HOMEへ * HOME最新の日記 *
HOME>日記>08年4月分


■ 2008年4月の日記 ■

… インバル&都響のマラ8すごかった〜(感涙) …

■ 4月24日(木) ヤンソンス&BRのマーラー1番

届いた〜!!!!! こちらのCD。前からとても欲しかったものです。
マーラー1番 よく分らないのですが、バイエルン放送交響楽団さん主催のコンサートチケットを買うと付いてくる非売品のCDみたいです(違うかもしれませんが)。2007年3月のライヴ録音。
マリス・ヤンソンス指揮でマーラー1番です。
ヤフオクで入手しようとすると、結構高額なんですよ(涙)

海外発送料を入れても、海外オークションの方がかなりお得。そう思って、私は先日ebay Germany で落札しました。落札…したのですが、その後の手続きをしようとしても、一向にPayPal(カード決済できる)のページに進みません。何かいつもと感じが違います。
もちろんドイツ語が読めないのでWeb翻訳にかけて色々見てみると、何やら「あなたは銀行振込を選択しました」というような文字が… きゃ〜!見落としていました(涙)
うっかりしていたのですが、この出品者はPayPalは使えない方だったのです。
どうしよう…って気持ちで頭はいっぱいでした(言葉の問題で)。そうしているうちに相手から送料込みのインボイスが届きました。
が、肝心の振込先情報が全く書いていない。これ、どうやって質問すればいいのかしら。

銀行口座振り込みなら郵便局に行かなくては行けなくて、会社の近くの郵便局は民営化されてからものすごく混むので昼休みの時間内で振り込むことは不可能です。ラッキーなことに、翌日私は仕事で郵便局の窓口に用事がありました。この日を逃すと次に行くのは一週間後…

とりあえず単語並べて、銀行コードや口座番号を教えてほしいことを夜中にメールして(早く寝たいのに、涙)、上手く行けば向うは昼間のはずだから、朝起きた時に相手から返事が来るはず・・・なんて。

ラッキーなことに、大変親切な方で、朝起きた時には計画通り、きちんと細かいところまで情報が書かれたメールが届いていました。良かった。
PayPalは使えませんか?の質問には、はっきりと「No」と書かれていました…がっかり。

お相手の方はカールさん。カールというと、昔好きだったアニメにカール・リヒター・フォン・ランドルというキャラクターがいたなぁなんて(ランドル大好きでした)、このカールに親近感を抱きながら郵便局へGo! 窓口に並んで30分。会社の用事は10分で終わり、この個人的な海外送金に約30分かかり、「郵便局っていつも混むから嫌ですよね〜」なんて郵便局のせいにして会社にそそくさと戻りました。

郵便局は郵便局で、係りの方とお互いしどろもどろのやり取りで、何とかドイツに送金手続きをしていただきました。毎週末、郵便局へは仕事で振り込みに行っていますので、もう皆様顔なじみなんです。だからこそ、余計に恥ずかしかったです。何やってんだよ、こいつ…みたいな目で見られていないかなぁなんて(きっと見られていますね、汗)。

そんな状態でやっと届いたCD。だからこそ(?)とても良いマーラー1番でした。最後の章がちょっとあっさり気味かな、なんて思いましたが。
1番はコンセルトヘボウの方がいいのかしら。今度聴き比べてみます〜

▲ TOPへ

■ 4月20日(日) 

昨晩はデュメイさんのグリーグを聴き、その後録画していたダルベルト先生の「スーパーピアノレッスン」の再放送を3回見て、そして「ごくせん」を見て寝たら、1日頭が痛くなってしまった雪こぐまです(涙) 頭が痛い上、気持ちが悪い。明日からまた1週間が始まるというのに。というか、これ打っていないで早く寝た方がいいと冷静に思います・・・ しかし、書かずにはいられない。

スーパーピアノレッスンはシューベルト 「ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D.960」 だったのですが、ダルベルト先生のコメントがとても良いのですよね〜v 何度見ても飽きない… そしてこの曲は、今年のラ・フォル・ジュルネでもダルベルト先生が弾かれます!!! 楽しみです。
ごくせんはとても面白かったです。今後の土曜日が楽しみになりました。

