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■ 2008年1月の日記 ■

… 正月から大忙しで、気がついたら1日しか日記書いていない結果に(汗) …

■ 1月27日(日) 今更ながらに「あけましておめでとうございます」です

今年最初の日記がまさか27日になろうとは…(苦笑い)
なかなか更新が出来ずにいる毎日です。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

感想を綴ってはおりませんが、1月もコンサートいくつか行っております♪
今年は少し絞って足を運びたいなと思っているのですが、行き当たりばったりで、結局あれもこれもとなってしまうかもしれません。

まずは1月2日。
五嶋みどりさんの「弦×弦 音をつむぐ@浜離宮朝日ホール」
別ページにまとめたいと思いつつそのままになっておりますが、私にとっての初みどりさん。
この上なく感動しました!(私の中で諏訪内さんを超えてしまった!!!)
もう、すごい…の一言で。ドビュッシーのvnソナタがあんなに魅力的な曲だったなんて知りませんでした。目の前にモネの睡蓮が広がってきて、それが春夏秋冬と情景が変わってくるのですよね。
ドビュッシーのソナタは途中で飽きてしまいがちですが(私にとって)、あっという間に終わってしまいました。
みどりさんの演奏会が開かれた時はぜひ聴きに行きたいです。

翌日3日。新日フィルさんのニューイヤーコンサート。
今年のお正月は何かと忙しかったので、来年からは別に行かなくてもいいかと(第九だけでいいやと)思いますが、でも榎本さんの司会と指揮者・広上さんのトークが面白いのでまた行ってしまうかも。いつも1曲目が素敵です。今年はジョン・ウィリアムズの オリンピックファンファーレ&テーマでした。良かった…(満足)

19日。
菊地裕介ピアノリサイタル「イマージュ・フランセーズ」
これも別ページに綴りたいコンサートです。
菊地裕介さんはベロフ先生のスーパーピアノレッスンに登場された生徒さん。ですので、この約2年間でリサイタルまで開いてしまうなんて、そしてCDも出してしまうなんて(今回は初アルバムの記念コンサートのようでした)すごい…と思っていましたが、すでに数年前から室内楽やオケと一緒に演奏されていた方だったのですね!知りませんでした。
ですが、ご本人は「まだまだ今始まったばかりですので…」と、大変謙虚な方でした。スーパーピアノレッスンでも、御一人だけベロフ先生に膝をきちんと向けてお話しを聞いていらしたのですよ。大変真面目で好印象の方です。
技術的にはピアノのことは私には分からないので何とも言えませんが、ピリスさんとかダルベルト先生とかに比べると、音そのものがまだまだだな…なんて失礼ながらも思ってしまいました(音だけでは魅力が感じられないというか)。
でも、すごいのです。ドビュッシーなんて(映像第1集・水の反映)ホール一面にすきとおった水が一杯になって、私たちはそこにプカプカ浮かんでいる感じなんです。ヒーリングクラシックできっとこういうことを言うのね…という位、すごく気持ちが良かったです。
アンコールのラヴェル「ラ・ヴァルス」もものすごく素晴らしかった。
アンコールにこれ弾くか?!って位、ボリュームある演奏を聴かせていただきました。

家に帰って初アルバム「イマージュ・フランセーズ」を聴いたら、もう感動ですよ(涙) これ、すごくいいアルバムだと思います。いいのか悪いのか、生演奏よりも音そのものが綺麗に録音されているような気がしますし、世界観も生と同じ…とはいきませんが、生に近い位のイメージが伝わってきます。
でも目玉は何と言ってもラヴェルの「ラ・ヴァルス」です!!!
現在、私の通勤中のBGMになっている位お気に入りです。
生も大変素晴らしかったのですが、アルバムの方はご本人が多重録音されていて2台ピアノ版になっているので、迫力が違うのです。すごくいいですよ〜v
その後、小山実稚恵さんのラ・ヴァルスも聴きましたが(これも素晴らしい)、やはりこの菊地さんの2台ピアノの方が私は好きでした。

24日。川畠成道ニューイヤーコンサート。
これも時間があれば別ページに書きたい…
今年のニューイヤーは平日でしたが、紀尾井ホールでした。紀尾井ホールでのニューイヤーは大変素晴らしい! また来年も紀尾井ホールでやっていただきたい位でした。
目玉は、初演奏のピアソラ2曲。正直、期待はあまりしていなかったのですが、予想と違う方向に上手く仕上げられていて大満足♪ ピアソラファンにはちょっと違う…と言われそうですが、でも川畠さんご自身の世界をそのまま貫き通してピアソラを弾いてしまったというか、これはこれでアリなのではと思いました。すごく崇高な、気品のあるピアソラでした。
この日の小品はどれも良くて、ツィゴイネルワイゼンも最近の中では一番の演奏なのではと。ピアノのロデリックさんも最高でした。ロデリックさんあっての、この余韻です。はい。

そして本日27日。
イム・ドンミンピアノリサイタル。
ベートーヴェンの31番が聴きたくて、どんなピアニストさんかも分らずに行って来ました。
31番最高でした。…って、イムさんがいいというよりも、作曲したベートーヴェンが素晴らしいということです。
菊地さん同様、音そのものの魅力は感じられなかったし、菊地さんのようにイメージも伝わってこなかったし、イムさんはテクニックがすごいような気がしました。あまり私的には条件は良くないのですが、でも31番は最初から最後までのめり込むようにして聴いてしまいました。ピリスさんはこの曲を一番最後に持って行きましたが、イムさんは一番最初。
曲に対する考え方とかも違うのでしょうね。なので、同じ曲ながらも違う感じに聴こえました。
写真で見るよりも細い方で、弾き終わると余韻とか全く無くて、すぐ椅子から立ってお辞儀するんです(笑) 緊張しているのか、落ち着きが無いのか…演奏中はすごいのに。
そして、小走りで扉に向かいます。ヴァイオリンのネマニャ君みたいでした。
私は席が後だったのでよく見えませんでしたが、きっと好青年だと思います。
しかし、トッパンホールは飯田橋駅で迷いました…あの歩道橋嫌いです(涙)

今年のラ・フォル・ジュルネは、なんと金沢でもやるそうですね!
しかも金沢はベートーヴェンだとか。東京はシューベルト。
観光も兼ねて金沢に行きたい… 行ったことないし。
演奏家と曲次第では、金沢に行ってしまうかもです(笑)
演奏家というか、ダルベルト先生がどちらで弾かれるかが私にはポイントですね。
先生の演奏をたくさん今年は聴きたいですv

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