルトのピアノ五重奏曲 イ長調(鱒)よりスケルツォ(全部聴きたかった…涙。でも短いながらも先生のピアノはやっぱり素敵です!)、ドビュッシーの映像第2集より「葉ずえを渡る鐘」(たぶん)を弾かれていましたv

しばらくオンデマンドで聴けますので、ぜひどうぞ♪→FranceMusique(終わってしまいました)
※ 右上 Emission du 4 aout の 44分位からです。

デュメイさんの放送の時にいつも思いますが、日本に来日されていなくても 現在の演奏を聴くことが出来るって、幸せですよねv 元気で演奏されているのだなって安心します。
これはどこで弾かれているのでしょうか(演奏後の拍手がやけに内輪的というか、パラパラって感じで)。今回もセミの鳴き声がたっぷりと楽しめるので、外なのかなぁ…

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■ 8月3日(日) その2 チョビと2人だけの週末

今日も暑かったですね…
8時頃に干した洗濯物が、第2弾の洗濯物を干すべく 1時間後位に再び 物干し場に出たら、からっからに乾いていたので恐怖を感じました(汗) 確かに、母はいつも洗濯を干すのに長袖、サングラス、帽子、手袋着用の完全防備で物干し場へ立っていますが、その意味が分かったような気が。(いつもは 母さん、大丈夫…?みたいな目線でした、笑い) 日焼け止め塗らなくてはだめですね。
洗濯ばさみも乾燥しすぎのためか、壊れやすくなっています。

土・日は両親は新潟までお墓参りに行っておりました。両親…と思っていたのですが 金曜日の夜に、レンタカー借りて 兄夫婦・弟夫婦も一緒に一家総出で行くことを知りました。
「知らなかったの…?」と、不思議そうに言われましたが、全然聞いてないし!
>別にいいけど。

チョビがいると、家族全員で泊まりがけで旅行って出来ないのです。
おまけに昨晩はマトリョミン教室だったのに「夜 チョビが1人じゃ、可哀想でしょ!」と怒られて、教室休んだし(涙) いつから母は過保護になったのだろう… いつもチョビに留守番させて外出していたのですがね。

朝も久しぶりにチョビの散歩に行きましたが、今は明るいから6時でもウォーキングされている方、沢山いらっしゃるのですね! 7時くらいになると(約1時間は歩きますので…)、日がガンガンに射してきて 私、倒れるのではないかと…
朝の散歩って健康的どころか、非常に具合が悪くなります。
でも 夕方と比べて朝のチョビはものすごく元気です。>ちょっと安心しました。

先ほど家族一同 無事に帰ってきましたが、チョビがおおはしゃぎ!
私と2人だけだとつまらないしねー(私はあまりチョビとは遊ばないし)。
無事に留守番の任務が終了して良かったです。

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■ 8月3日(日) 続・理想のCDジャケットを求めて

雪こぐまさん、暑さのために頭がおかしくなったのね… と思われてしまいそうなCDジャケット話題が続きます。

演奏家にサインをいただくということは ミーハー的に思われがちですが(いえ、その通りではあるのですが)、良くいえば その日の演奏を頭の中により深く、感動的に刻み込むための最後の締めでもあるのです。…って、これは私の考えですが。
(大好きな演奏家でも、自分が眠ってしまって演奏自体をほとんど楽しめなかったときや演奏が自分に合わなかったときなどは、家にそのまま帰ったりします。時間をかけて並んでサインをいただいても、きっと記憶には残らないと思うので。)

さて、そのサイン。CDジャケットの素敵な位置にサインをいただけた時などは、「この方 バランス感覚がいいなぁ…」とか「センスいいなぁ…」とか、余計に好感を持ってしまいます。

その代表的なのがこちら。

RAVEL
ラヴェル ピアノ協奏曲 他 / ジャン・フィリップ・コラール(pf)ロリン・マゼール(dir)