昨日書いた古澤巌さんのディニーク「ひばり」。
久しぶりにCDを出してきて聴いてみましたが、やっぱり素晴らしかった!
寺嶋さんの伴奏は、津田ホールで聴いた時の感動そのまま。この伴奏あっての「ひばり」のような気がします。また寺嶋さんでひばりが聴きたいです。
で、古澤さんのヴァイオリンも(ちょっと忘れかけていましたが)すごいです。
古澤さんと川畠さんとでは、ヴァイオリンの上に生息している鳥の種類がきっと違います(笑い) 古澤さんはとても元気な大人の小鳥。川畠さんは可愛らしい子供の小鳥のような気がします。どちらもそれぞれ素晴らしい世界です。
古澤さんの演奏はHMVで視聴してみてください♪ これから…という時で演奏終わりますけど(笑い) この後が最高なのですよね。めちゃめちゃ上手いです。古澤さんの場合、出だしから元気良く鳥が鳴いているような力強い演奏です。

さて、今年のNHK音楽祭2008。
ものすごいラインナップですよね!!!ノセダ氏にヤンソンスさんにアシュケナージにテミルカノフ。ソリストが、サラ・チャン(は私的にはあまり目線に入っていませんが・・・)に庄司紗矢香さんに諏訪内晶子さんにジュリアン・ラクリン。全部行きたい〜〜〜
でも1つ選ぶとしたらやっぱりヤンソンスさん+コンセルトヘボウ+ジュリアン・ラクリンの組み合わせでしょうか(高いしチケット取れるかも怪しいですが)。ブラームスのvn協奏曲が一番聴きたいから。テレビの放送も楽しみ!
9〜12月って素敵なコンサートが一杯ありすぎて、でもそんなに毎日会社を早く帰るわけにもいかないから、選ぶのに泣きそうです。それにデュメイさんの記憶維持重視で他のコンサートにはあまり行きたくなくなるかもしれないし(笑い) 2008年の秋は幸せいっぱいですね♪

それから先日のBSの番組以来、気になっているベルリンフィルですが、今年のヨーロッパコンサートはレーピンさんとのブルッフ、交響曲はベト7だということで。場所はモスクワのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール。演奏者・場所共に素敵な組み合わせです。アバドさんとのベト7が素晴らしかったから、期待してしまいますv
これはネットラジオの生中継よりもDVDを待ちたい気分ですね…

▲ TOPへ

■ 4月19日(土) デュメイさんのグリーグ

・・・聴けたっ!!!
久しぶりのデュメイさんの音色。無事にネットラジオで聴くことが出来ましたv
デュメイさんの足のバタバタ音や唸り声もかすかに聴こえたような感じがしましたし(と思いましたが、聴き直してみるとそうでもなさそうです)、大満足です。

31 January 2008 at Theatre de Mons
◇ グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ長調 Op.8
◇ ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調 Op.22
◇ モーツァルト:ピアノ協奏曲 第22番
ピアノ:ヴァネッサ・ワーグナー / ヴァイオリン&指揮:オーギュスタン・デュメイ / 王立ワロニー管弦楽団

音だけなのでよく分りませんが、デュメイさんがヴァイオリンを持たれたのはグリーグ1曲だけだったのではないかと思われます。
ドヴォルザークは初めて聴きましたが、全5楽章もある長い曲なのですね。
会場でも、4楽章の終わりに拍手してしまった人がいて、どこの国でもそういうことはあるのだなぁ…と安心しました。
モーツァルトの途中で録音が止まってしまったのですが、デュメイさん弾いていないしどうでもいいや…って気分。その後、ワーグナーさんがピアノソロで1曲弾かれていました。それが元々のプログラムなのかアンコールだったのかは分りません。

日本ではグリーグのヴァイオリンソナタは第3番を弾かれる機会が多いです。私もこれまでに色々な方の演奏を聴きました。でも、デュメイさんは第1番を弾かれることが多いのですよね。欲を言えば、デュメイさんは指揮者でなくヴァイオリニストとして今後も活躍していただきたいのですが・・・
以前の雑誌のインタビューによると、若かりし日にデュメイさんはカラヤンに「君は将来指揮者になるよ」って言われたのだそうです。むむむ、カラヤンめ… 余計なことを。

