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■ 2006年7月の日記 ■

… 初めてのマトリョミン演奏会!とても楽しく演奏することが出来ました。次回もまたやりたいです …

■ 7月30日(日) ベロフ先生の言葉

昨日のマト教室で、7月1日に行われた発表会の時の映像をいただきました。
早速見てみたのですが、普通にこれ、面白いです(笑い)
教会という空間の中で、マトリョーシカ持って難しい顔して音鳴らしている人と、それを真剣に聴いている人…第三者から見たら、「何の集まり?これ。」って情景です。
当日見ることの出来なかった前半のソロ部分も、1人1人が最大限の力を発揮している姿がありましたので、映像見ながら感動してしまいました。皆、すごい!と。
アンサンブルも、プロ並に完璧な演奏なのではなく、どこか危なしげなグレーな演奏だったのが良かった…と思いたいです(ははは) 弾きながら感じていた音とかなり違ってました…
もっと練習が必要だということも改めて自覚しました。

でも、この演奏会を開くことが出来たと言うこと。それが私の人生においての何よりの宝となったと思います。このDVDも大事にしたいと思います。

さて、先日より私のハートをがっちりと捕まえてくれたスーパーピアノレッスン@ミシェル・ベロフ先生。最終回でベロフ先生が語っていたメッセージはこのような言葉でした。

良い演奏は弾き手の人間性に依存します。
加えて、作品への深い洞察と豊かな教養が必要です。
ピアニストは他の職業と同じく困難を伴う職業です。
音楽家として幸福な人生を送る唯一の方法は、音楽への愛を持つこと。
音楽の愛、音楽への情熱こそ音楽を輝かせる唯一の条件です。


…ピアニストに限ったことではない、深い言葉だと思います。
これまでのレッスン風景の一部の映像も流れたのですが、その時に「その作曲家の管弦楽を聴きなさい、その時代の芸術に触れなさい、情報を豊かにしなさい…」みたいなことも言っていました。1曲を弾くという事は、何て大変なんだ!と思いました。

また、ドビュッシー「月の光」の練習の時にはこうアドバイスされていました。

表情をつけすぎてはいけません。
やりすぎていれば、それは曲の情感に引きずられている証拠。
音楽はリアルな存在ではないから、弾く者の信念が大切です。
冷静に曲の内部を見て、初めて自分の言葉で話せるのです。


「音楽はリアルな存在ではない」ということに、なるほどなぁと思いました。
なるほどなぁと思いながら、理解出来ない部分もあります(笑い)少し難しい言葉ですね。
私もマトで「月の光」を練習したくなりました。
(今楽譜を簡単に読めるように書き写しているところです。)
高い音と低い音との幅が大きいので、果たして手が届くのかどうかというところですが、挑戦してみます!

ピアノのコンサートはこれまで数えるほどしか行った事はありませんし、その時の音楽としての記憶というものがほとんど残っていない私ですが、ベロフ先生が来日された時には、ぜひぜひ生演奏を聴きに行きたいと思っています♪

次回からはダンベルト先生のレッスンです。知らない方ですが、スーツ姿が似合う、素敵な方とお見受けしました。引き続き見たいと思います。

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■ 7月29日(土) 海外ネットラジオ・完結

迷惑メールがいつも以上にたくさん届く今日この頃です。チェックするたびに最低数通受信(時間あけてだとその限りではありません)。10分後にチェックしたとしても、です。自分のパソコンが変なのでは?と思うくらいです。
迷惑メール率:99.5%位いっているのではないでしょうか(笑い)
受信するのはいいのですが、削除するのに時間がかかるのですよね…

さて。本日、大切にしている、Ryu Gotoと勝手に名前をつけているミニサボテンが2つめの花を咲かせました♪ ここ数日の暑さで蕾が一気に(本当に一気に、笑い)大きくなって開花につながったと言う…この素晴らしい成長っぷりには、母と笑ってしまいました。寒い時は全然大きくならなかったのに。素晴らしき、自然の力です!

