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■ 2007年8月の日記 ■

… 埼玉県では40℃越え!!! (風呂かって感じ…) 大変暑い、今年の夏でした …

■ 8月28日(水) 

昨日、チョビが入院してしまいました…(涙)
熱中症だそうです。

週末まではすごく元気が良かったのです。
でも月曜日になったら急に歩かなく…というか、歩けなくなってしまって。
火曜日に先生を呼んだら、即入院となりました。

確かに前兆はあったのです。
チョビの近くに行くと、ゼィゼィいつも言いだして。
かまってほしいから、わざと言っているのだと思っていました(爆)
無知って恐ろしい…

昨年の夏は丸刈りにしてしてひどい格好になってしまったので、今年は少し長めに切ってもらいました。それがいけなかったみたいです。冷房の傍にいるわけではないので、長い毛がとてつもなくチョビを暑くしていたみたいです。
ごめんね、チョビ〜、何も分かってあげられなくて。
人間もそうですが、やはり言葉できちんと言ってもらわないと、分からないことがたくさんあります。超能力者ではないのだから、相手の気持ちを読むとか察するなんて、私には出来ません。

でも両親の話ですと、喜んで(!)先生の車に乗っていったということですので、きっと元気になって戻ってくることでしょう。

病院の先生は、ここぞとばかりにチョビを検査しまくるのだろうなぁ…そして、膨大な請求額が…!!! こちらもチョビの体調と同様、気になる部分です。

いつも散歩をしている父、朝ごはんをあげている母、今朝は何となく手持無沙汰という風で、「うるさいのがいないと、何か変な気分なのよねぇ」と母が言っていました。いつもチョビを邪険にしている母が(笑い)

私もチョビを触らないと、1日の疲れが取れません。
チョビはいつもだまって疲れを吸い取ってくれるのですよね。
早く帰ってきて欲しいなぁ!!! そうしないと、私も倒れてしまいます(笑い)
チョビちゃん、頑張れ! 1日でも早く帰ってきてね。
(以前あまりに病院でうるさすぎたため、速攻帰された経験を持つチョビですので、心配はいらないかも。)

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■ 8月25日(土) デュメイさんのシャコンヌ♪

夏休み後半から急にまた忙しくなってしまい、今日に到ります… (少し落ち着きました)
夏休み前半の浮かれ様が、今読むと滑稽です。
鳥のダルベルトも、あれから昼間は私が家にいなくなってしまったので様子が分からなかったのですが、巣は少し大きくなったような気はするものの、ダルベルト自身が来なくなってしまったような気がします。今日の昼間も来ませんでしたし。ちょっと寂しいです…(涙)

下に書いて意気込んでいた、デュメイさんの再放送(モツ5)や情熱大陸@庄司紗矢香さんは聴き逃し&見逃してしまいました。残念!
ですが、ネットオークション@デュメイさんはきちんとやり通しました(ははは)

Pierre Cardin Presente これは、私がデュメイさんのアルバムの中で一番気に入っているもので、24歳の時の録音です(LPです)。
ピアニストはデュメイさんの弟君、パスカル・デュメイさん! 御2人の息は当然のことながらばっちりです。
このパスカルさんは、現在音楽プロデューサーをされいていると昔の記事に書いてあったような気がします。当時はすごくピアノが上手かった(何かのコンクールにいくつも入賞したり)とオーギュスタンさんが語られていました。

内容はベートーヴェン:クロイツェル、バッハ:シャコンヌ、ブラームス:F.A.E.ソナタより「スケルツォ」と、どれも大好きな曲ばかり。
特にバッハのシャコンヌが…デュメイさんファンの方は、ぜひぜひ聴いていただきたい世界です。デュメイさんはバッハに限らず無伴奏がCD化されておりませんので、大変貴重な録音です。間の取り方とか、音の強弱とか、きゃ〜っ!って感じで私は聴いていますv←馬鹿。
ジャケットも、なぜかピエール・カルダンがプロデュースしていまして、すごく素敵なんです♪
使用しているヴァイオリンも、1708年製ストラディヴァリの「le Davidoff」を借りているみたいです。どの面を見てもすごいアルバムです。