今年の来日時の1度だけ行われる小山さんとのリサイタルも曲目が気になります♪ (チケット取れるかも心配ですが)
私としては、パガニーニのカンタービレを弾いていただきたい気分です。

先週は、ケント・ナガノ指揮、モントリオール交響楽団と川畠成道さんのコンサートと2日連続で行って来ました。しかも川畠さんのコンサートの日は会社の掃除当番でもあって(掃除当番は仕事以上に疲れます)大変でした。

初めて拝見したケント・ナガノさん。ものすごくスリムで、素敵な方でした。チラシ等で使われているお写真は若い時のものなのですね。私は今のナガノさんの方が好きです(笑い)
曲はベルリオーズの幻想交響曲、ワーグナーの「トリスタンとイゾルテ」から前奏曲と愛の死、ラヴェルのボレロでした。
ベルリオーズは、私の場合はどうしてもコバケン+N響の感動が忘れられないので(これはすごかった!)、いまいち演奏に入り込むことが出来ませんでした。モントリオール交響楽団さんの演奏も、私の好みとは少し違うようで、聴いた瞬間に「きゃ〜っ!!!」ってなる楽団ではなかったです(ブログでの評判・感想はとても良く皆様書かれていますので、素晴らしい演奏だったことは間違えないのですが)。
でも、断頭台への行進の最後の盛り上がるところとか、第5楽章の狂喜乱舞するところとかは、すごかったです。何と言うか、指揮しているナガノさんが怖かった。ナガノさん、何かに取りつかれてしまったのではないかという普通じゃない形相で(特に目)指揮されていたのです…

先日「名曲探偵アマデウス」というテレビでボレロの説明をやっていて、ボレロを生で一度聴いてみたいなぁと思っていたこともあり、最後のボレロは楽しんで聴くことが出来ました。同じ旋律の繰り返しではありますが、最後まで飽きることなく聴くことが出来る、素晴らしい曲ですね! 最後のちょっと音程が変わるところ。すごく気持ちが高まりました。ラヴェルマジックにまんまとはまってしまいました(笑い)
弦(特にチェロ)の出番が全然無い曲ですので、バイエルン交響楽団さんの演奏では聴きたくないなぁと思いますが(セバスチャンの出番が無い訳だし)、また聴きたいです。
最初、第2ヴァイオリンの方やチェロの方がつまらなそうにピチカートをされていたのですが、弓を持つ番になったらとても嬉しそうに弾いていたのが面白かったです。そして最後は吹っ切れたようにピチカートして締めていました。

翌日の川畠さんのコンサートは、あいにくの雨でしたが会場の津田ホールはほぼ満席。自由席でしたので空いている席を探すのに苦労しました…
チャリティコンサートということで、最初と最後に主催の桜東京パイロットクラブの方からのあいさつがあったのも、いつもと雰囲気が違って新鮮でした。

伴奏者は寺嶋陸也さん。数年前からずっと聴きたい…と思っていた方でしたので、とても嬉しかったです。ピアノ伴奏、最高でした! きちんとヴァイオリンの音色を活かす音量で弾かれていて、しかもベースのリズムをピアノで維持されていて、しっかりと演奏のサポートされているのです。

グノーのアヴェ・マリア。
たぶん、私が初めてテレビで川畠さんの演奏を聴いた時、このグノーのアヴェ・マリアの伴奏をされていたのが寺嶋さんだったのではないかと思います(忘れてしまいました)。とても懐かしい感じがしました。懐かしいというと、最近の川畠さんの演奏はとても安定しているというか、「これが川畠成道のヴァイオリンの音色なんだ!」というのが明確に伝わってくる気がして(個人的な感想ですけれども)、一番最初に川畠さんの生演奏を聴いてキャーキャー騒いでいた時の心の満足感…というのでしょうか、あれと同じようなテンション高い気持ちで聴くことが出来ます。聴いていて、昔(といっても数年前ですが)を思い出すことがあります。
以前との違いは、以前は無条件で何でもキャーキャー聴いていましたけれども(笑い)、今はきちんとそのキャーキャーに理由がある。「この演奏だから素晴らしいんだ」と説明が出来ることでしょうか。(これは川畠さんの演奏がどうこうというよりも、自分の見方が変わったのかもしれません。)