夜はマトリョミン教室に。
マトリョミンのチューニングが不可能になった時は、いつも精密ドライバーで先生に直してもらっていたのですが、見よう見まねで自分でも直すことが出来るようになりました。
やった! これで、マトのコンディションの心配も少なくなりました。
友人の話では、新型のマトリョミンは冬生まれ(つまり、新型が発売されてすぐのもの)は夏に弱いのだそうです(笑い)アナスタシアも約10月生れなので、冬生まれのマトです。
何だか、人間みたいで可愛いですね。
マトは、暑さ・寒さでもチューニングは狂いますし、テレビ・パソコン等、電気関係(電波なのかな?)の近くにおいておくと、やはり狂うみたいです。とても繊細な楽器です。

最後は、昨日の海外ネットラジオ。デュメイの演奏の放送の予約録音の結果です。

しっかりと、録れていました〜〜〜!!! 嬉しい〜〜〜!!!

1週間、試行錯誤した甲斐がありました。
大変だったのは、その音楽ファイルの編集です。今日の午前中まるまる使いました。
私のノートパソコンでwavファイルをいじるのはかなりの負担がかかるようで、何かにつけて画面が固まったり、動作が遅くなったりで、作業にとても時間がかかりました。パソコンの容量を増やすことを検討しないといけないかも、と思いました。
今もすごく重くて、何を作業するにも時間がかかる状態です(暗)

家で録るFM放送とかと違って、ネットラジオは音が安定していますね。ラジオでこれだけの音色が聴けるのなら大満足です。
秋にデュメイが来日した時、自分のイメージしている(頭の中で美化している)音色と実際の音色が大きくかけ離れていたらどうしよう… 秋のコンサートは楽しみでもあるのですが、こういう不安もちょっとだけですがあります。期待しすぎるとあまり良くないかな、とか。
でも7月20日に演奏されたというこの放送を聴いて、そんな心配は無用だと感じました。デュメイのヴァイオリン。やっぱり私好みのものでした。すごく良かったです!
久しぶりに聴いたジャン・ワンさんのチェロも素敵でした。この方も、私の「いつかは生演奏を聴きたいリスト」に入っている方です。デュメイもすごく良いパートナーと出会いましたねv

【 ラジオフランス・モンペリエ音楽祭 】
*** ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン ***
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
ロマンス第1番ト長調Op.40
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
ヴァイオリン協奏曲ハ長調WoO.5
ピアノ、フルートとファゴットと管弦楽のためのロマンス・カンタービレ ホ短調
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ハ長調Op.56

ジャン・ワン (チェロ)
オーギュスタン・デュメイ (ヴァイオリン)
ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団
ジャン=ベルナール・ポンピエ(ピアノ、指揮)


この他にも、最後の方でジャン・ワンさんがソロ演奏されていました(題名が聞き取れませんでした)。そして、オケで短い曲を2曲。曲の前のトーク部分で、「オーギュスタン・デュメイ、オーギュスタン・デュメイ」と何度も言っていたので、もしかしたら指揮をされているのかな、と思いました。詳しくは分かりません。

1日でこんなに盛りだくさんな演奏を聴けてしまう音楽祭。すごいですね。フランス、行けるものなら行きたかったです… 来日時も、これ位のボリューム感ある演奏を聴けたらいいのになと思います。ワンさんとのトリプルコンチェルトとか聴いてみたいです。

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■ 7月27日(木) 続・海外ネットラジオ

会社の議事録を作るのも仕事の1つなのですが、これが大の苦手な雪こぐまです(涙)
苦手、嫌い…としか言いようがありません。他の方に代わっていただきたいのが本音です。本日、約1週間延ばしてやっと先日のものが作成できました。本当はこんなに時間掛けてはいけないのですが(苦笑い)

さて。そんな中でも、明日のデュメイのネットラジオ放送に向けて、タイマー録音のテストを毎日しておりました。

これがなかなか上手くいかなくて(疲れ)

本日初めて成功したのですが、どこを直したから成功したのかが分かりません。ので、明日の放送がきちんと録れるのかが未だに確信持てません。どうなるのでしょうね…自分でも、今からドキドキします(笑い)きちんと、録れますように!

ミシェル・ベロフ先生のスーパーピアノレッスンは先日の火曜日で終わりました。
最後にとても良いメッセージを視聴者の皆に伝えてくれました(詳しくは後日きちんと確認します)。ピアノに限らず、全ての楽器に置き換えられるメッセージでした。良かったら、日曜日の朝の再放送を御覧下さい。
3回しか見ずに終わってしまうなんて残念ですが、来週からの先生も素敵なレッスンをしていただけそうなので、こちらも楽しみです♪>もちろん私はピアノは弾けませんので、雰囲気を楽しむだけです。

