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■ 2005年1月の日記 ■

… とにかく、川畠成道さんの魅力にやられっぱなしの年明けに(笑)! おかげで日記もほとんど書かず …

■ 1月25日(火)  私としたことが!!! …大ショックの巻

最近、色々なこと(と言うか、主に一つのことですね、笑)に気をとられてしまい、HP更新準備がストップしていました(汗)
これではいけない! と気を引き締めて、今日はサクサクとHTMLを打ち込んでいました。

―― ところが、です。

先程、「ドミートリイ」を「ドミートリー」なのか「ドミイトリイ」なのか迷ってしまいました!

もう、ごめん、ミーチャ…私が悪かった… という気持ちです。
色々な訳し方があっても、ドミートリーは無いです。ひどすぎ。こんなのありえません。
私としたことが!大反省。(…そんなの、どうでもいいじゃない、と思う方もいるでしょうが、私にとっては大問題ですよ。頭が真っ白になりました。)

現在通勤中に読んでいるカラマーゾフですが、私はもしかしたらフョードルに似ているのかも…と今回読んでいて思い始めました。好色、ではなくて「道化」という部分が。これやったらまずいよなぁ…とか思いながらも、そういう自分を止めることが出来なくて深みにはまる、ということがよくあります。そこら辺の心理の動きが良く書かれていますよね。
私=(フョードル+ミーチャ)÷2 >というのも、嫌ですね。

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■ 1月24日(月)  中央線のルー・ダイアモンド・フィリップス

毎日同じ時間の電車で通勤をしていると、(自分の中では)顔見知りになっている人っていませんか? 私も行き帰りで数人の顔見知りがいます。
今日はその中の一人と、今年初めてお会いしたので(もちろん、相手は私のことなんて気づいていませんよ!)紹介したいと思います(笑) 私は勝手に彼のことを中央線のルー・ダイアモンド・フィリップス(普段はルーと呼び捨て)と心の中で呼んでいます。

ルーとは帰りに駅のホームでよく会います。
とにかく顔がルー・ダイアモンド・フィリップス(私はヤング・ガン、戦火の勇気が印象深い役者さんですね。最近では24でもお見かけしました。)にそっくり! で、後ろで髪を束ねています。

ルーの特徴は、2つありまして。
1.なぜか、一年中マスクをしている。
2.決まって手を後ろに組み休めの姿勢で、駅長室の前で電車を待っている。


その前を私が通り過ぎるのです。

昨年末からは、駅前の信号あたりで会うようになりました。
私が信号を待っていると、後ろからルーがすごい勢いで走ってきて、駅の改札まで行ってしまいます(駅の階段も一段抜かしで上っていきます)。
決まった時間の電車に乗りたいのかなぁ…と思っていたのですが、そういう訳でもなく。
駅のホームに着くと、とたんにゆっくり歩くのです(駅長室の前まで)。

そこで私も追いつくのですが、駅前の信号で一度抜かされたのに、ホームで抜き返すのもなんとなく気まずくて(とはいっても、ルーは私のことは知らないでしょうけれど)、ルーののろのろ歩きに駅長室前まで付き合わなければならないのです!
その途中で電車が来ることもあって、私は丁度良い位置から乗ることが出来ません。ルーはいつもきちんと駅長室前から乗れるのですよ!

まったく、我がままルーだよなぁ…とか心の中で思ったりしてます。
駅前の信号で走る理由を一度聞いてみたいです。

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■ 1月23日(日)  久しぶりの焼肉屋…そして兄貴、おめでとう!

今日は、久しぶりに(前回いつ行ったかを忘れてしまう位)焼肉を食べに行ってきました!

というのも、私の兄貴が「1級土木施工管理技術検定」というものにやっと受かったということで、そのお祝いだったのです。
この資格がどの様なものかとか難しいのかとか私には分かりませんが、やっぱり仕事上、無いよりはあった方が絶対にいい!というものらしいです。やっと…と書きましたが、そうなのです、すでに3年くらい受け続けていたのです。よかったね。

で、久しぶりに家族が集合…弟を呼ばなくちゃ、と昨晩話していたところなのですが、今朝(しかも朝5:30頃!)いきなりウチに帰ってきたのです(笑、別の用事で)もちろん、まだ連絡していませんでしたよ。
弟の焼肉レーダー、恐るべし!>本能でしょうか… 前にもこんなことがあった様な。