話を戻して寺嶋さん。
寺嶋さんというと、やはりディニークの「ひばり」が聴きたかった。
私が初めてこの曲を聴いたのが、古澤巌さんのアルバムでした。このアルバムで伴奏されているのが寺嶋さんなのです! 古澤さんのヴァイオリンも大変素晴らしいのですが、ピアノの伴奏もとてもいいなぁと当時思っていたので、生で寺嶋さんの伴奏が聴きたくて。…夢がかないました(笑い)

川畠さんのひばりもとても素晴らしいのですよ! ファンの中では今や大人気の曲で、最近のコンサートでは必ずと言っていいほどアンコールで弾いて下さいます♪ 川畠さんがこの曲に出会えたのは運命だったのだと勝手に思っています。

寺嶋さんは当然(?)伴奏譜は必要無いようで、最初はずっと川畠さんの後姿を見て、それに合わせてリズムを刻まれていました。格好良かった…(それだけで感動した私←バカ)
途中でピアノが主旋律になる所もあるのですが、そこも素晴らしかったです(ここの部分はアルバムで伴奏されているロデリックさんも素晴らしい)。
一番感動して「すごい…」というよりも「すげーーー…」って思わず心の中でつぶやいてしまった部分は、終わりに近づいた最後の部分で、ピアノを思いっきりガンガン弾いて、曲を盛り上げたこと! ここまで弾いても何の問題もなかったのですね、みたいな。
格好良かったです〜〜〜(感涙) ひばりは可愛いくて楽しいだけの曲かと思っていましたが、こんなに格好良い曲だったなんて。気づかせてくれて寺嶋さんありがとうございました、という気分でした。

帰りの出口でお帰りになる寺嶋さんに偶然お会いしました。本当はこの感動をお伝えしたかったのですが、勇気が無くて、その分睨みつけてしまいました(失礼な)。最後に主催者から花束を渡されていたのですが、そのお花もきちんと持って帰られていました。舞台上のお花ってその時の形だけのもので、終わった後はスタッフの方に渡したりするものだと思っていたのですが、きちんと寺嶋さんが持っている現場を見て、とても嬉しく思いました。

この寺嶋さんが伴奏の川畠さんのコンサート。5月10日(土)にも東京オペラシティで嬉しいことにあるのですv しかも、黒柳徹子さんが司会。前回、竹下景子さんの司会が想像を越えて大変良かったので、今回も期待できるのではないかと。プログラムにはひばりは無いかもしれませんが、アンコールできっと弾いて下さいます。(残念ながら私はこの日は行くことが出来なくなってしまいましたが)

この日の川畠さんは、アンコールのチャルダッシュがとても素晴らしかったです。
これまでに何度もチャルダッシュは聴きましたが、今までで一番の演奏だったのではないかと。意味もなく「申し訳ありませんでした」と川畠さんに謝りたくなるような、それ位、今の川畠さんの演奏力が伝わってきたような気がしました。
感動するのに上手いのは当たり前なのですが、それだけではなくて、そこから先があるか無いかが聴き手としては大切なことだと思います。川畠さんの場合は難しい演奏ではありながら、実際は演奏家と客席とでは大きな壁があるわけですが、それを感じさせない親近感というか優しさというか、そういった雰囲気や気持ちをこちらに起こさせる力を持っているということが、そこから先の「何か」なのかなぁと。違うかもしれませんが。

来週は、エリアフ・インバル指揮+都響でマーラー8番「千人の交響曲」です!!!
現在、一生懸命に予習中。舞台がどれだけすごいことになるのか、演奏者がサントリーホールのどのあたりまで埋まるのか、大変楽しみにしております。間違っても仕事で行けませんでしたということのないように、今週みっちり働きます!