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■ 7月23日(日) 海外ネットラジオ

色々やるべきことはあったのですが、無駄な夜を過ごしてしまった雪こぐまです。
検索をしていたら脇道にそれてしまい、『海外ネットラジオとは?』に没頭してしまいました(爆)>そして、もう寝ます…

ネットラジオは侮れません!すごい!
先程も調べながら、バイエルン放送交響楽団 指揮:マリス・ヤンソンスでチャイコフスキー交響曲第4番を聴くことが出来ました。上手く使えば、コンサートの予習用の曲集めもこれで済んでしまうかもしれません。(上手くいけばですが。)

デュメイが7月20日にラジオフランスの音楽祭で演奏した…ということは何となくネットで分かっていたのですが、この演奏も今月末にラジオで放送されるのです!
すごいですよね。嬉しいですね。

あとは、このラジオ放送をどうやってタイマー録音するかという方法を身につければ完璧です(その時間、家にいないので)。楽しみです♪上手く録れるといいなぁ…
音楽ファイルを扱うと、どんどんパソコンが重くなります(汗)

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■ 7月22日(土) 久しぶりの鎌倉@只今、お腹が一杯な私

さっぱりと毛を短くしたチョビにはついちょっかいを出したくなって、いつもより遊ぶ時間が増えてしまっている雪こぐまです(笑い)
でも、早くいつものチョビに戻って欲しいとも思います。

本日は鎌倉へ行ってきました!
私にとっては、久しぶりの鎌倉でした。たぶん、社会人になってから初めてかも。(行ったとしても叔母の入院していた病院へ、なので鶴岡八幡宮しか行っていないはずです。)
鶴岡八幡宮も、駅前のお店も、私の記憶とは少しずつ違っておりました。時は流れるのですね。そして、小学校の時の記憶って断片的ではありますが、覚えているものですね!
色々周り、食べ歩き…「よくここまで歩けたな、自分」という位歩いたと思います(笑い)

中でも初めて行った、友人お薦めの『報国寺』。
入口に植木屋さんがいたのですが、入口からとても綺麗に庭木を手入れされていて、私は大変気に入りました。鎌倉にこんな素敵なところがあったんだ…と。
素敵なお庭と言うと、京都の詩仙堂がぱっと頭に浮かんできます(京都にはもっと素敵な庭はあるのでしょうが、あまり周っていないので私の中ではここです。すごく好き、とも違うのですが…)。手入れの行き届いた植木と枯山水のバランスが心を落ち着かせてくれます。

報国寺は竹です! 手入れの行き届いた竹林を歩いたことが無かったので、素直に感動しました。緑・緑した世界っていいですね。リラクゼーション効果は抜群です!
ちょっとした空間に、これだけ素敵な世界を創ることが出来るなんて、いつどなたがこの庭を作ったのかは分かりませんが、すごいと思いました(昔は孟宗竹が茫々に生えていたのでしょうね!)。 かぐや姫は、きっとこういう竹林の中から生まれたのだと思います。

―― つい、私の父だったらどのように手入れするのだろう…と考えてしまうのは、親バカならぬ子バカなのかもしれません(笑い)良い庭を見ると、思わずにはいられないですね。

また、写真は撮っていませんが、豊島屋さんの『鳩三郎』という鳩サブレのキーホルダーに出会えたのも私としては大きな収穫です♪
これは会社の机の鍵に付けたいと思っています。

楽しい1日をどうもありがとうございました。

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■ 7月15日(土) さっぱりチョビと、頭の痛い私。

さっぱりしました! 写真ではよく分からないと思うのですが、本日チョビが昨年同様、ばっさりと毛を切ってきました!

家族としては、昨年のように短く切って欲しくなかったのです。夏が終わって元の状態に戻るまでに数ヶ月かかりましたし、やはりこれはシェルティーじゃないな、と。
なので、動物病院の先生がチョビを迎えに来たときに、はっきりと伝えようと決めていました。

ところが――

先生: 今日はどうでしょう。昨年位の長さで、ばっさり切りますか?

母  : それは…(と、なかなかはっきりと言えない母)

先生:じゃあ、丸坊主にしますか?

母  : いえ、去年と同じでお願いします(即答)

横で聞いていた私は、思わず ずるっとなりました(汗)丸坊主になんかするかーっ!!!