それにしても、焼肉は美味しいですね〜
昔は嫌いだったタン塩が美味しく感じるようになったのですから、私も味覚が少し変ったのかしら。お腹一杯食べてきましたよ。(行く前は気分が悪かったのに!行ったとたんに治りました、笑)

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■ 1月18日(火)  New Year チャリティー・コンサート with 東京フィルハーモニー

本日、コンサートに行ってきました。
「シュトラウスとチャイコフスキーの夕べ」

ゲスト:川畠成道 >ここが重要!(笑)

昼間は仕事が手に付かないのではないかと心配しましたが、興奮のあまり血液の循環が良くなったのか、パワー全開!いつもの倍は働いた気がしました(笑)気がしただけですけど。

座席が自分が想像していた以上に良い場所で!友人とびっくりしました。
私たちのために演奏をしてくれているのかと勘違いしそうな位良く見える中央の場所で。

川畠さんにとっても日本での演奏は今年は初めてだそうで、新年初演奏に聴き惚れてきました。川畠さんのヴァイオリン協奏曲(チャイコフスキー)は、他の人に比べて速めだなぁというのが一番の感想です。間の取り方、強弱のつけ方、全てにおいて「川畠さんの演奏らしさ」が感じられて、新しい一面を見てきた気がします。東京フィルの方たちが川畠さんについていけるのかドキドキしてしまった位です。

髪を短くされた川畠さんは、11月の演奏を聴いた時よりも少し若く見えました。(どちらも素敵ですね、笑)演奏後のサイン会で、少しも疲れを見せずに(演奏を聴いていた私たちよりも元気に見える位!)快くサインをして下さる姿にも感動しますよね。今日は一段とお元気そうに感じました。これも髪型のせいなのでしょうか?>たぶん、違うと思います。

好きだったチャイコフスキーの協奏曲が、一段と好きになりました。
もちろん、他の演奏も良かったです。

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■ 1月15日(土)  3色ボールペン活用術

今日は日本テレビ「世界一受けたい授業」を偶然見まして。
斎藤孝さん3色ボールペンで脳を整理しよう、という授業をしていました。書店では「三色ボールペン情報活用術」という本を以前見かけたことがあるのですが、詳しくは知りませんでした。

簡単に説明しますと、本などを読むときに3色ボールペンを使い、

赤…すごく大事(最重要)→客観
青…まぁ、大事
緑…面白い→主観

というように、線を引いたり言葉を囲ったりしながら読んでいくと脳が整理されるということなのですね。逆に、黒で線を引くということは思考を停止して良くないらしいのです。
ボールペンの色を切り替える時に出る「カチ、カチ」というは、自分の頭の中で主観と客観を切り替えるきっかけになるそうで大事だということです。

すごくタイムリーな内容だったので、早速私は米川版カラ兄弟(読み始めました!)で試してみようかなと考えています。今更ですけれど、カラ兄弟はいいですねv

ついでに斎藤孝さんというと、どこかで聞いたことがあるなぁと思っていたら、やっぱり!
「過剰な人」を書いた人だったのですね。前から読んでみたいのですが、買って読んでいない本が色々部屋にたまっているので我慢しているところなのです。

※ 今日は、テレビでやっていた通りに3色に分けて日記を書いてみました(笑)

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■ 1月10日(月)  2005年最初の1冊目

昨日、ジョルジュ・サンド著「スピリディオン」を読み終わりました。

素晴らしい!

の一言に尽きます。読み終わったあとの満足感。喉につかえていた骨が取れてスッキリしたような気持ちになりました。
この本によって私のカラ兄弟の視点が少し変ったと思います。読んでよかった!

日記だと中途半端に長い感想になると思うので(上手く説明できませんし)、後日別ページに書きたいと思います。たぶん、これが今年最初の更新になるのかも…
次は予定通りに、米川訳カラ兄弟をきちんと最後まで読みたいと思います(笑)

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■ 1月9日(日)  源氏絵 ―華やかなる王朝の世界―

今日は出光美術館の源氏絵展に行ってきました。
源氏絵というのは私の大学時代の専門分野だったりするのですよね…(笑)

今回は六曲一双(六つに折れ曲がった屏風が一組になっている)の屏風が中心でした。
当時屏風を所有していた人って、お城を持っているような位の高い人なはずですよね(今回は室町〜江戸時代の作品でしたから、将軍とか)。農民ではないと思います。で、どこに飾ったかというと、きっとお客様を招待する時に使う大広間なのではないかなぁと思うのです。