▲ TOPへ

■ 4月13日(日) 

6月28日(土)にスコットホールでマトリョミン教室の発表会をすることが決まっていまして、今日はそのグループ練習がありました。
発表会も3回目ともなると 少しは強気で友達などに声掛けてもいいのではないかと思うので、チラシが出来たら周りに宣伝してしまおうかと思っています(笑い) といっても、レベルが上がっているのは私以外の人たちですけれども。私は現状維持で精一杯。

録音聴いていると、やっぱりマトリョミンは人間の声に聞こえて可愛い。音程ものすごく外れているけど、とりあえずいいかって気になってしまいます。

マトリョミンの練習風景って、すごく地味です。発表会もシュールな世界が溢れているのですが、練習中はさらに真面目な顔で皆やってますので、すごく異様な雰囲気だと思います。
教室の場合、先生がボソボソって注意しても、皆のリアクションはほとんど無く、一心不乱に注意事項を楽譜に書き込んで、もう一度練習…って感じ。
それで楽しいかと言われれば、楽しいと答えます。いつもそのような感じです。

久しぶりに真剣に練習しすぎて、家に帰ったら頭が痛くなってしまいました(汗)
6月までには上手く弾けるようになっていればいいのですが・・・あはは。

▲ TOPへ

■ 4月12日(土) 今年の復活祭は4月27日です

4月のロシア料理教室は、毎年復活祭(イースター)関連のものを作ります。
今年はКулич(クリーチ)。復活祭のパンです。
タチヤーナ先生の話ですと、復活祭は毎年日曜日のどの日かになるということで(日曜日は仕事をしてはいけないから)、前日にこのクリーチを作って教会に持っていくのだそうです。
クリーチは各家庭で作り方が違って、とても難しいのだそうです(本日のレシピは簡単ですが)。ロシア人でもクリーチを作れなくて、お店で買う方がたくさんいらっしゃるとか。

クリーチ
本当は一晩置いた方が生地が固くなって美味しいのだそうですが、時間の関係で温かいまま試食。中にクルミやドライフルーツが入っているのですが、甘さが丁度良くて美味しい!
2年前にもクリーチを作ったのですが、今年の方が形が上手く膨らんだような気がします。
家にもお土産で持って帰りましたが、両親にも好評でした♪

野菜とベーコンのソテー そしてもう一品。野菜とベーコンのソテーを作りました(簡単に出来ます)。
ラタトゥイユみたいなものだと思うのですが、野菜たっぷりでとても美味しい!
今度家でも作ってみようと思います。

今日はいつも曜日が違って会えない仲間に久しぶりに会えたり、タチヤーナ先生にはマトリョミンの練習用にロシアの民謡のCDお借りしたりと、とても楽しかったです。

最近頻繁に行っているウォッカの飲み方教室。本日もありました…
息をフッと吐き出してから、心を決めて一気に飲む! 横にピクルスがあると最高です。

ビールは全然だめな私ですが、ウォッカは頭に回りますけど とても気持ち良く飲めるので好きです。ロシアでは、女性同士の集まりの場にウォッカを持っていっては失礼にあたるそうです(この場合はワインかシャンパン)。男性がいる時にウォッカを持って行き、男性がグラスに注ぐのだとか。そんなお話をされていました。

家に帰ると、先日注文していたアンソニー・ヒューイットさんのアルバム「Protege」が届いていました。
収録曲を見てみると、リストとロイプケ(私は知りませんでしたが、リストの影響を受けてピアノソナタを書いたオルガニストらしいです)のソナタでした。リストのソナタはスーパーピアノレッスンでダルベルト先生が熱い指導をされていたのを覚えています。

早速、知っているリストのソナタを聴いてみたのですが、素晴らしい…!!!
アンソニーさんってソリストだなぁって感じました。
久しぶりにアンソニーさんのピアノの音色が聴きたくなりましたが、今年は東京では川畠さんの伴奏されないのですよね。リサイタルもやりません。むしろ、私はリサイタルに行きたいです。
歌詞カードには、「彼は日本のヴァイオリニスト川畠成道とヴァイオリンとピアノのデュオ(…デュオ?)も行っており、2006年には2ヶ月間の日本と中国のツアーを行った」みたいなことが書かれていました。そうでした。2年前はアンソニーさんは川畠さんと中国へ行かれたのですよね。また東京にも来ていただきたいです。
伴奏者としては、当時微妙ではあったのですが… ピアノが主張しすぎて。素敵なんですけれども。

・・・リストの曲そのものがいいのかなぁ。とても聴きやすく、お勧めです♪
昨日のメシアンとは全然系統が違う!>当たり前か!