コラールさん すごく格好良い方だったのですが、このサインを見て、さらに格好良く見えました(笑い) たくさんの人が並んで サラサラサラ…って書いてくださったにも関わらず、このバランスですよ。いい位置にサインしてくださったなぁと、いつも以上にハイテンションで家に帰りました。この日のリサイタルはコラールさんの魅力満載のもので、私はアンコールで弾かれたプーランクのパストラルが忘れられませんv あとプログラムにあったラヴェルの道化師の朝の歌♪ 軽々と弾かれていたのですが、難しい曲なのですね。

昨日は女性陣のジャケットは素敵なものが多いと書きましたが、私の中でとりわけ美しいと思っているのがロシアのヴァイオリニストのアナスタシア・チェボタリョーワさんです。「花のワルツ」は初めてジャケットで買ったCDです(中身も良かったですがv)。

ポートレイト・ドゥ・ファンタジー
ポートレイト・ドゥ・ファンタジー / アナスタシア・チェボタリョーワ(vn)イゴール・ポルタツェフ(pf)

こちらのジャケットも素敵ですよねv サインもAが くるんとしていて可愛いと思います。アナスタシアさんも1つ1つのサインをするスピートが速いのですが、結構バランス良いです。
これは確かタワーレコードのインストアイベントの時にいただいたものだと思いますが、あんなに間近でヴァイオリンを聴いたのは初めてだったし、普通の店内であるにもかかわらずヴァイオリンの音色が良く響いてきてびっくりしたのを覚えています。店内にいた人たちがヴァイオリンの音色に引き寄せられて集まってきました。

テンペスト
テンペスト / 仲道郁代(pf)

仲道さんって美しいですよね〜v 柔らかい方に見えて、ピアノではしっかりと主張されるところが魅力的だと思います。
仲道さんはサインをするときに、そのアルバム1枚1枚の説明をしてくださいます。このアルバムの場合は「この『テンペスト』という曲は冬のソナタでも流れた素敵な曲ですので、ぜひ聴いてみてくださいね。」…というようなお話だったと思います。「冬のソナタ」というキーワードがあったのは確かです。
アルバムによってサインをされる位置を決めていらっしゃるようで、このサインもきちんと計算された上でのものだと思います。さすがです…

続いてこちらは、ジャケットそのものも大変素敵です。

スペインのバラ
スペインのバラ / 長谷川陽子(vc)

赤と黒の組み合わせって、ヴァイオリニストのルノー・カプソンさんも確かあったと思いますが、いいですよね。その上、長谷川さんのサインの入れ方! ペンの太さもいい感じですし、当時いただいた時の嬉しさは通常よりも倍増しておりました(笑い)

長谷川さんは笑顔がとても素敵な方です。舞台上の衣裳もいつも素敵だし。
以前 長谷川さんのチェロの音色が馴染めなかったのですが、ある時を境にものすごく魅力的な音色に感じるようになりました。そういうターニングポイントって何なのでしょう。自分でも分かりません。

Debut Recital
Debut Recital / 南紫音(vn)江口玲(pf)

化粧品のポスターではないかと思う位、素敵な方ですよね。若いし!
やっぱりこれも、サインをする位置がすごくいいと思うのです。
収録されている曲選びのセンスもいいと思うし。もちろん、演奏も良いですよ。

最後が私の特にお気に入りの2枚です。

マーラー 交響曲第10番
マーラー 交響曲第10番 / ジャナンドレア・ノセダ(dir)BBCフィルハーモニック

Mozart
Mozart Violinkonzerte 1-5 / Regis Pasquier(vn)

ノセダ氏のサイン、すごくいいですよねっ! 文字の細さもノセダさんらしいし。何よりバランスが素敵。格好良いなぁって思います(サインが)。
ノセダ氏自身もすごく素敵な方です。舞台上のあの汗だく・熱血指揮者とは違って、モデルなのでは…と思うくらい 涼しげで格好良い方です。何より陽気です(笑い) あれだけの指揮をされた後とは思えないくらいに、ファンサービスが旺盛で。熱烈なノセダ氏のファンの方もいらっしゃいましたが、気持ちが分かるような気がしました。