でも、帰ってきたチョビはとても元気になっていたので(今までは散歩もダラダラしていましたし、夏バテ気味でした)、本人としてはこれで良かったのかな、と。

そんなチョビが帰ってきた後は、マトリョミン教室です。
本日は、5月の連休時の宿題『1曲練習して、皆の前で弾く』。
私の番でした…(暗)

そもそも、何で人はこうまで緊張をするのか――
そこから考えていかないと、今日の事は語れないような。急にスイッチが入ってしまい、指が…指が全く動きませんでした(爆)自分でも、何でここまで緊張しなくちゃいけないのかな、と思うくらいに緊張しました。
>その反動で、現在頭がガンガンしています。

この1週間、会社でも色々怒られたりして落ち込んだこともありましたが、それをまとめた以上に、今日は落ち込みました。このスイッチ、何とかなりませんかね…(ため息)

しかし、先生の演奏はとても素敵です。音が全然違うのですよね。どう練習していけば、あのような澄み切った、そして色っぽく、そして優しい音色になるのかなと思いました。(聴き惚れてしまったので、新曲の弾き方のチェックをし忘れてしまいましたが、汗)

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■ 7月12日(水) デュメイのモーツァルト♪

今日は、10月12日(木)大阪いずみホールでのコンサートのチケット発売日でしたv
デュメイのモーツァルトvn協奏曲。3番か5番(もしかしたら両方?)で弾き振りです!!!
行けるかは分かりませんが、関西フィルさんにお昼休みに電話しました。

関西フィルさん…なかなか電話に出てくれません(汗)
>会社では3コール以内で取るのが基本ですがね(笑い)
そしてやっとのことで、事務のおじさんと思われる方が出てくれました。

―― どの席がいいですか?

「ええ。デュメイさんがよく見える席がいいので、前のほうがいいです。」

―― ……。

しばらく沈黙。(関フィル目当てじゃないのかよ!と思われたのではないかと、笑い)

結局、最前列の中央よりちょっと左側にしました。中央にしてしまうと、デュメイさんが指揮をした時に顔が全く見えないかなと思ったので(笑い)

―― よろしければ、この公演をどこで知ったか教えてくれますか?

「梶本のホームページです」

―― ああ。で、デュメイさんで調べたのね。

「はい♪」

何事もなく無事に行けるといいなと思います。デュメイのモーツァルトは、CD聴いていても、「素敵な演奏をありがとう〜!!!」と言いたくなるときがある位、大好きなのです。
今秋は3〜4公演行けそうなので、追っかけてきます。

一体、生だとどのような音色なのか、とても興味があります。楽しみです。
いえ、正直言ってしまうと、音色よりも(!)デュメイさんご自身にvvv

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■ 7月9日(日) スーパーピアノレッスン

今朝、やっと見ることが出来たNHK教育「スーパーピアノレッスン」。
す、すごかったです…!!! 私に新たな視界を広げてくれた番組となりました。

―― ベロフって、あのミシェル・ベロフさん?!
と以前、新聞の番組表を見て思っていたのですが、やはりそうでした。

この方はフランスのピアニストで、オーギュスタン・デュメイさんとブラームスのvnソナタ全集を録音されています。さらに、こちらもデュメイと一緒に録音する機会の多いジャン・フィリップ・コラールさんとも、ブラームスのハンガリアン舞曲集やドヴォルザークの16のスラヴ舞曲集を録音されています。なので、私にとってはとても好印象のピアニストでした。

これはパリ郊外のシャトー・ドゥ・メゾンという素敵な建物で、パリに留学している学生さんにベロフ先生がフランス音楽をゴージャスに教えちゃう!という番組。
ベロフ先生は若い頃はとてもハンサムな方で、全盛期の頃にヨット・レースで右腕・右手を負傷して一時演奏を中断されていました。その後、指揮をしたり、左手だけで演奏されたりして見事に復活。現在に至るようです。
こんな方にピアノ教わりたい…と思えるような、素敵な空間(爆)。生徒さんも上世さんに少し似ているハンサムな方でしたので(そして生徒とは思えない程ピアノが上手!>と思いました)、そういう意味では最初から最後まで楽しめました。

ピアノが分からない私にも、演奏面以外の点で色々と学べてしまう内容の濃いものでした。ピアノってこういう気持ちで弾くものなんだ…とか。今まで音符が並んでいるだけにしか聴こえなかった演奏も、イメージを膨らませることが出来るようになった気がしました。

指揮者の経験をしたからこその言葉だと思うのですが、『演奏中は指揮者になりなさい。自分自身が曲を把握しないと、聴いている人はもっと分からなくなるでしょ。』みたいなアドバイスがありました。なるほどなぁ…と思いました。