そこで、いつも私は展示されている屏風から少し離れてみて、何十畳もの大広間にこの一双の屏風を左右に飾った場面を想像してみます。
敷き替えたばかりの青い畳が広がる大広間に(もちろん、畳の香りもしますよ)金箔の貼りめぐらされた立派な屏風を飾る。…すごく素敵ではありませんか?
それとも、寝室に飾るのだとしたら…今のポスターのような感覚なのでしょうかね。持主の大好きな「源氏物語」の世界に思う存分浸れそうな気がします(笑)

この展覧会で一番印象深かった作品は、俵屋宗達の源氏物語図屏風残闕・葵(屏風に描かれていた葵の部分だけが切り取られて残っているもの)です。
何がすごいって俵屋宗達の作風ではなく、描かれ続けてきたその構図…こちらをどうぞ。

紫の上が碁盤の上に乗って源氏に髪の毛を切ってもらっているのですが。

神聖な碁盤の上に乗るんじゃない! と怒りたくなりました(笑)>碁盤は踏み台か! まったく。

大学時代にはこの部分は全く気にもしなかったのですけれど。
色々細かく見ていくと面白いのです。「絵合」などは作品によってはその絵の中にたくさんの巻物に描かれている絵を見ることもできますし(水墨画とか)、ちょっと得した気分になれます。個人的には今は「紅葉賀」のような華やかなものが好きですね。

私と同じペースで50歳代位のご夫婦が回られていたのですが、光源氏が紫の上を引き取るという「若紫」の解説を読んだあとに、

「その時、光源氏18歳ですって…! まぁ!」

と絶句されていました。若すぎる…ということなのでしょうか、それとも若いっていいなぁ…と思われたのでしょうか(笑)でも若いといえば、シェイクスピアのロミオとジュリエットなんて確か16歳と13歳だったとかこの前「クイズ$ミリオネア」でやっていましたし(いつかはシェイクスピアも読みたいです)、こっちの方がびっくりです。

久しぶりに日本美術に触れましたが、とても良い気分でした。

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■ 1月8日(土)  前から計画しているHP改装について

お正月から本格的に、時間を見つけてはHPの改装準備に入っています。

新しいページは今のより、2倍は良くなっているよ! うん、いけるよ。

と自分を騙し騙し、自画自賛していかなければとてもやっていけない作業ですよ(笑)
頭痛い… もう、頭痛いです。
パソコンに向かいすぎると頭が割れそうになります。
今の文章をそっくりそのまま新しいページに移す作業は心のダメージ大きいです。
自分の昔打った文章って、2度は読みたくないものですね…抹殺しようか迷う所です。
予定としては、3月位には完成させたいと思っています。

話は変りまして、3月にスーパー歌舞伎がやるのですね!

右近さん、段治郎さんのダブルキャストで「ヤマトタケル」ですか…

猿之助さんの具合が良くないようなので、しばらくスーパー歌舞伎はやらないと思っていました。私はスーパー歌舞伎は三国志3部作しか観たことがありませんので、ヤマトタケルは知らないのです。ぜひ今回も行きたいなぁ… 行ける?>と、私の財布に声を掛けてみたり(笑)

私のお目当ては、笑也さんを始めとして、春猿さん、笑三郎さん…と主に女形中心です。
皆さん、すごく綺麗なんですよね〜v

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■ 1月1日(土)  あけまして おめでとう ございます

暖かな日差しの中で、新年を迎えることが出来ました。

紅白のマツケン、良かったです。

「生き方上手」の日野原重明さんのポカン…とした顔に大笑い。きっと何事か、と思ったのでしょうね。真島茂樹さんは相変わらず一人で踊りが上手だし!>目立ってましたね〜

葉加瀬太郎さんのヴァイオリンを弾いているお姿を見て、

ああ、やっぱり私は川畠さんの弾いている姿の方が好きだなぁ…

と再確認できたのも良かったです(笑)>最後の最後で煩悩だらけだ! きっと108つ以上ある。
葉加瀬さんも、もちろん素敵でしたが、それ以上に…ということです、はい。
歌ってる中島美嘉さんは視界に入っていませんでした。

そんな私の年越しは、川畠成道さんの「バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータNO.2 ニ短調 BWV 1004」を聞きながら過ごしました。2005年は絶対これを聞いて迎える! と決めていたのです(笑)おかげで良い年になりそうな予感…?!

今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

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本嫌いさんの読書感想文〜カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
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