下のパスキエさんのサインも好きです。何度も見てしまいたくなります(笑い)
このジャケット。左下の空間は「ここにサインして下さい」と言っているようなものですよね。その期待に応えるべく、堂々とスペース良くサインを収めてくださったこのバランス感覚が いいなぁって思うのです(何の話だか)。

中身のモーツァルトのヴァイオリンコンチェルトもすごく良いですよv 私は言うまでもなく(?)モーツァルトのヴァイオリンコンチェルトはデュメイさんの演奏を支持しておりますが、それと同じくらいにパスキエさんの演奏も好きです。ヴァイオリンの音色がこの曲と合っていますし、パスキエさんのカデンツァが素晴らしくて。時々思い出したように聴いています。

これは昨年のラ・フォル・ジュルネのサイン会の時にいただいたもの。パスキエさんの隣に樫本大進さんが座っていらして、「私はこういうモーツァルトのアルバムも出しているんだよ!」って大進さんに見せていたのを覚えています。そして私はなぜか他のファンの方(?)に列の並びの件で怒られた記憶もあります(私たちはきちんと並んでいたのに…)。
パスキエさんのラヴェルのピアノトリオも良い演奏だったなぁ…なんて、このジャケット見ると ラ・フォル・ジュルネの記憶が色々蘇ってきます♪

以上、7点を挙げて 本当にCDジャケット考察を終わらせていただきます。
本日もここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

2日間をまとめると、結局私は白黒ジャケット・さらに赤がワンポイントで入っていると良い、ということと、爽やか系の背景希望ということと、演奏者の素材を活かした構成で、という要素が入った物が好みみたいですね…(注文つけすぎかも)

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■ 8月2日(土) 理想のCDジャケットを求めて

今週の月曜日に部屋のCDをチェックしました。結局のところ、どんなCDジャケットが私としては好みなのだろうって確認するためです(掲示板から話は続きます)。

良い演奏が収録されていることがアルバムの大前提ではあるのですが、さらにジャケットが素敵なデザインだったら より嬉しいではないかっ! というところから話は始ります。ピアニストのミシェル・ダルベルト先生は、演奏は素晴らしいのにジャケットに恵まれていないのでは…と思うわけです。本人ご了解のもとでジャケットって作られているのか気になります。悪いわけではないのですが、あまりにも勿体なくて(涙) 先生なら気合い入れずに普通に作っても素敵なジャケットになるはずなのに。

比べるほどCD持っているわけでもありませんが、そんな中から私好みのジャケットを選んでみましたので、少し語りたいと思います。
※ たくさんスキャニングしてしまったので著作権とか気になりますが(著作権に多いも少ないも無いですが)、何かあったら削除いたします。

棚に並んでいる中で、「マイベストだ!」と思ったのはこれでした。

Dear Morricone
ディア・モリコーネ / 矢部達哉(vn)

…演奏家 写っていないじゃないっ!
初っ端から今回の趣旨から外れてしまうのですが、とても好きです。色遣いといい、フォントの使い方といい、横に付いているオビの色とのバランスも良かったし。
中に入っている矢部さんの演奏も、こんなジャケットの雰囲気満載ですv

女性陣のジャケットは写し方もデザインも素敵なものが多いので、今回はあまり対象にしないことにします。レコード会社も力入っていると思いますし!
言い方変えると 女性陣で厳しいな…と思うようなジャケットに出会ったら、それは相当マズイのではないかと(今まで出会っていませんが)。

ジャケット全体のデザインとして好きなのはエドヴィン・マートンさん。

strings n beats
strings n beats / Edvin Marton

バランスいい〜v ブックレット中にもう1つ椅子が使われているのですが、こちらの椅子のデザインも素敵でした。もちろん、収録されている曲も良いですよv
(マートンさんもヴァイオリンはストラディヴァリなのでしたよね、確か。)