曲はドビュッシーの前奏曲集 第2巻より「花火」。
初めて聴いた曲ですが、花火が激しく、またはしっとりと儚げに打ち上げられて夜空に広がる風景が目に浮かんでくるようでした。
ドビュッシーの音楽は好きですが、vnソナタなど意味が今一分からない曲も多いです(笑い)そのドビュッシーの世界の楽しみ方を(ドビュッシー特有のリズムの組み方など)少し教えていただいたような気がします。

曲の最後には「ラ・マルセイエーズ(フランスの国歌)」のフレーズが入るらしいのですが、『ドビュッシーは愛国心というものをあまり持っていない人でした。この部分は遠くから元気にラ・マルセイエーズが聴こえてくる感じで、客観的に弾いてください。』のようなことを言われていたと思います(記憶が定かではないのですが)。作曲された時の時代背景や、作曲者自身について色々と知った上で弾くのと弾かないのとでは、大きな違いがあるのですね。
そう考えると、フランス人がフランスの作曲家の曲を弾くのはぴったりなんだな、と思いました。デュメイも何度もドビュッシーを録音する訳です(笑い)デュメイ&コラールのフォーレが何であんなに素晴らしいのかも納得です。
…ならば日本人にはぜひ日本の曲を、でしょうか。

番組の最後は、ベロフ先生の演奏を聴くことが出来ました♪
こんなことなら、ビデオ撮っておけばよかったです… 来週は録りたいと思います。
同じレッスンでも、ラ・フォル・ジュルネ〜で聴いたヴィオラ・ダ・ガンバのレッスンとは内容の濃さが違いました。

今、手元にベロフ先生のドビュッシー録音集(?20代前半の頃の録音)があります。やっぱり、すごいです。メリハリがすごく効いていて、ドビュッシーなのに眠くなりません!
>比べては失礼ですが、小川典子さんのドビュッシーは少し眠くなる私です…こちらも素敵なのですが。
右手の事故から復帰した最初の録音として、やはりドビュッシーを選ばれたそうで、そちらのアルバムのいずれ聴いてみようと思います。きっとベロフ先生ご自身、事故をきっかけに音楽の捉え方が変ったのでは、と思うので。

…この番組を見てからは、ベロフ「先生」と呼ばずにはいられません(笑い)

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■ 7月8日(土) 7月のロシア料理教室

本日のロシア料理教室は、ターニャ先生が映画の撮影のために北海道へ行かなくてはいけなくなったため(行定監督の『遠くの空に消えた』のようです)、いつもよりも2時間早く始まりました。

料理の前にミニロシア語講座。今日は皆の名前をロシア文字で書いてみました。
NHKロシア語会話のおかげでアルファベットは少し分かりますが、でも「そう書くのか!」と思うことが多々あって勉強になりました。
例えば『宮下さん』。『Миящитаさん』となるのですね!
『純子さん』は『Джюнкоさん』です。難しい…

そして料理です。今日のメニューは「チキンくるみソース(Сациви)」と「マトリョーシカ」というザクースカ(前菜)でした。そして、先生お手製のピクルスとライス、ワインを添えて…

サツィヴィとマトリョーシカ

写真だとよく分かりませんが、手前がザクースカ。卵の黄身を繰り抜いて、アボガド・トマト・ディル・黄身…などをマヨネーズで和えたものを乗せています。ディルの味が効いていますので、ロシアだなぁという味がしました。

奥がチキンくるみソース。これは、ロシアでは男性が作る簡単料理なのだそうです。
このソースは、くるみ・玉ねぎ・マッシュルーム・赤唐辛子を胡椒、コリアンダ、シナモンパウダー、ターメリックで味付けしています(チキンスープも加えています)。
美味しいのですが、それをどう表現していいのか分からない、不思議な味がしました。ターメリックが入っているのでカレーっぽくもあります。でもくるみの甘さも活きています。これは基準の味が分からないと思いますので(笑い)、レシピを読んだだけでは作ることが出来ない料理ですね。

来月はギリシャ料理のムサカだそうです。こちらも楽しみ♪
ロシア語というのは本来はギリシャ語で、それがウクライナに渡り、ロシアに渡ったというお話も聞きました。なので、ロシア人がギリシャ語を勉強するのは比較的楽なのだそうです。

今日は先日アンナさんにいただいたお手製のエプロン付けて頑張ってきました!
>写真をアップしなくては、と思いつつ今日に至っておりますが。
ありがとうございました。私にぴったりのエプロンでした。

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■ 7月6日(木) デュメイのコンチェルト!