▲ TOPへ

■ 4月11日(金) 幼な児イエスにそそぐ20のまなざし

すみだトリフォニー小ホールに菊地裕介さんの「メシアン:幼な児イエスにそそぐ20のまなざし全曲」演奏会に行ってまいりました!

今年はメシアン生誕100周年。各地でメシアンの演奏会が開かれています。
少しでもメシアンの世界を知りたいなぁと(前からメシアンの曲には興味があったので)、こちらの演奏会と秋からの児玉桃さんのメシアンプロジェクト(全5回)に背伸びして参加してしまおう!と決めました。

「幼な児イエスにそそぐ20のまなざし」はミシェル・ベロフ先生のアルバムを持っているのですが、第11曲の「聖母の最初の聖体拝領」くらいしかまともに聴いたことはありませんでした。なので、最初から最後まで20曲聴き通すのはこちらも緊張しましたし(寝てしまうのではないかと、汗)、聴き通した先にはきっと何かがある(人生観が変わるとか、メシアンの世界が開けるとか)と期待していました。

20曲通して弾いて、約2時間位かかる大曲です。
本日の開演時間は18:30でした。そして自由席…
出来るだけ急いで会社を後にして電車に乗り込んだのですが、気だけがあせってしまい、錦糸町駅の1つ前の駅で降りてしまいました(バカ…涙)
でも、無事に菊地さんの手の動きが見える良い席に座ることが出来ました。良かったv

菊地さんは大学の講師もされていまして、前のコンサートでも思ったのですが、生徒さんと思われる方がたくさんいらっしゃっていました。そして身内と思われる方たち。同じ(何かの)門下生。
何と言うか、知った人同士が集まって和気藹藹としている…って雰囲気が会場にあって、「メシアン聴きたい」とか「菊地さんの演奏が聴きたい」というような一般の人たちは、ちょっと居づらかったです。およびでない、って感じ。
個人的な考えなのですが、学生さんたちのウンチクって横で聴いていて、あまり気持ちが良いものではないのですよね。クラオタとか評論家の方たちが話している感じとちょっと違う。学生さんたちは苦手です。話の中に「自分」を誇示する表現が入り混じっているからかなぁ・・・自分でもよく分りませんけれども。

また、お知り合いの方たちが義理とか仲間意識で聴きに来るには、今回は少し厳しいプログラム。聴く際のマナーはいつも行くようなコンサートに比べて断然良いのですが(飴とか舐めないし!)、でも音楽に対する集中具合というか熱意というか気持ちというか…やはり、これもちょっと違うのですよね。最後の方でだらけてしまったような気がして残念でした。

そんなこと言っている私も、このメシアンの世界には途中で脱落… 今日はついて行くことが出来ませんでした。(注:寝てしまったわけではありません。気持ちが置いて行かれました)

この曲って、こんなにダイナミックな力強い曲だったの?!
って位に、菊地さんがガンガン鍵盤をたたき、普段だったらその迫力にキャーキャー言って引き込まれるのかもしれませんが、その力強さが精神的な負担になってしまいました。
今週ずっと、会社で私の前の席にいる会長がSkypeで相手のスタッフに怒っていたのですが、それを聴こえても聴いていない振りしていたのですね。自分が怒られている訳ではないのですが、同じ位にダメージがあることです。

その時と同じ精神的苦痛が強いピアノの音を聴いていたら起こってしまって。聴いていて、すごく疲れました。
一生懸命に菊地さんは弾かれているし、素晴らしい演奏だったと思うのですが、今日の私はダメでした(涙) 生演奏ってCD聴いている時と違って、すごくパワーありますよね。
聴き通して何かが変わったか、新しい発見があったかというと、正直何もありませんでした。菊地さんの演奏がどうこうというよりも、私が疲れきっていたような気がします。

でもCD聴いている時よりも細かい部分の曲の流れが分かりましたし、大変指の動きが忙しい曲だということも分かりましたので、きちんと各曲頭に入れた上で、秋の児玉桃さんの全曲演奏会は挑もうかと思っています! こちらも楽しみです♪
アンコールでは同じくメシアンの「鳥のカタログ」から弾かれたのですが、メシアンはどんな曲でもメシアンらしさが現れているのですね! そう感じました。
週末はゆっくり休みます〜