もう一枚、こちらも。

プロコフィエフ ピアノ協奏曲
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1・3・5番 / イェフィム・ブロンフマン(pf)ズーピン・メータ(dir)イスラエル・フィル・ハーモニー管弦楽団

白黒系のジャケット、結構好きです。文字の配置もシンプルですが、いいですよねv
何でこのアルバム持っているのだろう…と思う位に家では放置されているものですが、昨年のブロンフマンさんの生のプロコフィエフは面白かったです。

他には…と 見てみますと、ジェラール・プーレ先生のアルバムが素敵かな、と。

Kreisler
クライスラー 珠玉の名曲集 / ジェラール・プーレ(vn)川島余理(pf)

Bach
Bach A violino solo / Gerard Polet

どちらも素敵です…
プーレ先生のお人柄については詳しく知りませんが、私の想像するところの先生の上品さというものが どちらにも溢れているように思えます。アップの先生も素敵ですし、バッハみたいな背景に立っても、景色負けや浮いていないところがすごい!
仮に同じフランス人のデュメイさんが同じ感じで…なんて、ありえません。プーレ先生だからこそ、ですよね。
特にバッハのジャケットはLPで欲しいです。そしてサインしていただいて、額に入れて飾ってみたら、素敵なのではないでしょうかv

プーレ先生のバッハってすごいのですよ。アンコールで聴いたソナタ第2番のアンダンテが未だに忘れられないのですが(なのでアルバム購入したくらいで)、あの全く違う2つのリズムをどうやったら正確に1つのヴァイオリンで表現できるのだろうって。目の前で見ていても、その理屈が分かりませんでした。何度もリピートして聴きたくなってしまう、アンダンテです。プーレ先生の優しさが一杯詰まっています。

そのプーレ先生のお弟子さんである川畠成道さん。川畠さんのバッハ…有名なシャコンヌ部分しか聴いたことがありませんが、これも素晴らしいです。
川畠さんの音楽の魅力って、川畠さんの表現する世界の窓がとても広く開かれているから、音楽的素人でもすんなり入って楽しむことが出来ることです。無伴奏のシャコンヌだって、何だこれ?にならないのです。個人的には人間世界を超越した精神的な世界を川畠さんのシャコンヌに見ることが出来ます。
と言いつつ、川畠さんのアルバムの中でお気に入りのジャケットというとシャコンヌではなくて、私はこちらです。シャコンヌも好きですが…

トロイメライ
トロイメライ / 川畠成道(vn)ダニエル・ベン・ピエナール(pf)

この写真の背景をもっと広く使った写真で、2年前位だったかにヴィヴァルディの「四季」のコンサートのチラシがありました。そのチラシがとっても素敵だったのです〜v コンサートへは行きませんでしたが、チラシは今もまだ しまってあるはずです。
…はい、私はチラシマニアでもありますよ(あはは)

指揮者のジャケットも素敵なのありますよねv

Tchaikovsky
チャイコフスキー交響曲第5番 / ゲルギエフ(dir)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

Beethoven
ベートーヴェン交響曲第4番・第7番 / パーヴォ・ヤルヴィ(dir)ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン

格好いい〜!!! 指揮者の方って目に力がありますね。
これならご本人たちも大変満足のいくジャケットに仕上がっているのではと。
もちろん何でもかんでも顔のアップにすれば良いというのではなくて、この方たちの指揮が素晴らしいと分かっているからこそ、このジャケットの魅力もバシバシ伝わってくるのです。
マリス・ヤンソンス氏も同様ですv

同じ顔アップ系として推したいのが、

Sebastian Klinger
Sebastian Klinger(vc) Katia Tchemberdji(pf)

バイエルン放送交響楽団で必ず目に入るチェロのハンサム君はこの人です!
このジャケットは真面目系ですが、楽しそうに演奏される方なのですよね。マーラー5番の第5楽章の時のセバスチャンの刻んだリズムは、未だに記憶として残っておりますv
大変失礼な話ですが、私はまだこのアルバムを聴きこんでないので中身がどうなのかは分かっておりません… 次にBRが来日するときまでには聴き込みます。