今日は本当だったら五嶋龍くんのコンサート…のはずだったのですが、仕事面がとても重要な時期でしたので、考えた末、仕事を選んだ雪こぐまです。
>たまには真面目モードになる時もあるのです!

でもこの状態を10月に置き換えると、丁度デュメイのコンサートがまたぶつかるのですよね…先手を打って休みをもらわねば大変なことになりそう(汗)

そんな事も考えながら、今日のコンサートはどうだったかなぁと思いながら、室内履きのまま電車に乗りながら(履き替えるの忘れました!)家に帰ると、先日頼んでいたデュメイのCDがフランスから届いていました!何て素敵なタイミングなのでしょう!!!
>私としては、アンソニーさんのアルバムの方が早く届くと思っていたのですが(爆)

残りの蕾も開いて欲しいです♪ philippe hersant さんのアルバム。
デュメイが演奏しているのは1曲目のヴァイオリン協奏曲だけですが、約23分ありますv

聴いてみましたが、何かデュメイじゃない感じ…。本当にデュメイが演奏しているのかなぁと思いました。これはデュメイのために作った曲ということなのですが、私は同調できないです…。デュメイのバイオリンの音色が最大限に活かされていない気がするからです。
(決して曲が悪いということではなくて。ぴったりとしたイメージではない、ということです。)
でもこういう現代音楽を聴いてみると、デュメイのプロコフィエフやショスタコのコンチェルトも怖いもの見たさ(?)で聴いてみたくなります(笑い)意外と合ったりして。

秋は用事とコンサートがぶつかることが多くなる気配がして、どちらを選ぶかで悩まなくてはいけなくなりそうです。川畠さんのソナタシリーズの夜はマト教室があるみたいですし(汗)

長い間楽しませていただいた、上の写真の可愛いサボテンの花も、ついに終わってしまいました。残りの蕾も頑張ってほしいですし、脇にはチビサボテンが出てきているので、少し大きくなったら株分け出来るかな…?!と、今後も眼が離せません(笑い)

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■ 7月1日(土) マトリョミンアンサンブル・発表会>今日は長いです!

発表会なんて何年ぶり(十何年ぶり?)…そして、人生において何回目なのでしょう。
本日、早稲田奉仕園内スコットホールにて、マトリョミン演奏発表会がありました!

会場となったスコットホール お昼からカラオケボックスに集まり色々な準備&練習をしていたのですが、きっとお店の人には怪しい団体と思われたはずです(笑い) 歌も歌わずに…
>覗かれていたらしいです。

そして夕方に会場となるスコットホールに到着。写真では見ていましたが、想像以上に素敵な教会でしたv

夕方は結婚式が入っていまして、私たちは控え室にて1度練習+音量調節。
お手洗いから聴こえてきたシューベルトのアヴェ・マリアの合唱は素敵でしたv
1曲目の『小さなグミの木(ロシア民謡)』を弾いている時、耳に皆の音色がものすごく響いてきて泣きそうになりました(爆)>響いて聴こえる=ハモっている…ではないのが落とし穴です!
広い場所での演奏時にはアンプを使うのですが、アンプを使っての11人での演奏は今回が初めてだったのです(普段教室ではアンプは使いません)。体験講座では、7〜8人でいつも弾いていました。なので、これだけの音量を体感したのも初めてでしたし、1月のアンサンブル教室で初めて皆で音を合わせた時のこととかを思い出しました。
教室は全部で13人。今回参加は11人。ほぼ集まっているのです。そしてこの11人は7月からの来期も継続するので、また一緒に演奏することが出来ます。

ホールの利用時間との関係で控え室での練習後がものすごく過密なスケジュールでして、準備がなかなか終わりませんでした(苦笑い)教会での練習は無し(音量調節のみ)。それでも終わらない…そして、人が次々と来てくださって…!!!