▲ TOPへ

■ 4月9日(水) 

只今、フィリピンから2人の女の子が研修に来ておりまして、1.5ヶ月は研修センターで日本語の勉強(彼女たちは全く日本語が話せません)、残りの1.5ヶ月で会社に来ていただき技術を学んでいただくことになっています。
来日する時にフィリピンサイドから、彼女たちは「旅の指さし会話帳 フィリピン」という本を欲しがっている。休みなどに一緒に本屋などで探してあげてくれないかと言われたのですね。でも研修センターにいる間は自由に行き来出来ませんし、本は通販の方が確実で早いから、気を利かせて注文していたのですよ。郵送してプレゼントするつもりで。
ですが、本日書類の手続きをしに彼女たちと会った同僚の話によると、彼女たちはもう本などには興味は無く、今は電子手帳を欲しがっているようだとのこと。

・・・ってさぁ。今日、その本が自宅に届いているんですけど(苦笑い)
私、タガログ語に興味無いし、勉強しようとも思っていないし、フィリピンに行く予定もないし、この本を横にして今途方に暮れております…
ちなみに「こんにちは」は「マガダン アーラウ」だそうで。

とにかく、1.5ヶ月後にどれだけ日本語がお話し出来るようになっているのか、大変興味あります。日本語の授業では、日本語以外の会話は禁止だそうで。電子手帳とかで一生懸命単語調べて話すのだそうです。仕事でそういった語学を学ぶ機会に恵まれるというのは、羨ましいことですね。

さて、気を取り直して 大好きな(!)デュメイさんのお話しvvv
久しぶりにネットラジオの放送があるみたいです♪

4/19 日本時間 22:30-0:00 (現地時間15:30-17:00) Musiq3
Theatre Royal de Mons / Jeudi 31 janvier 2008
Augustin Dumay(direction et violon) / Vanessa Wagner(piano) / ORCW
こちらのコンサートの録音だと思います。
デュメイさん、ソリストというよりも弾き振りなので、どれだけ弾いてくださるのかが心配ですが… でもこの日はマトリョミン教室なので、早く帰ってこようと思います(笑い)
嬉しい〜vvv

ラジオといえば川畠さん。
今月から、毎週日曜日 FM世田谷(83.4MHz)で『川畠成道のレディオ・ストリングス』を始められたのですが、これがすごくファンのツボを刺激するものだと私は思っています。川畠ファンはこれを聴くべき…いえ、聴かねばならない、と思うのですが、何でFM世田谷なんでしょう。ものすごく残念。全国で聴きたいです。
私の自宅からは、微弱な電波で何とか聴けるかな…という状態なのですが(でも1時間集中するにはつらいです。半分雑音だし)、それでも30分は音楽流すとして、残り30分の川畠さんのトーク。お声を聴けるのは、とても嬉しいです。
世田谷在住でばっちりと番組聴けていらっしゃる方、いないかなぁ。

先日、会社の留守番電話のアナウンスの録音を私(を含めた4名)がしたのですが、自分の声を聴いて、自分はものすごく活舌が悪いことに気づきました。特に「サシスセソ」がとても強いみたいで、聴いていて耳障りなんです。
(なのに、その録音を使おうとする会社もどうかと思うのですが…)
それに比べ、川畠さんの言葉はとても優しく、まろやかで、はっきりとしていて、そういった意味でも素晴らしいと思いました。
クラシックは敷居が高いと思われている方に、少しでもクラシックの世界が身近に感じていただけるようにするための番組みたいです。電波の届く方は、ぜひぜひお聴きください♪

でも、まずは19日のデュメイさんです! デュメイさんのグリーグ1番!!!