私はこのLPを所持しているのは日本でも10人位しかいないのではないかって思い込んでいたのですが、この度海外オークションで(私の価値からすると泣けるような価格で)出品されている現場を目撃してしまいまして。持ってはいるものの、きちんと(?)落札しました。
はっきり申し上げて、送料の方が高かったです(爆)
いつか然るべき方にお会いできたら、このLPを喜んでプレゼントしたいと思います。
私のデュメイさん(の録音)探しの旅は、またまだつづく…

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■ 8月12日(日) 

今朝も暑いので窓を開けると、チチチ…と昨日の鳥がやって来ました!
ダルベルト先生のシューベルト聴きたい?と、自分的には本日はデュメイさん聴きたかったのですが(笑い)再び先生のさすらい人幻想曲を流しました。

そうしたら今度は、枝とか葉とか次々と運び始めて、巣を作り出したのですよ!!!
昨日は、下見に来ていたのでしょうか(笑い)気に入っていただけたのなら光栄です。
雪こぐま家は皆 鳥が大好きで、チョビがいなければ完全に飼っています(チョビがやきもち焼くので飼えないのです)。なので、すごく嬉しいですv
この鳥を私は「ダルベルト」と勝手に名前つけることにしました。
このまま巣を作り続けてくれるのか分りませんけれども、このダルベルトについては変化がありましたら随時書き留めていきたいと思っています。
でも私とダルベルトの間には汚い外せない網戸があるので、写真が撮れないのですよね…残念。すずめよりもふた回りほど大きな鳥です。

8月のネットラジオはいくつか注目のものがありますが、それを転記するのがとても面倒なのでそのままになっています。

特にチェックすべきなのは(個人的に)
■ 8/15 日本時間 3:00-5:00 Radio100,7
何度も色々な局で再放送されていて、怪しげなCD-Rになって売られていたりもするのですが、デュメイさんのモーツァルト第5番トルコ風です。指揮者のエリアフ・インパルさんの鼻歌付きです。

■ 8/20 日本時間 21:00-22:00 BBC Radio
ブラームスの弦楽六重奏曲第2番をやるそうなのですが、そのヴァイオリニストの1人がアントン・バラホフスキーさんなのです。ネットラジオでバラさんの演奏を聴くのは初めてです♪

■ 8/28 日本時間 3:00-5:00 BartorkRadio
これは、秋にヤンソンスさん&バイエルンのコンサートに行く方は必聴だと思います。
ヤンソンス+バイエルンでマーラー5番(今年のプログラムですね♪)
そして、ツィンマーマンでブリテンのvn協奏曲です。


色々、楽しみましょう♪

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■ 8月11日(土) 

本日から夏休み(4日間)の雪こぐまです。やったー!
といっても予定が結構入っていて、あっという間に終ってしまいそうな予感がします。

今日はずっと暑さと闘いながらパソコンに向かっての作業をしていたのですが、先日初めて購入しましたミシェル・ダルベルト先生のシューベルト「さすらい人幻想曲」を流していました。ダルベルト先生の力強いメリハリの利いた演奏は素敵です♪
目の前の窓を開けていて、その窓の前は琵琶の木が目前に迫っているのですが、鳥が…(すずめではないことだけは確かなのですが何の鳥かは分りませんでした)チィチィチィってダルベルト先生のピアノの音色にひかれて、私の目の前まで寄ってきたのですよ〜vvv
しかも、時間をおいて何度も(私も先生のアルバム何度もリピートしていましたので、爆)
すごく可愛かったです。これは先生の音色にひかれてきたのだとしか思えません。

夜は、Radio Canadaで7月27日に行われた Festival Orford でのデュメイさんのリサイタルが放送されたので、私にとってはもうこれは正真正銘のコンサートの時間でした(爆)
パソコンの前にしっかりと座って、約1時間半の放送を楽しみました♪