友人 ご推薦だったのがベロフ先生のこのアルバム。

ドビュッシー 前奏曲集 第2巻
ドビュッシー 前奏曲集 第2巻 / ミシェル・ベロフ(pf)

私も好きです〜v
写真撮るほうは 海か川の近くで色々大変だったかと思いますが、演奏聴く前から心が洗われる感じ。フォントと色のバランスも良いです。ベロフ〜って前面に出していていますね。

ちなみに前奏曲集 第1巻はこちらなのですが、

ドビュッシー 前奏曲集 第1巻
ドビュッシー 前奏曲集 第1巻 / ミシェル・ベロフ(pf)

ミシェル・ダルベルト先生も 同じくドビュッシーの前奏曲集 第1巻を出されておりまして、

ドビュッシー 前奏曲集 第1巻
ドビュッシー 前奏曲集 第1巻 / ミシェル・ダルベルト(pf)

構図が 同じじゃん…みたいな。
いえ、同じながらもダルベルト先生の場合は「Debussy」ではなくて「Dragon」って感じでしょう? それに比べてべロフ先生は爽やか系。
その扱いの違いに私は異議申し立てたいわけですよね。表現の仕方が違うのではないかって(苦笑い) この背景はねー ちょっとねー…

「このジャケットはあまりにも可哀想なのではないか」というのも選んでみました。

私の場合、バラホフスキーさんでした(涙)

バラホフスキー 麗しのヴァイオリン
麗しのヴァイオリン / アントン・バラホフスキー(vn)ウラジミール・ミシュク(pf)

このジャケットのファンの方がいらしたら本当に申し訳ありません…
私がバラホフスキーさんだったら、これは止めてほしいなって思うわけですよ。フォントや色の使い方が独特ですよね。これはコンサートを主催されている光藍社さん特有のもので、チラシも同じ感じなのです(いつも)。
パッと見のインパクトは強いですが、逆にベタな感じがします。

バラホフスキーさんは もう1枚 アルバムを出されていまして、

バラホフスキー 麗しのヴァイオリンU
麗しのヴァイオリンU / アントン・バラホフスキー(vn)ウラジミール・ミシュク(pf)

変わってないじゃん… タイトルも同じだし。
改善されたのは、白い部分が増えたことによって黒いペンでのサインをして頂きやすくなったことくらいでしょうか…
でもバラさん、こんなコッテリした演奏ではなくて、ドラマチックな素敵な演奏をされる方なのですよ。私にとってのタイスの瞑想曲はバラホフスキーさんの演奏です。
中身は どちらも大変素敵なアルバムです。

…長くなりました(楽しいけど、打つのが終わらない)。
最後は私の大好きなデュメイさんで しめたいと思います♪

Beethoven Complete Violin Sonatas
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集 / オーギュスタン・デュメイ(vn)マリア・ジョアン・ピリス(pf)

Mozart Divertimento KV 563
Mozart Divertimento KV 563 / Augustin Dumay(vn) Gerard Causse(vi) Gary Hoffman(vc)

どちらもそれぞれ好きなのですが、ベートーヴェンはデザインも写真も色もパーフェクトです!!! 中のブックレットにも素敵な御2人の写真がたくさん載っています。
特に、ピリスさんの笑顔が私は大好きです。この方の笑顔はそばにいる人、全員を幸せにする力を持っています。声も可愛らしいし! 演奏もいいですよ〜
1度でいいので、2人のデュオを生で聴きたいです。

モーツァルトに関しては、ただただデュメイさん素敵v としか…
格好良いですよねー。何度も見直してしまいます(笑い)

ここまで読まれた方。くだらない話に最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。今回 色々ジャケットを見ているうちに、演奏家のサインの入れ方によって ジャケットの魅力が何倍にも引き出されているものが何点がありました。
次回 そちらを数点ご紹介させていただき、独りよがりなジャケット検証を本当に終わりにしたいと思います。

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