何人集まっていただけるのかなぁ…というのは時々話題になったのですが、私たちはプロではないし、しかも演奏会というより発表会ですので(聴かせる演奏ではなく、聴いていただく演奏ですので、苦笑い)、「100人集まればすごいね」と想像していました。

でも実際は、配ったプログラムの枚数から計算しますと160人強!びっくりしました。
一同、感謝感激である意味放心状態… 暑い中、本当にありがとうございましたと1人1人にお伝えしたいです。

ものすごく緊張しやすい私なので今回もやはり緊張したのですが、11人ともなりますと緊張感が違います。精神的な面で周りに助けられたような気がします。でもさすがに笑顔で演奏、とまではいかず、自分の音の確認に夢中になってました。
ここまで多くの人数で近づいて演奏すると、マトリョミン同士が共鳴しあっていつもと違う音が出てしまうのです(汗)音域の幅も違ってきますし。私は全く気が付きませんでしたが、途中で演奏不可能になった方もいたようです。

自分自身はとても気持ちが良く演奏出来ました。マト自身も歌っていました♪
>アンサンブルっていいなぁと再確認。
ですが、実際の所は分かりません(苦笑い) 3ヶ月前、1クール最後の時に皆で記念に録音したことがあるのですが、その時もとても気持ちよく演奏できたのですが、出来た録音CDは酷いものでした(涙)その事が忘れられないのです。あれは良い勉強になりました。

プログラムにアンケートを挟んでお配りしたのですが、その回収率もとても良くてこれまたびっくり! いつも川畠さんのアンケートに何も書かない私は反省しました…(汗)
マトリョミンのオーナーさんも多くいらしていたようで、「これなら私も演奏出来そう!」と思っていただけたらいいなと思いました。その時はぜひ一緒に、と。

私の母も来てくれたのですが(日頃の私の怪しげな行動を確認する意味もあるのだと思いますが)、家に帰ると「ほら…1曲、上と下に分かれて演奏していたのがあったでしょう?!」と私に言ってきました。

母さん、4曲全部 上下に分かれていたのですが…(涙)

1番は一緒に、2番は分かれて一応演奏していました。
母曰く、1つにまとまって聴こえていたそうです。失敗じゃない!!!

そして、「あなたのマトリョミンだけ色が違ったのね。今まで気が付かなかったわ。」と。

母さん、これはいつも見せているものとは違うマトリョミンです!

今回、どうしてもアナスタシアが治らなかったのでブラックのリーザを使いました。
この2体目のブラックの存在を私の母は知らなくて(荷物が着いたときに母はいなかったので)、言っても「無駄遣いして!」と怒られる事は分かっていたので内緒にしていました。

今回のこの事態をどうしようかな…と思っていたのですが、どうせなら「あら、いつものと違うマトリョミンを持っているわ?!」と、当日驚かせちゃえ!とやはり当日まで黙っていました。ですが、この違いを気づいてもらえませんでした(涙)いつもは黄色い頭でしょう!と言いたかったです。
その後2体持っていることを説明し、予想通りに怒られました(笑い)
さらに白も欲しいと言ったところ、色々言われましたね… その場はマトリョミンを『こけし』と言い続ける父に間に入ってもらいましたが。(時機に迎い入れるからね〜♪ふふふ。)
でも、聴きに来てくれた母には感謝しています。嬉しかったです。

マツヤさんのマトチョコ 「後半の皆でやったのがいいよ! 今度は全部皆で弾きなさい!」という声も嬉しいことに何人かの方にいただいたのですが、本当は自分たちもそうしたい所なのですが、レパートリーが今の所4曲しかないので…(ははは)
6ヶ月で4曲。多いのか少ないのかは分かりませんが、追々増やしていきたいです。

左の写真は「マトチョコ」というものです。
新潟にあるマツヤさんが作っているロシアチョコ(実際のロシアのチョコはもっと安っぽい味がするそうです、笑い)を今回使う用事がありまして、一緒に注文してもらいました。箱が可愛い! そして美味しい! と気に入りましたので、ぜひ何かの時に利用させていただきたいなと思いました。

…これでマト関係は一段落。無事に終わることが出来て良かったです。

追記:
今回とても驚いたのがお客様の真剣に耳を傾ける態度です。私は受付のため途中からホールへ入ったのですが、皆様動くことなく演奏に集中していらっしゃいました。
教会という雰囲気がそうさせたのかは分かりませんが、普段行くコンサートと全然違いました。このようなマイナーな発表会は気持ちのある方だけが集まるもので、プロが演奏するメジャーなコンサートは興味がある方だけでなく、名前目当てとか色々な方が集まるのだなぁと変な法則に気が付きました。
終了後、皆様が笑顔でホールを出てきてくださったので、とっても嬉しかったです!!!

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