▲ TOPへ

■ 4月5日(土) ダニエルさんのNEWアルバムが届きました♪

先程 携帯を部屋のどこに置いたか分らなくなってしまい、家の電話から携帯にかけて居場所を探した雪こぐまです(爆) 物忘れが激しくなっている今日この頃です…

Trumpet Masque さて、今日は川畠成道さんのアルバムでお馴染みのピアニスト、ダニエル・ベン・ピエナールさんのアルバムが届きました!
前にもトランペットの人と出されていたアルバムの第2弾(トランペットの人にとってはどうやら3枚目らしいですが)です。歌詞カードを1枚めくった所に写っているダニエルさんが、いつもと違う雰囲気で素敵〜v
個人的にはトランペットのフリーマンさんの方が好みのお顔ですが。
このアルバムの素敵なところは、全曲ダニエルさんが編曲されているということですv
収録されてる元々の曲がどのようなものかを知らないので、どのように編曲されているのかは分らないのですが(ははは)、でも、何か聴いていて嬉しい♪
前回は確か一部の曲だけ編曲されいたように記憶しているのですが、今回は全曲編曲担当されています! 裏ジャケットに、フリーマンさんとダニエルさんの写真も小さく切りぬきで写っています! ちょっと前回から進歩したって感じがします(笑い)

HMVの解説によると、

『トランペットのジョナサン・フリーマン=アットウッドは、演奏家、ライター、教育者、そしてレコーディング・プロデューサーとしても活躍中の音楽家であり、来る2008年9月から多くの著名な音楽家を輩出してきたイギリスの名門、英国王立音楽院の院長に就任する英国楽壇の重鎮!』

・・・なんだそうです。
そのフリーマンさんがたくさんいるピアニストの中から、「ダニエルさんと一緒に録音した」ということが、私、とても嬉しいですv すごいですね、ダニエルさん。また日本でもピアノリサイタルをして下さるといいなぁ。

いつもダニエルさんは「・・・Amazon?」って確認されますけど、「今はダニエルさんのCDはアマゾンでは無くても、HMVやタワーレコードでも普通に取り寄せ無しでも買えるんだからね!」って言いたいです。ギボンズのアルバムだって評判いいようですし♪
英語出来ないので間違っているかもしれませんが、モーツァルトのソナタを録音している…みたいなことも書いてありましたので、今後も楽しみですね。

川畠さんのパートナーはダニエルさん以外でも活躍していらっしゃいまして。
やはりよく伴奏されているダイアナ・ケトラーさん。そして、一度だけバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲で共演されたロシアの天才少年、アレクサンドル・シトカベツキーさん(もう少年じゃないけど)。
この御2人がなぜか Ensemble Raro という4人組を組まれています。
ダイアナさんもサッシャも格好いい〜vvv
最近発売されたアルバムにサッシャが入っているのかは不明です(名前無いです)。

そして、「Yorosiku Onegai Simasu!」と元気に言ってくださる少し変な外国人(失礼な…)、アンソニー・ヒューイットさんも2枚目のアルバムを出されていました!
しかも、Amazonで買えるのですよ。すごいですね。Liszt & Reubke - Piano Works
ジャケットのデザインもすごいですね(汗)

▲ TOPへ

■ 4月4日(金) BBCフィルのサントリー公演

怒涛のような1週間が過ぎ去り、明日はまたマトリョミン教室。
全然練習していないし!!! きゃ〜っ!!!

そんな忙しい中、BBCラジオで3月13日のBBCフィルの公演が放送されておりました。
私も早朝起きてはみたものの、気持悪くてもう一度寝ました…(なら起きるな!って感じですが、苦笑い)
日曜日位まで(おそらく)ならこちらで聴けますので、ぜひぜひお楽しみ下さい♪
※ クリックすると音が鳴りますのでご注意ください
「妖精の口づけ」を聴くと、あの日の汗いっぱい掻きながら指揮されていたノセダ氏の姿が浮かんできます。3回続けて聴いて、完全にこの曲覚えてしまいましたし(笑い)
ハーンのアンコールのサラバンドも素敵ですよv

【 2008年3月13日(木) at サントリーホール 】
 BBCフィルハーモニック 2008年日本公演
 首席指揮者:ジャナンドレア・ノセダ  ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン

■ ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精の口づけ」より ディヴェルティメント
■ シベリウス : ヴァイオリン協奏曲 二短調 Op.47
アンコール
■ バッハ : 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 より 「サラバンド」
■ チャイコフスキー : 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」

▲ TOPへ



* HOME最新の日記 *


本嫌いさんの読書感想文〜カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
Copyright(c) YUKIKOGUMA All Rights Reserved