曲目は、
プロコフィエフ ソナタ第1番(たぶん)
グリーグ ソナタ第1番
クララ・シューマン 3つのロマンス
グリーグ ソナタ第3番
…でした。

プロコフィエフは私は聴きなれていない曲ですが、とても良かったですv デュメイさんの唸り声が結構聞こえた気がしました(爆)
グリーグ3番は、一般的には良く弾かれる曲ですが、デュメイさんの場合は1番が多くて、アルバム以外で聴くのは今回が初めてでした。ピアノのLouis Lortieさんとのバランスが悪くて(と、思いました)、さらにデュメイさん的にもあまり調子がよろしくないのかな…なんて、第3楽章を聴いていて思いましたが、でも面白い演奏でした。
今年のラ・フォル・ジュルネで聴いたパスキエさんのグリーグ3番はかなりパスキエ流でしたが、デュメイさんもそれに負けない位デュメイ流で弾き崩されていたような気がしました。好みもあると思いますが、デュメイさんが感じられて私は好きでした(笑い)デュメイさんの演奏って言葉みたい、というか語りかけてくるようなテンポだったり弾き方だったりするのですよね。ファンにはたまりません!
来年は日本で何を弾いて下さるのでしょう…ふふふ。

残り3日間の夏休みも楽しみます♪>特別遠出はしませんけれども。

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■ 8月6日(火) 

毎日、暑いですね! 平日は会社で冷房の中に浸かっていますので、休日は限界までクーラーを付けずに、滝のような汗と闘っている雪こぐまです(笑い) どっちが体にいいのか分りませんけれども。

BELO HORIZONTE さて、いきなり左のアルバムの話なのですが、こちらはジョン・マクラフリン(JOHN McLAUGHLIN)というギタリストの『BELO HORIZONTE』というアルバムです。
爽やかな青のジャケットが夏の暑さにぴったり…!
という訳で、このアルバムを持っているわけではありません。もちろん(笑い) 爽やかなのは確かなのですが。
私、先日びっくりしてしまったのですが、注目すべきはこの裏ジャケットです。↓↓↓
こんな所でお目にかかれるとは… ねっ…!!! 私、デュメイさんのCDはほぼ集めたと思っていましたが、こんな方面からも出会えるなんて。
常にサーチを怠ってはいけない、と感じました(いえ、感じる必要は全くないのですが、笑い←もっと仕事で頑張れ!)。
ヴァイオリニスト、オーギュスタン・デュメイを名乗れる方は、世界で1人だと思いますので、恐らく同一人物でしょう。

「WALTZ FOR KATIA」という曲で少し参加されていまして、演奏はどうかといいますと、主にギターの後ろにヴァイオリン…という感じなので(当然ですが)、そして途中からピアノがガンガン来るので、ほとんどデュメイさんの美音は聴こえません(爆) 最初の1分くらい聴けるかなぁという感じです。

思い出したのですが、昔のレコード芸術の記事の最後にこんな会話が載っていたのです。

 もうひとつ、最後に「えーっ?!」と驚いていただこう。話していて、私の専門がスペイン音楽だとわかると、彼はにわかに興味深そうに
「じゃ、パコ・デ・ルシア知ってますか、フラメンコ・ギタリストの」
 と言うではないか。もちろん、知ってるどころではない、三十年近く友達の間柄だ、と答えると、彼はほほえみながら、
「こんど、彼と共演するんですよ」
 ―― 文字どおり呆気に取られてしまったし、時間もなかったので、いったいデュメイvsパコ・デ・ルシアが何を、どんなふうにやるのかは、残念ながら訊くに到らなかった。でも、そう聞いたことは確かなので、大いに夢をふくらませていたい。


きっと、ここら辺がらみですね! このアルバムでは、そのパコ・デ・ルシアさんも共演されていていますので。
デュメイさんを伴奏にしてしまうなんて、ある意味とても贅沢なアルバムです。

それから、他のページにも書きましたが、9月にダニエル・べン・ピエナールさんが待望のギボンズのアルバムを発売されるようです♪ ギボンズという作曲家自体 私は知りませんでしたが、バッハと並ぶ偉大な作曲家だそうです(確かそのようなお話を以前聞きました)。秋が楽しみですね〜v

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■ 8月4日(土) ミシェル・ベロフ先生のスーパーピアノレッスン♪

あっという間に8月ですね。近頃なかなか日記が書けなくて申し訳ありません。
無理すると続かないし、でも続けたいので(笑い)、書けそうな時にガンガン書いていきたいと思います! (気持ちはあっても、私は物書きではないので それを言葉にする作業に時間がかかるのです。) いずれ月記になったら笑って下さい。

さてさて、今日からスーパーピアノレッスンは、ミシェル・ベロフ先生の『フランス音楽の光彩』(再放送)が始まりました! NHK教育 毎週土曜日14:35〜15:00です。
本当は始まる前に語りたかったのですが、私も本放送を最後の数回だけ見たのですが、すごく、おすすめです。特に、私のようにピアノに関心のない方。この番組のおかげでピアノに少しだけ興味を持ちました。こういうこと考えながらこの曲って弾いているんだ…って。曲の意味の深さに感激しました。その解釈はベロフ先生特有のものかもしれませんし、詳しくは分りませんが、でも素人でも楽しめることだけは確かです。
私も、前回のルイサダ先生のLPモードから、SPモード録画に変更しました(笑い、気合い入っています)

今日は、ドビュッシーの前奏曲集第1巻より「亜麻色の髪の乙女」でした。
ベロフ先生は、この曲を2回録音されています。2回目の録音の方がゆったりと弾かれているのですよ。心境の変化があったのでしょうか。

ドビュッシーは、ラファエロ前派のロセッティ「選ばれた乙女」という絵(?)を元に作曲されたそうで、番組ではロセッティのプロセルピナという絵が紹介されていました。
私は今までストレートな髪の乙女を想像していたので、意外でした(笑い)

最初の出だしは、この乙女の柔らかな髪の曲がり具合を表現するのだそうです。
色々説明されていたのですが、最後の終わり方は、新しい何かが生まれて空に昇っていくような感じを表現して…と言われていました(メモしていないので正確ではありませんが)。
短い曲ですが、注意するべき点は一杯あるようでした。

すごく良いメッセージだなぁと思ったのは、「ピアノを弾くには、まず教養を付けなさい」ということ。絵を見なさい、ドビュッシーの色々な管弦楽作品を聴きなさい、本・彫刻に触れなさい、それは必ず良い演奏の糧となります…と言われていました。
ピアノは自分の楽器をいつも使う訳ではありませんから(移動できませんし)、「弾き手が音をどう操るか」ということがとても大事なのだそうです。それがしっかりしている人は、どんな状況においても思うような演奏が表現できるみたいです。
ダルベルト先生も音楽以外の知識を多く持たれていたように感じましたし、音楽家って(他の職業の方もでしょうけれども)、単に音楽弾いているだけではだめなんだなぁ…って改めて感じました。

デュメイさんは音楽バカっぽいイメージが私の中ではありますけれども(失礼ながら)、デュメイさんだってたくさんの色々な興味・知識をお持ちなのでしょうね!>素敵!←勝手に想像。

今日はお昼までずっと寝ていたのですが、やっと起きたら疲れ+熱射病でひどい頭痛がして、よろめきながら階段降りたら滑ってお尻を打って(まるでコントのようですが、汗)、最初は頭痛の方がすごかったので何ともなかったのですが、頭痛が引いたら今度はお尻を中心に全身が痛くなって、午後は再び寝込みました。もう、散々です(涙) マトリョミンのレッスンもお休みしました。

そんな中でのベロフ先生のスーパーピアノレッスン!
私へのプレゼントのようでした。元気が出ましたよ♪ >オタクは単純なのです(爆)

そういえば、先日奇跡的にネットラジオでダルベルト先生のベートーヴェンとバッハが録れていたようなので、こちらも編集しないと、です。(パソコン変えてからネットラジオの録音が出来なくなってしまったのですよね。) これも、やはりプレセントなのでしょうか(笑い)

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